以前の記事は読んでいただけたでしょうか?
世界青年の船シリーズ第4弾最後は、一か月間生活した船「にっぽん丸」について紹介します。
8階建てでスポーツデッキやプール、茶室、バーカウンターなど様々な施設がある。
客室は1階から6階までで、スイートルーム、デラックスルーム、ステートルームの3ランクがある。
(※世界青年の船事業では2階と3階のステートルームに宿泊しています。)
※世界青年の船は旅行ではなく、学びの場であるため、一部施設は使えません。また、食事や施設のレイアウトなど、普段使用ではないものもあります。
目次
主な施設
参加青年が活動場所としてよく使っていた施設を紹介します。
- キャビン
日本人1人もしくは2人、外国人2人もしくは1人のキャビンメイトが集まり3人1部屋で過ごします。荷物は基本的にベッドの下、洋服はクローゼットに収納します。
写真では見れませんが、ポット、コップ、冷蔵庫、電話、テレビも備え付けられています。
テレビに関して、見れる番組はNHKのみです。また、ドルフィンホールを使用している際は、その様子も中継で見ることができます。
- メインダイニング「瑞穂」
3食このダイニングで頂きます。毎食ビュッフェスタイルで、ランチにはアイスクリームが出ることも!また、ハラールやベジタリアンなどにも考慮したメニューも取り揃えています。さらに、ナショナルプレゼンテーション日の夕食にはそれぞれの国の料理を楽しめます。
※普段のクルーズでは、このダイニング以外でも食事が楽しめます。
- グランドバス
各キャビンにシャワーはついていますが、日本人ならやはり湯船につかりたい、、、!
更にサウナもついています。1日の疲れた体を癒す最高の場所です。
何人かの外国参加青年もお風呂に挑戦していました。しかし、抵抗のある人ももちろんいます。彼らのために船上研修中、2回は水着を着用して、お風呂を体験する日もありました。
- ドルフィンホール
毎朝の点呼、セミナー、ディスカッション、ナショナルプレゼンテーションなど、様々な活動に使われていた場所です。音響や照明も備わっています。
この事業の参加者は240人。それに加えて管理部の方々や各国ごとにリーダーがいるのですが、全員が入れる程大きなホールとなっています。
- ラウンジ「海」
ミーティングやディスカッション、フリータイムなどに集まっていたラウンジ。6階にあるので、波が激しいときは特に揺れを感じる場所です。隣にバーカウンターもあり、お酒を楽しむこともできます。
- マーメイドシアター
自分で持ってきたDVDを上映している人もいました。音響も映像も本格的です。
- デッキ
自由時間にはスポーツをしたり、景色を眺めたりできます。運動不足になりがちな船内で毎朝ランニングしている人もいました。私自身は、晴れている朝はサンライズを、夜は星空を毎日見ていました。波の音を聞きながら星空を見て、語り合う時間は最高でした。
他にも施設は沢山あります。気になる方はにっぽん丸のホームページをご覧いただくか、実際に船に乗って自分の目で見て下さいね!
船酔いについて
この事業に興味を持ったけど、船酔いが心配。という人もいますよね。航路によりますが、揺れが激しいときは何かに掴まっていないと歩けないくらいです。
酔い止めの薬を毎日飲んでいる人もいました。
ここで船酔い対策を少し紹介します!
・空腹を避ける
・十分な睡眠時間を設ける
・船の真ん中にいるようにする(特に先端は揺れやすい)
・乗り物酔いに効くツボを押す
※これらはあくまで一例です。効果のある対処法を自身で見つけてくださいね。
4回に分けて「世界青年の船」事業について紹介しましたが、イメージはついたでしょうか?これらの記事を読んでこの事業に少しでも興味を持った方がいれば嬉しいです。国際交流に興味のある人、学生の内に何かに挑戦してみたいという人にはオススメのプログラムです。
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