就活をするうえで一番大切とも言われる「自己分析」。
インターネットやセミナーなどで、自己分析のやり方について一度は目にしたことがあると思います。ただ、どれから手を付けていいか迷いますよね(笑)
今回は、実際に世間でよく聞く「自己分析」をやってみて、効率よく行うコツなどをまとめました。
目次
①「自分史」を作ってみる
自分が幼少期から今まで、どのような人生を歩んできたのか振り返る方法です。
得られること:自分がしてきた決断の共通点、自分が興味のあることがわかります。
→自分の意思決定の傾向や、ものごとを決めるときの基準を知ることができます。
方法:自分がこれまでやってきたことについて、幼少期から書いていきます。
様々なテーマに合わせてエピソードを出していくと思い出しやすいです。
関わった人・友達・先生、学業・部活・ゼミ、得意な科目・苦手な科目、趣味・遊び・アルバイト、記憶に残っているイベント・エピソード、影響を受けた人・出来事、大きな決断・ターニングポイント など
やるときのコツ: 自分の幼少期や小学生時代のことは、意外と思い出せないことが多いです。
スマホでいつでも書き足せるようメモを作っておいて、電車の中や歩いている時など、ふとしたときに思い出したものを加えていくことが効果的です。
また、自分の親に自分の昔について聞いてみると、自分が覚えていないエピソードも聞き出せることがあります。
②「モチベーション曲線」を書いてみる
自分の人生の中で、モチベーションがどのような時に上がったり下がったりするかを、グラフにまとめる方法です。
得られること:自分が今までどのような時にモチベーションが上がったのか。 また、下がったときにどのように上げたのかを知ることができまず。
→困難にぶつかったときにどのように乗り越えるか、自分の価値観などを知ることができます。
自分がどのような時にモチベーションが上がるのかわかり、仕事選びにも役に立ちます
例)集団で力を合わせた時にモチベーションが上がる →チームで働く仕事に就こう
方法:縦軸にモチベーションの高低、横軸に時間をおいたグラフを書きます
横軸に時間の区切りを入れ(例:大学1年|2年|3年)、 自分の大学時代全体や、自分が今まで頑張った活動の一連の流れを書いていきます。
グラフに具体的なエピソードや当時自分が感じた気持ちを書きこんでいきます。
やるときのコツ: 一度モチベーション曲線を書いた後も、「モチベーションが高いところの理由」や「モチベーションが下がった地点から上がった理由」について「なぜ」を何度も繰り返すことで、表面だけでは気が付かなかった自分について探していくことが効果的です。
③「性格診断のツール」を活用してみる
様々なサービスが無料で性格診断ができるツールを提供しています。
多くは、自分が当てはまるものを選んでいくと、自分の傾向がわかるというものです。
得られること:客観的なデータ分析によって性格を診断できるので、自分だと気づいていなかった性格に気付くことができます。
方法:性格診断を行うツールを通じて行います。
例)エムグラム 自身を構成する8つの性格を診断することができます。
キャリタスQUEST 少しの質問に答えることで自分のキャラクターがわかる、手軽なものです。
ストレングス・ファインダー 自分のTOP5の強みや才能を最大限に引き出す方法などを知ることができます。ただ、有料なので学生にはハードルが高いかもしれません。
他にもたくさんの性格診断ツールがあるので、是非探してみてください。
やるときのコツ:なるべく複数個利用すること。結構診断結果が重なることが多く、そこが自分の性格なのだとわかります。
あまり考えすぎず直感で回答することが、本当の結果を導くのに大切だそうです。
他にも日々の生活で少し意識をすることで、自己分析をすることができます。 例えば、友達やインターンで仲良くなった人に自分の第一印象を聞いてみるのもいいでしょう。
また、自分の性格というのは自分ばかりを見るのではなく、様々な人と話すことで見えてくることもあります。
就職に向けて、効率的に自己分析を行いましょう!
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<参考URL>
カンタン!自己分析に役立つ「自己史年表」の意味や作り方