Masato Nakamura
好きをシゴトに!

【好きをシゴトに】やりたいことが無い辛さを経験し、辿り着いた今。セカダイMasato Nakamura校長が伝えたいこと

こんにちは、ガクセイ基地のあずなです!

 

今回はなんと世界103カ国への訪問経験あり、旅することが仕事!?世界一周学校世界一周大学(通称セカダイ)の校長を務めていらっしゃるMasato Nakamuraさんに【好きをシゴトに】というテーマでお話しを伺ってきました。

世界中を旅したい!ワクワクする経験がしたい!旅行が趣味でそれを仕事にしたい!という人は必見です。

250kmのサハラマラソン完走経験談や、ロバと旅したお話もお伺いしたので、ぜひ最後までご覧ください!

 

サハラマラソンはこんなところ(↓)でやるみたい…!

サハラマラソン

世界一周大学(セカダイ)とは
大学時代にフィジー留学したことで人生が変わった校長が、コロナ禍に大学生が友だちを作りにくい状況や新しいことに一歩踏み出せない環境が気になって立ち上げたプログラム。「わたしをつくる冒険」をテーマに「プラグる」「シェアる」「タビる」「ブレイクる」の4カリキュラムから構成されている。
現在4期生募集中!
>>>詳しくはセカダイHPへ
 
Masato Nakamura
一般社団法人世界一周学校代表理事。世界一周学校、世界一周大学の校長。世界103カ国訪問経験あり。世界中に友だちがいる。南極マラソン・サハラマラソン250km完走。旅の魅力を語るコンテストグランプリ受賞。TEDx登壇経験あり。旅という「好き」を仕事にしている。
 
 

校長が20歳の時の夢

Masato Nakamura

世界中に友だちを作りたい!

英語を学びたい!

綺麗な海を見たい!

自分らしく輝きたい!

 

校長の仕事

世界一周学校、世界一周大学の校長としてプログラムの中身を作るプログラムを受講生と共に実行するという2つが主な仕事です!例えば、プログラムの一つに「プラグる」というものがあって、大企業(Googleなど)や起業家、世界一周している人、政治家、アーティスト、執筆家、過去のメンターなどからお話を聞くことで自分がどのように生きていきたいのか考えるきっかけの場を作っています。そのためのアポ取りキャスティングもしています。

他には、この指止まれ(自分がやりたいことを発表する→仲間を集める→実行する)というプログラムも行っていてその運営にも携わっています。また、企業や学校での講演に呼んでいただいくこともあります

簡単に言えば、学生に新しい世界、自分の知らない世界を見るきっかけを与える担当です!

 

好きなことを仕事にする

Masato Nakamura

良さ:

エネルギーが湧いてくること!!心からやりたいと思っているから活力が湧いてくるんじゃないかな。エネルギーって大事だと思う。ワクワクしないといいアイディアも浮かんで来ないし、自分が持っている時間全てとやる気を費やせることが強みになる。

 

難しさ:

ドMなのでない!!!!!

もしあったとしても嫌だと思うことはないから、それをどう解決しようと悩むだけ。難しさが嫌なタイプの難しさではない!

 

ロバと旅した話

(筆者)旅の中で印象に残っているエピソードを聞かせてください!
 
(Masatoさん)キルギスを旅している時に、ロバを買えるという噂を聞いて、ロバと旅したい!と思って。
 

 
買い方や飼い方を何も知らないけど、ふらっと旅していたら、ロバ持っている人を見つけて。最初何十万円って言われたけど、交渉して9,000円で売ってもらいました。ロバのみみちゃんです!
 
ロバのみみちゃんとMasatoさん
ロバのみみちゃんとMasatoさん
 
 
それでついにロバと旅を始めるけど最初の3時間くらいで50mしか動かなくて座りこんだから、自分が先に餓死するかもと思って村へ水を飲みに戻りました。
 
その後みみちゃんを取りに行ったら逃げられてて、居なくて笑
2日間探したけど、見つからなくてヤバいってなったんですよ。
 
そしたら、その様子を見ていた村のお母さん的な人が六畳一間くらいのところに子供が7人もいる家に招き入れてくれて、今日から「長男だ!」みたいなことを言われてそこで住み始めました。
 
とうもろこし刈って、牛乳を絞って、みたいな生活をしていました。言葉は通じないけど絵でやりとりするとかめっちゃ楽しくて
ロバのみみちゃんには逃げられたけどめっちゃ楽しい旅ができている。
 
その時に初めて、これが旅なんだと思えた。
今まではここに行ったら楽しいということがわかった上で旅をしていたんですけど、初めてゴールがわからない旅をして。ゴールとは違う道に進んだけど、その道を楽しむことができたとわかったことが自分にとって財産だなと思いました。
 
その一連の流れが、今の「人生が旅」という考えの基になっています。
 
 

旅が仕事になるきっかけ

大学3年の時に行ったフィジー留学

4つの夢を叶えるために、フィジー留学を決意。現地に着くやいなや、そこには日本と全く異なる世界が広がっていました。ヤシの木はその辺に生えているし、ココナッツをその場で飲めることにまず驚きました。

でもそれより日本と文化の違いを感じた場面があって。

現地の友人がバスに乗る時、後ろに並んでいたお金を持っていないという初対面の人の代金を支払ってあげていたんです。その人は特別裕福でもないのに。支払った理由はその時財布にお金があったからで、もし自分のお金が無くなったら誰かが払ってくれるから大丈夫と言っていたことに衝撃を受けました。

フィジーには共有する文化があるから、助け合いが日常的に行われている。それを目にしたときに思ったんです。
例え自分がお金持ちでも、十分なお金はないけど他人の必要とするお金を自然と払える方が幸せなんじゃないかと。素敵だなと思いましたね。

このような日本と全く違う価値観や環境に触れた時に、もっとこの広い世界を自分の目でみてみたいと思ったのがきっかけです。

あとはその時フィジーにいた世界中を旅している人に出会ったのも大きかった!

 

サハラマラソン完走から得た知見

人との出会い方の重要性

サハラマラソン

サハラマラソンって距離250km、参加費60万前後(装備品含めると100万前後)で、参加するために休みを2週間くらい取らなければいけないんですよ笑

そんなの経営者とか、変な人しかいないじゃないですか。僕は出会い方って大事だなと常々思っていて、ビジネスの場面で出会うのと違って皆ともにゴールを目指すランナーという立場だし、肩書きとかを気にしないフラットな状態だからこそ仲良くなりやすかったですね。そこでのご縁が今のセカダイの活動にも活きています。

2024サハラマラソンについては↓のリンクから

 

見えないゴールにも着実に進む大切さ

サハラマラソン

サハラマラソンは本当の砂漠地域を走るので、走っても走っても本当に砂漠しかないんですよ笑。ゴールするのは結構大変だったけど、ゴールが見えない状態でも1mmでも進むしか無くて、進み続けた結果ゴールすることができた。そこで、普段の生活でも先の見えない目標を持った時に1mmでも進むという積み重ねの大切さを身をもって学んだからこそ、今も進み続けられています。

 

大きいことから挑戦すると・・・

ゴール付近

サハラマラソンの過酷さは、前にお話しした通りなんですが、その1,2週間後にドイツでフルマラソンに参加する機会があって。そのスタート地点に立ったとき、「もうゴールやん!」って思ったんですよね笑 サハラマラソン最終日の距離だし、水はそこら中で配ってくれているし、ご飯まであるし。ただのパーティーにすら感じるほど笑

そこで、自分が挑戦し続けたら、今まで難しいと思っていたことがどんどん簡単に思えたりして、楽しく感じる余裕が出てくる。チャレンジすればするほど、世の中にある難しいと思う対象が減る気がしたんです。

 

想定外の出来事を楽しむ

今までの話をまとめると、自分の持っている固定観念で、できる・できないを決めないことが大切。頭の中では難しいとかできないとか思っていることでも意外とできちゃったりする。

 

大学生に伝えたい事

世界、国際交流

世界は思っているよりも広いので、今考えていることが世界の全てじゃないし、自分の全てでもない。自分が知らない新しい世界を旅すると、新しい自分に出会えるので、大学生という自由に使える時間を旅に使って欲しいと思います!

 

編集後記

【好きをシゴトに】シリーズの第4弾として、旅をすることで新しい世界の一面を見ることを仕事にしていらっしゃるMasato Nakamuraさんに取材させていただきました。取材を通して、否定的な言葉を無かったという点が印象に残っています。生き生きと仕事の話をしていらっしゃって、私もポジティブなワードを常に使うように意識したいと思いました!ワクワクするような職に就いて、自分の仕事を楽しそうに語れる大人のかっこよさに改めて気づいた取材でした。

 

この記事を書いた人↓

 

[Masato Nakamura]

Masato Nakamura

世界一周学校 | MaSaToの”世界一周学校”世界中を旅するMaSaToの新サイト (masato-nakamura.com)

sekadai –

Masato Nakamura(@masato_tabi) • Instagram

→セカダイ4期生募集中!詳しくはセカダイInstagramへ✈️

 

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取材記事はこちらから↓

【好きをシゴトに】三津家貴也さんが考える、好きを仕事にする良さと難しさとは。「ん~、やってみよう!」に込めた想い。 (gakusei-kichi.com)

【好きをシゴトに】「革職人になりたくて、10年以上勤めた会社を退職した、46歳オジさんです!」でお馴染みの革職人に取材。 (gakusei-kichi.com)

【好きをシゴトに】「あなたに届けたかったラブレター展」主催者宮本さんに迫る。大学生のうちにやった方がいいことはするな!? (gakusei-kichi.com)

 

 

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azuna

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