環境

折りたためるマイカップ<STOJOインタビュー>~私たちの未来のために~

近年話題になることの多いSDGs。

皆さんはSDGs達成、環境問題改善のために取り組んでいることはありますか。

昨年7月のレジ袋有料化に伴い、マイバックを持ち歩く人は増えました。

しかし、日本におけるマイ○○はまだまだ広がっている状態とは言えないでしょう。

もっと広がっていくべき行動の一つとして「マイボトル」が挙げられます。

2019年日本で販売された指定ペットボトルの量は551千トンにも上り(→PETボトルリサイクル推進協議会)、ゴミ問題の中でも深刻であることが分かります。

さらに、コーヒーショップなどでは大量の紙コップが使い捨てられています。

しかしマイボトルを持ち歩くと荷物がかさばるため、持ち歩くのを躊躇している人は多いのではないでしょうか。

そのような人にオススメしたいのが、STOJOのマイカップ。このカップの利点は、折りたたむことができ、コンパクトに持ち運ぶことが可能なのです。

 

今回は日本でSTOJOを輸入販売しているマインドアートの佐野さんにお話しを伺いました!

 

STOJO(ストージョ)とは
2014年にニューヨークで立ち上げられたブランド。コンパクトに折りたたむことができ、BPAフリーなど安全にも考慮した製品を販売している。

 

 

STOJOとの出会い

―まず、マインドアートさんがSTOJOの商品を取り扱うようになったきっかけを教えてください。

 

STOJO創設者である、Jurrienの思いに共感したからです。

元々私たちはSTOJOを取り扱っていた会社の違う商品に興味を持っており、その中でSTOJOを知りました。

Jurrienはニューヨークで紙コップが大量に捨てられているのを見て「昔のアメリカのようなゴミの落ちていない社会にしなければ!子ども達の未来のために行動したい」という気持ちから創設に至ったそうです。

私たちも、環境にやさしく子ども達に誇れるような仕事がしたいと思っており、Jurrienの思いに賛同し、STOJOの取り扱いを決めました。

 

 

STOJOの高いデザイン性

―STOJOはシリコン製で折りたためるという特徴的なデザインです。このデザインのメリットを教えてください。

 

まず、折りたたむことが可能なため、持ち運びに便利だという点です。

マイボトルを持ち運ぶことを推奨されてはいますが、正直かさばり荷物となるため毎日持参するのは面倒です。

しかし、STOJOのボトルならコンパクトなため使用前も使用後も畳むことができ、持ち歩くのに便利です。

ボトルの他にBOXも販売しているのですが、タッパーとして使用する場合は、普段スリムに収納できますし、お弁当箱として使用すれば、食べた後は折り畳んでカバンに戻すことができます。

また、シリコンであるため耐熱性があり、250度程まで対応しています。

そのため、お湯を注いだり電子レンジやオーブンに入れたりしても大丈夫です。

 

 

―容器を傾けた際や使用後折りたたんだ際に、漏れることはありませんか…?

 

基本的には漏れることはありません!

(以下の写真のように、水を入れたSTOJOを傾けて実践していただいたのですが、全く漏れませんでした!!)

ただ、シリコンのため横からの圧には弱いので、中身が入った状態でバックに入れて持ち運ぶことはオススメしていません。

使用後も、蓋を閉めた状態で畳めば漏れることはありませんよ!!

 

 環境・人体への配慮

―STOJOのモットーの1つとして「環境や人にやさしい」ことが挙げられていますが、どのような点が環境に良いのでしょうか?

 

STOJOの製品は人体に影響を及ぼすことがない、シンプルな素材で作られています。

例えば、多くのプラスチック製品に使われているが、熱で溶けだし体内に入ると身体に悪影響を及ぼすと言われているBPAは使われていません。

また、シリコン製品の安全性認証テストであるアメリカのFDAとよりハードルが高いヨーロッパのLFGBを取得しています。

 

 STOJOの広まり

近頃私の周りでもSTOJO製品を使っている子をよく見かけます。

STOJOの製品がより利用されるようになったきっかけは何だと思いますか。

 

レジ袋有料化が大きなきっかけではないかと思います。

STOJO製品の取り扱いは2018年8月から始めたのですが、当時は今ほど売れませんでした。

しかし、2019年10月にレジ袋の有料化が発表されたことにより、環境問題に関心を持つ人が増え、注文が増えるようになったと考えています。

また、ある日STOJOがTwitterのトレンド入りしたのも要因の一つだと思います。その後注文が爆発的に増加しました。

 

 

―今後どのような商品を取り扱う予定ですか?

 

現在STOJOではBox、Bowlとサイズが3種類あるカップを展開しています。

今後、これらに加えて子ども用サイズの商品を取り扱っていく予定です。

子ども用カップは今販売している中で最も小さいサイズのPOCKET CUPよりも小さいサイズでストローが付いているものとなります。

また、カラーも子どもらしさのある鮮やかなカラーとなっており、子どもにもピッタリで安心して使える商品となっています。

(販売予定の子ども用サイズ商品)

 私たちの未来のために

―最後に、私たちが環境のため大切にすべきことは何だと思いますか。

 

環境に関心を持ち、活動していくことだと思います。

STOJOなどのマイボトルを使い、ゴミを減らしていくこともその一つです。

また、日本では環境に対して規制の緩い部分が未だ存在します。

この問題を解決していくために行動を起こせるのは、今後の日本・世界を担っていく皆さん、若者達です。

未来の子ども達のために小さなことからでもいいので、アクションを起こしてくれることを期待しています。

 

 

―ありがとうございました!

 

編集後記
「レジ袋は有料だけど、カップは無料だし…」とエコバッグは持ち歩くものの、マイボトルは持たない人もいると思います。私もその一人でした。
しかし今回STOJOの想いを聞き、一人一人の小さな行動が環境のため、未来のために大きく繋がっていくことを感じさせられました。
私もSTOJO製品を使うようになったのですが、漏れることは全くありませんし、やはり折りたためるのはとても便利です。
また、私は水筒代わりとして大学に持参しています。
行きは畳んでカバンに入れ、学校で水を汲みカップとして使用し、使用後は畳み持ち帰る。
ペットボトルは1本約100円と安いけれど、年間で考えると結構な額になりますよね。
STOJOは環境に良いことはもちろん、経済的な面でも大きなメリットではないでしょうか。
皆さんも一緒に#STOJOを広めていきませんか?

 

STOJOウェブサイト:

https://www.mindart.co.jp/stojo/index.html

インスタグラム(日本):

https://www.instagram.com/stojo_japan/

インスタグラム:

https://www.instagram.com/stojo/

 

購入可能場所

・STOJO公式オンラインショップ:

https://stojo.shop/

・エシカルコンビニ

・東急ハンズ(一部)

・ロフト(一部)

Etc.

 →STOJOお取扱店一覧はこちら

 


【関連記事】

美しさの概念を考え直すランジェリーの楽しみ方【植物染めランジェリーブランドニュアラ】

【世界初】貝印の紙カミソリ/環境やジェンダーに配慮されたデザインに製作者が込めた想いとは

About the author

gakuseikichi

Add Comment

Click here to post a comment

新NASA留学2024

医療機器業界特集

グッドデザイン特集‼

アルバイトサイト一覧

就職サイト一覧

就職サイト一覧

Contact Us