ガクセイ基地では、新しい企画が動き始めています。
プロジェクトの名前は「Let Yourself Be Yourself」.日本語にすると「自分らしく生きよう」という意味です。
なんだか聞いたことのあるフレーズですよね。自分のアイデンティティや、自分らしさとは何か?という問いについて考えたことがある人は多いと思います。しかし、考えた結果「そうか、私は〇〇だ!」と簡単に一つの答えが出ることは難しいです。
逆に自分らしさを見つけようと焦って、他人の意見や社会の風潮に流されたり、自分の短所を隠したりすることもあるかもしれません。例の一つが、見た目についてです。
目次
社会の狭すぎる「美の基準」
現代社会における強力な価値であり、自分のアイデンティティを決める重要な要素の一つに「見た目」があります。外出する時、私たちは必ずと言っていいほど外見を整えますよね。整える理由の先には、見た目における社会のルールが存在します。
その一つが「美の基準(beauty standard)」です。そして、この美の基準に基づいて、人を判断し差別的に扱うことを「ルッキズム(外見至上主義)」と言います。
これは一例ですが、社会で「こういう女性が美しい」とされる美の基準を集めてみました。
「太っているとモテないからダイエットした方がいい」
「男性は高身長の方が男らしい」
「脱毛しないと彼に嫌われる」
「一重よりも二重の方が可愛い」
「顔が可愛くないからこの仕事には向いていない」
言われたことがなくても、このようなことを思ったことがある人、誰かが言っているのを想像することができる人は多いのではないでしょうか。そして自分の外見について悩んだり、誰かの外見を見て羨んだりした経験がある人もいると思います。
生まれ持った身体は人それぞれなのに、社会には狭い美の基準が存在する。そしてその基準に合わなかった時、その人は美しくないと判断されてしまう。現代社会にはこのような風潮があります。
今必要なのは、女性が自分らしく生きるためのエンパワーメント
美の基準が「人生への押し付け」ではなく「個性を発揮するための手段」であって欲しい。多くの人が美しさの価値を他人ではなく個人の価値観で決められるようになって欲しい。
そしてこのようなエンパワーメントの活動は、見た目を気にする若い世代が発信していくことが大切なのではないか。
そう強く思い、このようなプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトでは、記事執筆の活動をベースに美の基準について考えたり、自分らしさとは何かという問いの答えのヒントになるような情報を発信していきます。コラム記事、学生団体と企業の対談インタビュー、著名人の方をお招きしたイベントの開催を企画します。まだ詳細は決まっていないので詳しくは言えませんが、決まり次第SNSや当サイトで告知いたします。
プロジェクトで「こんな情報が欲しい!」などアイデアのご意見等ございましたら、HPのお問い合わせフォームからどんどんご連絡ください!
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