こんにちは、ヒナです。先日大手商社伊藤忠商事さんのSDGsスタジオで開催されていた「捨てない。展」に行ってきました〜。今回の記事では「捨てない。展」の内容と、ゴミを減らすために私たちができることを考えました。「捨てない。展」自体はもう終了していますが、「捨てない」ためにできるアクションはたくさんあるのでその一部を紹介します。
-概要
-展示物一部紹介
-参加型アクティビティ
私たちが「捨てない」ためにできること
-分別
-コンポスト
-ゴミ自体を減らす
-それってゴミじゃないかもしれない
まとめ
「捨てない。」展について
概要
「捨てない。展 SDGs Summer Camp 2021」
開催されていた期間:2021年7月23日(金・祝)~8月29日(日)
約1ヶ月間の間に ITOCHU SDGs STUDIOで開催された、「ゴミ問題」「アップサイクル」を楽しみながら考えるきっかけを作るための展示です。
展示物一部紹介
ここで展示されていたもので紹介します。
みなさん、このテーブルと椅子が何からできているかわかりますか?この家具は跳び箱からできたものなのですが、とってもスタイリッシュでかっこいいですよね!
これらの展示物はゴミとされるものから作られています。
また、ペットボトルはリサイクルできる資源の一つとして頻繁に挙げられますが、実は3種類のプラスチックから作られていることなどもわかりやすく解説されていました。
「捨てない。展 SDGs Summer Camp 2021」@ITOCHU SDGs STUDIO〜「ゴミ問題」「アップサイクル」を楽しみながら考えるきっかけに〜https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/20210806.html
参加型アクティビティ
さらに、展示を見にきた人が参加できるアクティビティもありました。普段捨てられているマテリアルが数十種類置かれており、それらを使いながら文字を一つ作るというものです。
私は「美」という漢字を作ってみました!
ここまでが「捨てない。展」の簡単な紹介でした。ここからは、この展示から考えた「捨てない」ために私たちができることを提案します。
私たちが「捨てない」ためにできること
分別
一番多くの人が取り組んでいて、ベタだけど簡単なのが分別です。燃えるゴミとして捨てていたものを分別して捨てることでプラスチックやペットボトル、段ボールはリサイクルされます。地域によって違いはありますが、分別をすることで「焼却炉で燃やされる」ゴミの量を減らすことができます。
コンポスト
お家で料理をしていると必ず出るのが生ゴミ。生ゴミは水分を多く含むため、焼却炉で燃やすときに焼却炉の中の温度を下げると言われています。そこで焼却炉内の温度を上げるために燃やす必要がなく、よく燃えるプラスチック類がさらに燃やされます。リサイクル可能なプラスチックがより多く燃料として燃やされるということは、環境に負荷をかけることにも繋がります。
そこで、水分を多く含み焼却炉の温度が下がる原因となっている生ゴミの処理の方法としてコンポストがあります。コンポストとは生ゴミを堆肥にすることです。家でコンポストをするための機械も多くあるので、自分にあったコンポストの方法を見つけて見るのはいかがでしょうか?
ゴミ自体を減らす
普段の生活の中で発生するゴミには、私たちが少し意識するだけでなくせるものもあります。
・ラップ→再利用可能な代替品
食品を保存している時に使っているラップの代わりに、洗って再利用可能な商品がすでに多く出ています。
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写真のような可愛いものもあるのでぜひチェックしてみてください!
・使い捨てのストロー→ステンレスストロー
カフェで時間を過ごすのが好きな人もいらっしゃると思います。紙ストローを推奨しているカフェは増えてきましたが、飲み心地が微妙だったり、ストローがふやけてきたりなど苦手な人もいると思います。ストローの素材をプラスチックから紙に変えても、結局ゴミは排出されます。そんな方におすすめしたいのがこの持ち運びに便利なステンレスストロー。ストロー用のブラシや持ち運ぶための可愛くてコンパクトなケースがセットになっており、持ち運びに便利なだけでなく、ストローを清潔に保つことができます。
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・ペットボトル→水筒/タンブラー
出先で喉が渇いた時に自動販売機でドリンクを買う人は多いのではないでしょうか。ペットボトルを出先で買う代わりにタンブラーや水筒を持ち運ぶことで余計なゴミを出さなくてすみます。
それってゴミじゃないかもしれない
・ペットボトルキャップ
ペットボトルは3種類のプラスチックに分けることができると「捨てない。展」で言われていましたが、分けた後にどうすればいいのかわからない人もいるかもしれません。そこでおすすめしたいのが、ペットボトルキャップを集めてJCVという団体にに提供/売却することです。JCVは世界の子供たちにワクチンを打てる機会を作っている団体で、私たちがペットボトルキャップを集めて提供することで、子供たちがワクチンを打てる機会をほんの少しだけ増やすことができます。
・服
日本では一年の間に約100万トンの衣服が捨てられており、ファッション業界の大きな問題として取り上げられることが増えてきました。そこで、着なくなった服の処理の方法をいくつか紹介します。
①違うものにリメイク
こちらは着なくなった服を違うものにリメイクしている学生主体で活動しているブランドです。
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このような可愛くておしゃれなリメイクされた商品をみると、服のリメイクに挑戦してみたくなるかも!
②売る
メルカリで服を売っている人はたくさんいると思います。面倒だと感じる人はまとめて服を買い取ってくれるお店も多くあるので、ぜひ利用してみてるのはいかがでしょうか?
③寄付
バッグや箱に着なくなった服を詰め込んで送るだけでそれが寄付になることもあります。売ったり寄付したりして服を処理する方法についてはここで詳しく紹介されていたのでぜひチェックしてみてください。
https://www.petal-woman.jp/youfuku-kifu
・本
本も服と同じように①売ることと②寄付することで処理することができます。本を売ったり寄付したりする時の詳細についてはこちらのサイトで確認することができます。
https://uruka.me/column/syohin/book/disposal/
まとめ
ここまで「捨てない」ためにできることをいくつか紹介しましたが、これらは私たちができることのほんの一部です。ゴミをどうやったら減らすことができるのか考えながら生活をしていると、きっとワクワクします。どれか一つでも気に入ったものがあればぜひ挑戦してみてくださいね。
- 「捨てない。展」概要
https://www.monofactory.com/itochu-sdgs-studio%e3%80%8c%e6%8d%a8%e3%81%a6%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%82%e5%b1%95%e3%80%8d%e9%96%8b%e5%82%ac%e4%b8%ad%ef%bc%81/ - ごみの行方を知っていますか?(処理場の周辺の住民の皆さまに感謝の気持ちを)
https://www.city.hino.lg.jp/kurashi/gomi/cleancenter/1002981.html
- 参考:年間100万トン? 日本の衣類廃棄と解決への取組み
https://www.sfinter.com/topics/post-711/ - ラップの常識を覆す!何度も使える「ビーエコラップ」はおしゃれで超優秀♪
https://macaro-ni.jp/40745
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