【海外挑戦】サッカーチームでインターン！②

2018年3月8日

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こんにちは！FCバサラマインツでインターン生として活動している中村です。

第１弾では、私が海外インターンに挑戦しようと思ったきっかけについてお話ししました。

第１弾はこちらから。https://gakusei-kichi.com/?p=35845

さて、今回はバサラでのインターン内容についてより詳しく書いていこうと思います。

まず始めに、皆さんは「インターン」という言葉からどのようなことを連想するでしょうか。
オフィスでパソコン作業をしたり、割り振られた仕事をこなしたりといった、「職場体験」というイメージがあると思います。

しかし、バサラでのインターンはそういったものとは全く違います。

まず一番の違いは一般企業のように上司がいない事です。

サッカークラブ経営といっても、プロの大きなクラブでない限りチームスタッフの数は多くはありません。
規模の小さな組織だからこそ、インターン生は一人のスタッフとしてチームを成長させるために自ら意見を出し、実践に移し、結果に結びつけるという過程を踏むことが出来ます。スタッフとともに新しいことにチャレンジしていき、チームの基盤作りを担うことが出来るのです。

主な仕事内容

仕事の種類はたくさんあり、現在は幾つかの大きなカテゴリーに分け、役割分担をしています。（例：広報活動・観客動員・スポンサー・グッズなど）

広報活動

Facebook、Twitter、インスタグラム、ブログ、HPといったSNSで広報活動を行なっています。試合の風景や対戦相手の情報、また選手のインタビュー記事など自らコンテンツを考えてチームをアピールしています。
是非チェックして見てください！

Facebook: https://www.facebook.com/basara.mainz/?ref=aymt_homepage_panel
Twitter: @fc_basara
Instagram: @fc.basara.mainz

各メディアへの記事投稿依頼・執筆なども担当しています。サッカー誌（ドイツ・日本）を中心に様々なメディアへ露出し、バサラの知名度向上に努めています。

さらに、練習や試合で撮りためてきた素材を使って、選手のモチベーションをあげるための動画や、チームを紹介したりPRしたりするための動画を作成しています。現地に来てチームの様子を見ることができないスポンサー企業やファンの方々にとって、最も身近に手軽に現地の情報を得られるツールの一つとなっています。

また、地元でのファンを増やすためにポスターやパンフレット制作して街中に掲示したり、日独交流イベントに参加して積極的に地元コミュニティーとコミュニケーションをとったりしています。現在ではマインツ市内での認知度は比較的上がってきており、イベントで知り合った方々が試合を見にきてくれたこともありました。

試合中継の様子

試合運営

ホーム戦では、試合の生中継を行っています。

活動拠点はドイツですが、ファンの多くの方々は日本にいるため、ここでの視聴者数も観客動員の要素の一つと考えています。また、物販も運営しており、飲食物やバサラグッズなどの販売をしています。この物販もインターン生同士で何をいくらで、どれくらい売るかというところから話し合い、毎回売り上げデータの収集を行い、改善を重ねています。時には季節にあわせたイベントなども企画しています。

物販での様子

スポンサー様との関係作り

アマチュアクラブが選手に給料を支払ったり、備品を整えたりできているのは、支援をしてくださっているスポンサー様のおかげです。

そのスポンサー様の多くは日本企業であり、直接訪問する機会は中々ありません。そのため、バサラの現地での活動様子をスポンサー様にお知らせするための資料作成を定期的に行なっています。また、新規でスポンサーを獲得するためのプランニングも行います。スポーツマネジメントの中核であるスポンサー関連の仕事にも関わることが出来ています。

ポスター張りの様子