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ミルボンの製品で新しい美容文化を作りたい!女性社員さんにインタビュー

働く女性にインタビュー第2弾!

今回は、株式会社ミルボンで働く大谷友希子さんにお話を伺いました!

 

株式会社ミルボン
美容サロン用ヘア化粧品専門企業。一般顧客だけはなく、プロの美容師のみをターゲットとした「プロユース市場」において国内でのシェアNo.1を誇る。

 

美容室で化粧品を買うことが当たり前の社会を作りたい

―よろしくお願いします!まず、普段どのような仕事をなさっているのか教えてください。

今は経営戦略部のコスメティクス企画グループの販売戦略・教育企画室にいますが部署を移動したばかりなので、これまで7年間携わってきた「営業」についてお話します。

私は、営業職の中でも“フィールドエデュケーター”という職種でした。商品の使い方や販売方法、美容の知識やお客さんとの関わり方などをお伝えし、美容師さんの成長を応援するような仕事です。

 

ある日の1日のスケジュール
午前:代理店に訪問
午後:オフィスへ戻る 資料作成等
美容室閉店後:美容室で勉強会の開催

 

 

―営業のお仕事をしていて楽しいことはどんなことでしたか?

自社の売上が上がっただけではなく、お客さんのお店の売り上げが上がった時が一番嬉しいです。お店だけでなく、美容師さんの成長を直接感じることができることもやりがいの一つです。

 

―普段は営業活動を行わない美容師さんに「商品を売る」ということを伝えるのは大変ではありませんでしたか?

正直、大変なことです。「頑張って売りましょう!」という露骨な伝え方だと、「お客様に押し売りする為に美容師をやっているわけではない」と抵抗を感じられてしまいます。

ですから、ますは「こうすることによって、いかにお客様が美しくなるか」「商品はお客様が美しくなる為の1つのツールであり、お客様にとっても美容師さんにとっても必要なものだ」ということ、そして「その結果として売上が上がる」ということを伝え続けました。

そのため、自社の商品や髪、美容の知識についてひたすら勉強することはもちろん、まず相手のことを知ることも気を付けています。

―営業の仕事は、最初からうまくいきましたか?

いえ、最初からうまくいったわけではありません。 営業を始めた当初、髪のプロである美容師さんに対してセミナーを開くということで、とても勉強をして意気込んで教えていました。そのため、とにかく知識を提供しようとするあまり、先生のような少し上から目線で教えてしまいました。 すると、美容師さんからの反発も大きく、なかなか信頼感を得ることができませんでした。

 

―その時、どのように乗り越えたのですか?

先輩の社員に相談をして、知識とか技術持っているに越したことはないけれど、上から教えるのではなくて情報交換をしていくことが重要だとわかりました。それからは、一緒に成長していくことを大切にしています

 

―大谷さんにとって、理想的な美容室とはどのような場所ですか?

「美容に関して何でも頼れる場所」が理想です。普段、服や化粧の相談は友達や家族にすると思います。ですが、これからは美容室が服装からお化粧まで美容に関して相談できるような場所したいと思っています。

また、美容師さんがもっと誇りをもって働けるような環境になり、美容師という仕事がみなさんに憧れを持ってもらえる職業になってほしいと思います。

 

―仕事で将来、成し遂げたいことはありますか?

今はコスメティクス企画グループにいるので、「美容室で化粧品を買うことが当たり前の社会を作ること」を成し遂げたいです。 プロの美容師さんが人それぞれに合わせた商品提案やアドバイスをするようになり、日本にもっときれいな人が溢れることが理想です。

 

 

「絶対に譲れない軸」を持つことの大切さ

 

―お話をお伺いしていると美容院や美容師さんへの熱い思いが伝わってきますが、美容には、仕事をする前から興味があったのですか?

全くありませんでした(笑)。 就職活動中に考えていたのは、「人の習慣や当たり前を作りたい」ということです。 美容については、仕事をするうちに好きになっていきました。 ミルボンでは、「モノを通して新しい美容文化や習慣を作ることができる」ため選びました。 例えば、以前、美容室ではカットやカラーだけでトリートメントはしていませんでした。しかし、最近では多くの人がトリートメントをしています。自分たちの仕事によって世の中の当たり前が増えていることは嬉しいですね。

 

―「好きなことを仕事にする」ことがいいということをよく聞きますが、、

学生に意識してほしいのは、「趣味として好きなこと」と「仕事として好きなこと」は違うということです。例えば、美容業界というと華やかな世界を想像するかもしれませんが、そのキラキラの裏には泥臭く地道な努力があります。 好きなことや、やりたことは会社に入ってからも変わります。

ですから、就職活動においては「絶対に譲れない軸」を持っているといいと思います。これさえあれば良いという軸を一つ持っていると、仕事でつらいことがあっても乗り越えられるはずです。

また、「好き」というのは必ずしも受け身ではないと思うので、自分の仕事の中に「好き」を作ることも大切です。実際に、私も会社に入ってから独学で勉強をして美容師免許を取りました。

 

仕事で男女の違いを感じることはほとんどない!

 

―美容業界では女性が多く活躍しているイメージがありますが、会社の男女比はどれくらいですか?

男女比は65%:35%ほどで男性の方が多いです。最近では女子学生のエントリーが多いため、新卒採用の男女比は半々くらいです。ですので、女性の比率は年々上がっています。

 

―女性にとって働きやすい職場にするために、どのような制度がありますか?

育休や産休などの制度は整えています。その他にも、「家族看護休暇」という、有給休暇とは別に、数時間単位でもらえる休暇や、「ジョブリターン制度」という、一度退職しても、もう一度会社に戻ってこられるような制度もあります。また、女性だけでなく男性社員でも育休をとっている人はいます。

最近、結婚して子供を持つ女性社員が増えたので、会社としても、今後も多様な働き方ができる制度を充実させていこうと考えています。

 

―仕事をするうえで、女性ならではの苦労やメリットはありましたか?

仕事をしていて女性だから感じた苦労はありません。 扱う商品が女性向けのものが多いため、女性気持ちがわかるというメリットはありますが、働く上で男女の違いを感じることはほとんどありません。

 

―最後に、学生へのメッセージをお願いします!

学生のうちは自由に使える時間があるので本当に本気で好きなことをすることをお勧めします。

また、就職活動ではどこの企業に入るかというよりも、自分がどのような人生を送りたいのか、またどのような人になりたいのかを考えることが大切だと思います。

 

―大谷さん、ありがとうございました!

 

(編集後記) 大谷さんは「新しい美容文化や人々の生活習慣を作りたい!」という熱い思いを持って仕事をされていて、とてもキラキラしている印象がありました。「数年後には美容院で化粧品を買うことが当たり前になってるからね」とおっしゃっていたのが、とても印象的です。このように生き生きと仕事をされているのも、学生時代に自分の軸がなにかをしっかりと考え、今それを実現できているからだと思いました。

 

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