大学生のうちに取っておきたいもの…。それは、車の運転免許。
どうせなら、長期休みを利用して短期間の合宿で取りたいと考えている方も多いのではないでしょうか? これは、そんなあなたに合宿免許とはどのような感じで行われるのかを、こと事細かにお伝えする記事になります。
目次
はじめに
まず、車の運転免許を取るには『自動車学校に通うor合宿に行く』の2つの方法があります。
通学型の場合は予約が取りにくかったり、行くのが面倒だったりで、結局免許取得に長期間要してしまうことが多いです。
ですが、合宿では、2週間という短期間で免許が取れます。
しかし、その分、ゆっくり時間をかけて進めていく通学よりもかなり授業を詰め込むので、ハードな毎日になりますし、1つでも試験に落ちれば延泊をしなければいけないという恐怖もあるので精神的に追い詰められることになるかもしれません。
しかし、怖がることはありません!真面目に授業に受けて、しっかり練習・勉強すればだれでも免許は取ることが出来ます!
私も、実際に今年の春に大学のお友達と一緒に免許合宿に行って、無事免許を取ることが出来ました!では、これから具体的にどのような感じで免許合宿を過ごしていったのか見ていきましょう!
仮免許まで
初日
朝早くから、友達と東京駅で待ち合わせをして、新幹線で教習所がある山形に向かいます。
教習所に着いたらまず、視力検査や保険証の回収など、事務作業がなされ、この合宿に参加できると認められた人は、次に教官から施設の紹介や教習所のルールなどを説明されます。
その後、少しの休憩を挟んだら、早速授業がスタートします。最初は座学からスタートしますが、この日の最後には、実際の車を運転します!
かなり緊張しましたが、隣に教官もいますし、緩やかなカーブを曲がる練習をするだけなので意外と気軽に出来ました。
3日目
3日目には、今まで助手席に座ってくれていた教官が車から降りて、自分一人で運転する授業がスタートします。
緊張しますが、教官とは無線で繋がってはいるので、なにかトラブルが起きても大丈夫です。
1人での運転は遅かれ早かれ必ずしなければ行けないことなので、肝を据えて頑張りましょう。
4日目
4日目は、仮免 許試験の受験資格をもらうため(ある程度合格する見込みがないといけない)、配られた過去問題集を90%以上正解したスクリーンショットを教官に見せなければいけない締め切り日です。
このため、2・3日目の空いている時間は必死に勉強をしていました。
5日目
この日の夜は、教習生全員に山形県の名産”芋煮”が振る舞われるパーティーを開催されました。
合宿生同士が交流を深める大大大チャンスです!
料理も美味しくて、雰囲気も和気あいあいとしてとても楽しかったです。
7日目
ついに、仮免許試験の日です。
はじめに技能試験があり、その次に学科試験があります。技能試験に受からなければ、学科試験を受験できないという制度なので、どちらもかなりのプレッシャーの中で行われます。
無事にどちらの試験も合格すると、すぐに仮免許が発行され、その日の夜には実際の路上に出て運転します。かなり詰め詰めの予定ですね。
残念ながら、落ちてしまった人は延泊が決定となり、延泊用のホテルを手配しなければなりません。辛いですが、延泊したおかげで新しく友達ができた人がいたので切り替えが大事です!
卒業検定まで
8日~11日
仮免許を取得すると、次は本免許試験に向けた授業が始まります。
学科は仮免許の時と同じような感じで進められますが、運転ではひたすら路上にでます。
そして、仮免許の時にはなかった
駐車/急ブレーキ/人を乗せる/高速道路の練習もスタートします。
人を乗せる授業というのは、3人組で一つの車で交代で運転をしていきます。長い時間運転するため、教官も含めてたくさんお話ができてとても楽しかったです。
12日目
仮免許の時と同じように、卒業試験の受験資格をもらうため(ある程度受かる見込みがみられないといけない)、配られた過去問題集を90%正解したスクリーンショットを教官に見せなければいけない締め切り日です。
なので、仮免許が取れても勉強はずっとしなければいけません。
14日(最終日)
卒業試験の日です。
教習所では、技能試験だけが行われ、合格すれば卒業証明書が貰え、無事帰省出来ます。残りの学科試験は、自分の住んでいる都道府県で受けなければいけないので帰ってから挑むことになります。
この日も落ちたら容赦なく延泊決定となるため、かなり緊迫した雰囲気が教習所に漂っていました。
晴れて合格したらすぐに荷物を持って帰省します。別れるときは、2週間も過ごしたので、とてもなごり惜しい気持ちを堪えながらでした。
家に帰ってから
卒業証明書を得て帰省しても、まだ学科試験が残っているので、本免許は取れていません。
自分の住民票がある都道府県の免許センターに行って、試験を受けに行きましょう。
卒業証明書を取得してから、1年以内にこの学科試験を受けないと、卒業証明書の有効期限が切れてしまいます。
もし切れてしまった場合はもう一度教習所に通わなければいけないので出来るだけ早く試験を受けに行きましょう。
15日目
私は早く勉強から解放されたかったのと、せっかく勉強したことを忘れないうちに受けたかったという事情もあったので、帰ってきた次の日に早速試験を受けに行きました。
そして学科試験を受けるためには、お金もかかりますし、そこに行くまでの労力や時間なども消費するためなるべく1発合格を目指すことをおすすめします。
本試験を無事合格すると、その日のうちに写真撮影などが行われ本免許が配布されます。そして、晴れて一人前のドライバーになれるわけです!!
気になるあれこれ質問コーナー
Q.合宿で、友達は出来ますか?
友達は、自分次第でいくらでも作れます!というのも、合宿ではやはり大学生くらいの年の世代が圧倒的に多いです!なので、出会いもたくさんありますし、授業なども大体同じ入校日の人と一緒に受けるので話しかけやすいです。
そんな私は友達が…出来ませんでした!機会はたくさん散らばっていましたが、話しかける勇気がなかったのです。(笑)
Q.自炊プランはどんな感じ?
自炊プランは、3食付きのプランよりも圧倒的に安いです。お昼ご飯はついてくる教習所が多いので、そこまで自炊することが辛いとは感じませんでした。少しでも免許合宿の費用を安くしたい&朝はあまり食べたくないなど自分の好きな量だけ食べたい方におすすめです。
↑教習所で出された昼食の一部
私の場合は、友達3人と過ごしたのですが、各自が家から乾麺やパン調味料などを持って行って2週間で1人の食費約2000円でやりくりしました。
ですが、同じ自炊プランでも毎日外食という方もいるらしいので人それぞれですね。周りにどんなお店があるのかなどを参考にして自炊にするか決めると良いと思います。
Q.暇な時は何をしているの?
基本的に、友達とおしゃべりをしているか学科の勉強をしている方が多かったです。その他にも、休憩室には、漫画やオセロ、将棋など暇をつぶせるグッズがたくさんあると思います。また、Wi-Fiが飛んでいるのでYouTubeを見たり、持参した本を読んだりするのもおすすめです。
☆合宿免許サイトはこちら↓
【関連記事】