


私も最近、初めて傍聴に行ったんだけどやっぱりちょっと緊張したな。
そこで今回は、初めての傍聴でも緊張しないために裁判の傍聴の仕方を一から説明するペン!
目次
開廷表をみて傍聴する裁判を決めよう
裁判所の中に入ったらまず開廷表をチェックします。開廷表は、どの裁判がどの法廷でいつ開廷するか記載されているものです。裁判所によっては紙のところもありますが、東京高裁、地裁の場合は1階ロビーにタブレットが設置してあり、ここで確認できます。
裁判所は撮影禁止なので、傍聴する裁判が決まったらどの法廷で何時に開廷するかメモを取りましょう。
引用: https://www.asahi.com/amp/articles/ASK8G5SJRK8GUTIL02V.html
ただし、傍聴希望者が多い一部の裁判は抽選が行われ、当選者には傍聴券が交付されます。この場合は、あらかじめ傍聴券交付情報にて何時にどこに集合したら抽選券がもらえるか公表されるので裁判所に行く前にスマートフォンなどで一度確認しておきましょう。
傍聴券が交付される裁判もされない裁判も事前に予約をする必要はありません。なので、かなり気軽に傍聴することが可能なんです。
法廷に行ってみよう
傍聴する裁判が決まったら法廷へ向かいましょう。
とは言っても開廷ギリギリにならないと法廷に入れないことがあります。私が傍聴した裁判は開廷時間ギリギリに法廷に入ることができました。

裁判所における注意事項
その一、撮影禁止!
裁判所では写真、動画の撮影が一切禁止です!法廷内はもちろん、裁判所の敷地内は全て撮影禁止です。

その二、セキュリティーチェックを受ける!
裁判所内は撮影禁止のことからも言えるようにセキュリティー体制が万全です。裁判所内に入るとすぐ、空港の保安検査のようなセキュリティーチェックが行われます。
また、私が傍聴した裁判では、入廷前にも金属探知機によるボディーチェックが行われ、バッグやスマートフォンなどの手荷物は預けなければなりませんでした。そのような場合もあることを覚えておきましょう。

その三、服装自由!
スーツで行った方が良いんじゃないか?と思う人もいると思います。確かにスーツの方が厳粛な裁判には適切かもしれないです。でも、全然普段着でOKなんです!傍聴に来ていたおじさん達は普通の格好だったし、ギャルっぽい格好の若い人もいました。私も大学にふらっと行く時のような格好で行きました。だから全然普通で大丈夫です!ただし、多少TPOをわきまえた服装の方が良いかもしれませんね。
初めての傍聴体験記
私が傍聴したのは少々重い刑事事件の第一回目の審理でした。この裁判は傍聴券交付情報で知り、抽選時間に裁判所に行き、抽選券をもらって当選し、傍聴することができました。裁判は平日に開廷するので、傍聴人の中で私が一番若いんじゃないかなと思っていましたが、制服を着た高校生もいてびっくりしました。大学生が傍聴することは意外と普通なんですね。
法廷に入ると、ドラマで見たまんまの光景で「これ、リーガル・ハイじゃん!!古見門先生と黛先生どこー?!(笑)」って思っちゃいました(笑)
被告人が入廷し、間も無く開廷しました。今回の審理は事実確認ということで審理のほとんどは検察官による公訴事実の読み上げが行われました。公訴事実というのは、その裁判の元になった事件に関する詳細のことで、起訴状に記載されています。私も裁判で公訴事実を聞いたのですが、かなり悲壮なことが読み上げられゾッとしました。何より、その事件の当事者が目の前にいることにゾッとしました。
審理は30分くらいで終わりました。法廷に入るまでにかかった時間より短かったです。「え?もう終わりなの…?」と被告人も私と同じような反応をしていました。まあ、1回じゃ判決なんて決められないですよね。変な話ですが、ドラマみたいに続きが見たくなる、ちょっとじれったい感じですね。私はもちろん第二回も行きます。
まとめ


