突然ですが、みなさん。
弁護士の日常って気になりますよね?
どんな生活をしているのか、どんな事件を扱っているのか。
気になることを全部お聞きしてきました。
今回はLM総合法律事務所の網野雅広先生にお話を伺いました!
LM総合法律事務所のHPはこちら→ http://www.lmslaw.jp/
―本日はよろしくお願いします!
まず、弁護士になろうと思ったきっかけを教えてください。
中学のころ、「家栽の人」っていう裁判官の漫画を呼んだんですよ。その漫画に出てくる少年は基本的に皆いわゆる不良なんですよ。でも、そうなったことにも彼らなりの理由があって、それを裁判官が丁寧に解きほぐしていくなかで、子どもたちの表情が変わっていくんです。それから、裁判官とは人の人生にいい影響を与える仕事だなと思って、そこから裁判官を目指し始めました。でも大きくになるに従って裁判官や弁護士についていろいろ知り、結局は弁護士になりましたね。
後付けかもしれませんが、直接「ありがとう」と言われる仕事だから弁護士になったのかもしれません。そういう仕事ってそんなに多くないと思うんです。本当に困っている人がいて、どうしようもないっていう人をどうにかしてあげて言ってもらえる「ありがとう」ってすごい重いと思います。
―直接「ありがとう」と言われることって確かに少ないですよね。
網野先生は、中小企業法務と相続を中心に行っているという事ですが、なぜその分野にしたのですか?
(弁護士の業務には様々なものがあり、離婚問題を扱うものや、金融関係を扱うものがある。中小企業法務とは、中小企業の人の相談を聞き、対処する業務であり、相続は、相続に関するものを扱う業務である。)
小さい会社は、社長が何でも自分でやってしまいかえってよくない事態に陥ることが多いです。「一言私に聞いてくれればいいのに」と思ったことが始まりですね。大きな会社は法務部などに任せてしまえばいいですが、中小企業はそういうわけにはいかないので。リアルタイムに助けてあげられるように中小企業法務をやっていきたいなと思ったんです。
相続の方は、中小企業法務にもかかわってくるんですよ。中小企業って、だいたい親から継いだ会社や自分が作った会社というのが多いです。その時に、相続のことを何も知らずにやると後で痛い目に遭います。だから、中小企業法務だったら必然的に相続は関係しているんですよね。
―2つの分野は結び付いているんですね。
では、1日のスケジュールとはどのような感じですか?
スケジュールは決まっていないんですよ。日によって違いますし、平日も休日も変わりません。私の場合だいたい事務所に来るのが9:30で、帰宅時間はわりと早くて19時くらいに帰ることが多いですね。もうやる気が出ないって言って16時に帰ってしまうこともあります(笑)。弁護士って自由なんですよね。でも急ぎでやらなきゃいけない仕事があるときは0時を回っても仕事しているということもあります。急ぎでやらなきゃいけない仕事は大きく分けると2つあって、刑事事件と仮処分です。この2つはスピードが大事なので、依頼されたらすぐに取り掛かります。
事務所内のカウンター
―結構自由なんですね!
先生が弁護士になってよかったと思うことはどんなことですか?
それはやはり「ありがとう」と言われることですね。あとは、平日に休みやすいことです(笑)。会社員じゃ休めないだろうなと思うときにも休むことができます。例えば、自分でその時期は仕事を入れないようにして、GWの前半に海外旅行へ行ったことがありますよ。今週は土日働いたから平日は休みにしたい、という願望も叶えられます。
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