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【失敗しない留学】時差やオンライン環境など、心配・不安を解消します!オンライン留学体験記

2022年もあっという間に終わろうとしています。来年の夏の予定を考え始めるこの時期に、新しいことに挑戦したい、興味のあることについて学びを深めたい、そのような志はありませんか。

どちらも無理なく実践できるのが、オンライン留学です。でも、オンライン授業に疲れてしまった上に、時差も考えなくてはならないというネガティブな印象がある方も多いと思います。今回は、オンライン留学の心配事、不安について、私の正直な体験談を紹介します!

きっかけ 

私は、ロンドン大学SOAS校(SOAS, University of London)が主催する「Online Academic Summer School」に参加しました。大学の夏期留学プログラムに協定校として紹介があり、2つの理由から申し込みを決めました。

1つ目は、オンラインだったことです。今年度はコロナウイルス感染拡大が少し落ち着いたこともあり、渡航する選択肢もありましたが、私は感染状況に関わらず必ず開催されるという利点から、オンライン留学を選びました。申し込みには早割があり、3月に応募手続きをした際には、多くの対面夏期プログラムは開催不確定ということでした。大学生としての時間は限られているので、計画が崩れることのない安全性を重視しました。

2つ目は、プログラムの内容です。夏休みに短期間で履修できる留学プログラムには、語学系のものが多い一方で、ロンドン大学SOAS校では英語で専門分野を学びます。国際関係学に興味がある私にとって、別名東洋アフリカ研究学院のSOAS校で学べることは、唯一無二の機会でした。

私の場合は、協定校リストから留学を探しました。留学で失敗しないためにも、プログラムの特徴を理解し、何を学びたいのか目的意識を持っておくことをおすすめします。

 心配だったことと体験談

他学生が対面留学を選択している中、オンラインで留学をすることに不安はありました。私が準備期間に心配だったことと、実際の経験を4つ紹介します!

心配事①:昼夜逆転

オンライン留学では、渡航・宿泊費がかからない、家から接続できるという利点がある一方で、時差という懸念もあります。私は朝型なので、昼夜逆転を心配していました。

ロンドン大学SOAS校のプログラムは、イギリス標準時間(日本時間-8時間)で、平日2週間、開講されます。多国籍の学生を想定した全面オンラインプログラムなので、時差を考慮した授業時間になっていました。

時間割では、現地時間10時から17時(日本時間18時から25時)までを授業としていますが、実際にライブ授業が行われるのは、日本時間20時と24時からそれぞれ1時間でした。また、2度あった課題の提出時間も余裕を持って設定されていたので、25時を越えて起きていることはありませんでした。

正直、時差については、プログラムがイギリス時間で開講されていたことが救いだったと思います。アメリカ東海岸となると、同じ現地時間でも、日本では23時に始まるということになるので、厳しかったかもしれません。

心配事②:パソコンの前に座っている時間

コロナウイルス感染拡大で、大学の授業をオンラインで受講することになり、疲れを感じた人も多いと思います。夜遅くまで画面を見ることになるのではないかという心配がありました。

ロンドン大学SOAS校では、以下のように1日が計画されていました。

イギリス時間(日本時間) コンテンツ
10:00-12:00(18:00-20:00) 導入録画授業を視聴(30分程度)
文献①を読む
12:00-13:00(20:00-21:00) チュートリアル
文献①についてディスカッション
13:00-14:00(21:00-22:00) お昼休憩
14:00-16:00(22:00-24:00) 文献②を読む
オンラインフォーラムで意見を投稿
16:00-17:00(24:00-25:00) ライブ授業
文献②、その日のテーマについてディスカッション

ライブ授業の他に、文献を読んだり、録画講義を視聴したりと、それぞれの学生が個人で取り組むことが想定されていました。

私は、7時半に起きて頭が冴えている時間に課題をするなど、生活リズムを崩さずに参加できました。しかし、24時からの授業となると、眠気に打ち勝つために、カメラオフの状態で椅子から立って受けた日もありました。

心配事③:授業の質

質については、ライブ授業やその他のコンテンツが対面に比べて良質と言えるのか、私も心配でした。

経験としては、全面オンラインプログラムとして設計されていたので、しっかり学ぶことができました。録画授業はわかりやすく、文献も適切だと感じました。また、実際に国際NPOでウクライナ支援をしている社会人学生などとディスカッションができ、とても充実した学びだったと思います。

しかし、最後はどこまで個人で頑張れるかにかかっています。柔軟性のある時間割の中できちんと時間を作って、文献の重要な部分に対して意見を持った状態でディスカッションに参加することで最も意味のある学びができると思います。正直、それを2週間続けるのは大変でした。

心配事④:他学生との交流

留学の醍醐味として、多文化を体験し、多国籍の学生と交流を深めることがあると思います。

オンライン留学では、渡航せずに受講できることから、多様な学生が集まります。私が受講したプログラムにも、国際NPOで働く人、博士号を取得するためにイスラエルへ行く予定がある人、マリに駐在する兵士など、豊富な経験を持つ学生がたくさんいました。

しかし、授業で扱われることに関して議論をするのみで、授業外の雑談はありませんでした。連絡先を交換する時間もなかったので、留学での出会いをこの先も、ということは難しかったです。

 最後に、オンライン留学のすすめ

不安もあったオンライン留学ですが、とても良い経験になったと思います。国際関係学について、特にディスカッションを通して、日本の大学ではできない学びになりました。オンラインプログラムを提供する学校も、学生への負担を考慮しているので、充実していました。

時差やオンライン環境など、心配事も多いと思いますが、自分に適した学習スタイルを考慮して、後悔のないオンライン留学に挑戦してみてください!

 

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