環境

【AMRITARA】こだわり抜かれたオーガニックコスメ/大学生の化粧品との付き合い方の秘訣

こんにちは、ヒナです。今日の記事は、オーガニックコスメの企業AMRITARA(アムリターラ)のインタビュー記事です。

オーガニックコスメは大学生にとって値段が高いイメージや手の届きにくいイメージがあり、あまり親しみが無いように感じるかもしれません。しかし、今回のお話を聞いてみて、オーガニックコスメや、現在多くの若者(大学生)が使っているオーガニックではないコスメに対する印象が180度変わりました。

AMRITARA
AMRITARAオーガニックの化粧品、サプリ、食品を手がける会社。2008年創立。植物性オーガニックへのこだわりの強さは、数々のCSR活動にも反映されています。フェアトレードや動物実験の禁止だけでなく、オフィスも環境に配慮されたデザインで、商品も商品を作る人々も作る場所もこだわり抜かれた会社です。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
AMRITARAの取り組むCSR→ https://www.amritara.com/company/activities.html

 

代表取締役社長の勝田小百合さん(右)と商品開発課マネージャー・バイヤーの亀山圭太さん(左)にお話を伺いました。

勝田小百合
1968年生まれ。国産オーガニックコスメ「AMRITARA」(アムリターラ)代表兼商品開発担当。一児の母。カイロプラクターでもあり、都内にある治療室で多くの女性の施術をしながら、ブログ「アンチエイジングの鬼」で健康美容情報を発信。同名著書がシリーズで10万部を超える大ヒットに。著書に「真実のナチュラルコスメ読本」(毎日コミュニケーションズ)「ナチュラルアンチエイジング」(二見書房)、「極上のアンチエイジングレシピ」(主婦の友社)、「やってはいけない老ける習慣」(オレンジページ)がある。最新刊は「老けないオーガニック」(ワニブックス)。
 
亀山圭太
アムリターラ商品開発課で、食品・サプリメントの開発を担当。世にないオリジナルの原料開発を常に探究​しており、合成界面活性剤、合成香料を忌み嫌う​。過敏症かもしれない。現代の”アムリタ”を創造すべく商品開発をしている。

 

ーーよろしくお願いします。早速なのですが、会社名であるAMRITARA(アムリターラ)とはどういう意味なのですか?

勝田:これはアムリタという言葉とターラという言葉からできた造語です。両方サンスクリット語(古代インド語)の言葉で、アムリタとは、「不老不死の霊薬」という意味で古代インド神話に出てくる不思議な力を持った液体のことです。「ターラ」が「響き渡る」や「星」という意味です。ナチュラルに美しく健康でいられるために必要なもの(アムリタ)を探したり開発したりしています。星のように人々を輝かせて響き渡って(ターラ)欲しいという意味を込めて作った言葉です。

 

ーー大学生を含む多くの若者が使うコスメは、オーガニックコスメより安価で手に入りやすいものが多いように感じます。もちろん体や環境に良くない影響があるリスクもあり、それも分かっていますが、使う化粧品全てをオーガニックのものにすることは若者にとって難しいことだと思います。そのような点に関してご意見が有ればお伺いしたいです。

勝田:会社を始めて商品開発を行うようになってから、消費者の時には分からなかった「物の値段に何が含まれているか」が分かるようになりました。今は一般の化粧品の全成分を見るだけで、だいたいの化粧品の原価が分かります。石油由来の安い化学合成原料しか入っていないので、純粋な材料の合計は100円もしないだろうなという商品をよく見かけます。含まれている油もプラスチック油とも言える合成樹脂(シリコーンオイル)を基材に使っている商品が非常に多いです。私は、それを顔に塗って何になるのかな、と感じます。ためしに楽天市場とかで「シリコーンオイル」って調べてみてください。機械油が出てきます。

楽天市場の「シリコーンオイル」の検索結果:AMEITARAの商品1つよりも安い油が数リットル単位で売られています。中には車のワックスにおすすめと商品説明欄に記載されているものもあります。

勝田機械に使うような油とも言える「合成樹脂」を顔に塗って作るビューティーってなにが美しいんだろうって思います。化粧品業界や美容業界について学びその裏を知れば知るほど、そんなものを顔に塗るなら何も塗らない方が体のためになるんじゃないのかな、と。オーガニックの植物の実や種をジュースのように搾った油や、抗酸化物質の多い植物エキスなど、肌につけて意味のあるものをチョイスすることが大事だと思います。

また、そんなに若い時からそんなたくさんの美容液やクリームを塗る必要があるのかなということもよく感じます。なぜそんなに美容液やクリームが必要なのかと言うと、顔を洗いすぎているからです。なぜ顔を洗いすぎているのかと言うと、メイクが落ちにくいからなんです。このメイク用品にも先ほどのシリコーンオイルが多用されており、とても落ちにくくなっています。若いうちからメイクをする時にたくさんのものを顔に塗るので、合成界面活性剤が大量に入ったクレンジングが必要になります。合成界面活性剤は肌のバリアを壊すので、肌が乾燥しやすくなります。そうするとまたそれを補うために美容液やクリームを若い時からたくさん塗らなければいけなくなると、悪循環です。だから、たくさんの化粧品を買わなければならないようになって、一つひとつは安いものを選ぶようになるんじゃないのかな、と思います。根本的なところから整えていけば、もっと使う化粧品は少なくて済むんです。そこまで乾燥することもないし、そこまでメイクが必要な肌ではなくて内側から健康的なものになると思います。最低限の必要なものだけを、良いもので揃えれば十分じゃないのかな、と。

勝田:最低限の良いものを使うことで、将来的な自分の肌も健康で美しくなっていきます。その一方でケミカルな化粧品を使い続けると、肌へのダメージで将来必要になる化粧品の数も増えていきます。長い目で、トータルを見た時に“お得”なのはオーガニックコスメではないのでしょうか。

 

ーー今携わっているお仕事について教えてください。

勝田:私は代表兼開発として様々なことをしているので、全てを説明するのは難しいです。会社に居る時は会議が多く開発やデザインや営業やPRなど、商品に携わる様々な部署やチームと話し合います。
今、開発を担当しているのが私と亀山の二人で、私が主に化粧品、亀山が食品とサプリメントの開発をしています。商品に使う原料を探すため年に3~4回ほど、九州や島根、北海道など全国各地の農家さんや生産者さんの所に旅にいきます。それも大切な仕事の一部です。

亀山:原料開発や取引先とのやりとりなど、デスクワークだけでなく、農地視察や生産者さんとの直接のお話、現場視察など現地に行かないとわからないこと確認するために直接足を運ぶこともあります。また、規模の小さいものは、会社のキッチンなどを使い自分たちで配合確認などの作業をすることもあります。これとあれをどういった割合で配合すればいいのだろう、というような簡単な調合なら現場感覚でイメージすることもあります。でも現地でまで足を運んで現場を確認しないと、机上だけの考えや把握で終わってしまうことになりがちなので、直接自分の目を通して確かめて、いけると思ったものを生産者さんや製造者さんに実作してもらいます。幅広く食品やサプリメントの開発を担当しているため、多岐にわたって様々なことを掘り下げて確認することが肝要だと思っています。

 

ーー会社を立ち上げ、現在の規模に到るまでに大変だったことなどを教えてください。

勝田:会社を始めて今年で12年目になります。私たちは、既存の化粧品と反することをしているんです。

①オーガニックコスメの先駆け
会社を始めた当初は日本ではオーガニックコスメがゼロに近い状況だったため、商品を製造してくれる工場を探すことから始めなければなりませんでした。

②100%オーガニックを目指して
植物原料の80%がオーガニックまたは野生の植物という約束を掲げてやっており、ほとんどの商品で100%近くオーガニックを実現出来ています。オイルや精油は海外のオーガニックのものがあったのですが、エキスがとにかくありません。オーガニックでハーブを育てている農家さんを探さなければなりませんでした。そまた、材料が見つかれば今度はエキスにする製造所を探します。

③エタノール→植物性
溶剤も植物性エタノールと水を指定し、植物エキスを作りました。

④合成界面活性剤→使用しない
合成界面活性剤は、水と油を混ぜるための乳化剤で、ほとんどの化粧品に含まれます。しかし、合成界面活性剤は肌のバリアを壊し、乾燥などしやすくなってしまうため、自社の製品に使いたくありません。そのため、マヨネーズやドレッシングを作るときのような化粧品ではあまり使わない「大豆レシチン」という天然の乳化剤を使い、食品を作る技術で化粧品を作りました。

⑤防腐剤→使用しない
一般的な化粧品は合成防腐剤を入れることで、3年程状態を保たせることができるため、食品のように消費期限などは明記されていません。AMRITARAの化粧品は柳のエキスや大根のエキスなどを使用して制菌していますが、3年ももたないので、全てに消費期限が明記されています。

実際にAMRITARAの商品には全て消費期限が示されています。

勝田:防腐剤も合成界面活性剤も使用していないため、10ヶ月~1年半ほどの期限のものもあります。防腐剤を使用しない代わりに、大根や柳のエキスや植物性のアルコールを組み合わせるなどして、長持ちをさせる工夫しています。やはり防腐剤を使うと、肌の常在菌を殺してしまいます。肌の常在菌がいないと、肌が弱ってアトピーや乾燥肌になりやすくなります。弱酸性に保てているのは常在菌の分泌物のおかげなので、それらを壊したくありません。

⑦香料
合成香料を入れると3~4年は同じ匂いがしますが、AMRITARAは合成香料の代わりに植物から取れた天然の精油を使っているので、同じ香りを長くキープすることができません。例えばオーガニックのダマスクローズの精油は1kg300万円もするんですよ。一つ一つの原価は高くなるし、大量生産はできないし、冷温保管しなければいけないし、夏場はクール宅急便になってしまいます。

⑧容器
化粧品の容器は空気が入らないエアレス容器です。そのような容器は普通の容器の3倍以上の値段になってしまいますが、天然の香りが少しでも長持ちしますし、油の酸化も抑えられ、雑菌が入る心配がなく、製品のフレッシュさを保てます。

 勝田:いいものを作ろうとするととにかくコストがかかってしまいますが、広告費などを抑えることなどで、出来るだけお求めやすい価格設定にしています。オーガニックでない化粧品に比べるとAMRITARAの商品は原価が非常に高いんです。創立時は千葉や神奈川に行って実際に自分で種を蒔いたりして原料の一部を生み出していました。それが一番大変でした。利益を重視していない価格設定だったのでかなり苦労しました。

 

ーーそうですよね。

 亀山:「安くしよう」とすると「ここも削れる」、「そこも削れる」というように紐付けてコスト管理と価格設定をすることができるのですが、私たちはその全く逆のことをしています。「ここをこだわる」と決めてしまうと「あっちもこだわらなきゃいけない」となってしまうんです。そうするとどんどんコストがかかってきてしまいます。例えば、AMRITARAでは「防腐剤を入れない」と決めているので、「配送は冷蔵配達」「保管は冷温で」「容器はエアレス容器」というようにコストが大きくなります。だから、その分広告費などをあまりかけずに価格を設定しなくてはいけないんです。出来る限り「消費者に寄り添う」ことを目指しているため、利益もこれだけ取ればなんとかやっていけるというラインで考えます。

 

ーーなるほど。では、原価がすごく高いのに、なぜ比較的安価にできるのですか?

勝田:広告費を他の化粧品のようにかけていないからです。私は会社を立ち上げる前からブログを書いていました。

始めた当時はブログのブームになり始めた頃で、美容ブロガーもあまりたくさんいませんでした。そのブログが人気で、起業する前からお客さんがすでに待ってくれていたような状態だったんです。だから、商品の販売初日からすごく売れたんです。普通こんな期限の短いものって売れ残ったら廃棄しなきゃいけないことが多いのですが、発売当初から足りなくなるくらい人気が出ました。ブログからのお客様がいてくださったおかげで、こんなにわがままで贅沢な化粧品が出来上がったんだと思っています。

 

ーーここまでこだわられた贅沢な商品が消費者の方にとって現実的で比較的手の届きやすい価格設定ができるのは、やはり広告費に多くをかけていないからなんですね。

勝田:そうですね。ものすごく多くの雑誌に紹介して頂いたり、口コミで広がったり。それらは、会社がお金を払ってするようなPRではなく、美容業界の方々がいいと思って紹介してくださることが多いです。また、全国200店舗以上に卸しているので、最初のようにブログから来られたお客様だけでなく、店舗などで知ってAMRITARAブランドのファンになって頂いたお客様に買っていただけるようになりました。沢山の応援して下さる方々のおかげで、今もこの価格でやっていけてるのだと思います。

 

ーーどんなブログか詳しく教えていただけますか?

勝田:アンチエイジングや健康、食生活、美容に関わることだけでなく、環境問題のことなど色々なことを書いていました。一般的に言うようなファンというよりは、私の文章を読んで賛同・共感してくださった方々が多いと思います。

勝田さんが起業する前からしていたブログのリンク( https://plaza.rakuten.co.jp/korrida/

勝田:会社を立ち上げるまでは、私が良いと思ったものをセレクトしてブログで紹介していました。すると、私が紹介したものがすごく売れると言う現象が起きたんです。(笑)無名のはちみつが3日で800個売れたりとか。私 が 勝手に紹介しただけなので、利益は入ってこないんですけどね。でも、自分が良いと思ったものが売れて、生産者が喜んで、消費者も喜んでメーカーの人に感謝してもらえたのがすごく楽しくて。

◎勝田さんは出版社から声がかかり本も出されています。

 

ーーありがとうございます。では、次の質問に行かせていただきますね。まだ取り組んでいないことでこれからしてみたいことなどはありますか?

勝田:衣食住に関係するいろんなことをしてみたいです。AMRITARAってすごく商品がたくさんあるんです。


AMRITARAでは化粧品だけでなく多岐にわたる商品が展開されている。

勝田世の中にまだないものや、あるけどもっとこうだったらいいなと思っているものを作りたいです。そこにないものを全部やりたいって思っています。
開発がたったの2人、それにたったの12年でこんなにたくさんの商品を開発してきました。それでもまだまだやりたいことがあります。商品だけではなく、例えば、レストランやバー、宿泊施設など、AMRITARAの商品を体感して頂けるような場所をプロデュースしてみたいです。しかし、予定調和にはしたくありません。

 

ーー詳しくお聞きしたいです。

勝田:コロナがあって改めて実感したのですが、もともと私たちは色々な地域に行って、そこのものを再発見して一緒に商品化したり、それで地域が活性化するのがすごく楽しいです。それももっと繋げて循環させていくようなことをしたいです。「こんな商品を作りたい!」というのももちろんあります。男性向けの商品や若者向けの商品とか。

でも、商品を最終的な目標にしてしまうとエゴや欲が出ちゃうんです。出会いがあって、原料があって、喚起されて商品ができる、というような流れが大事なのかなって。

この会社をはじめたのも、ビジネスのためにはじめたのではなく、自分が使いたいと思ったものがなかったから作ろうと思ったからなんです。今もそれは同じです。自分を含めた人々が健康で美しくしたいと思っています。そのために必要なものは作っていきたいです。

 

ーーなるほど。これまで通り、AMRITARAらしい環境にも体にも優しい商品を開発し広めることでそのようなことが実現するのかもしれませんね。

亀山:種を蒔いたら自然と育って実となって、循環していく。市場をみてみると、オーガニックコスメより一般的な化粧品の方が安いし、手軽だよねって思うこともあると思います。でも、制作過程など裏側を知れば、オーガニックって大事に使えば逆に安いんだなとか、将来まで考えたときに今自分が使うべきものも分かってくるのだと思います。結果的にそれが種を蒔くということに繋がっていくんだと思います。作る側も使う側もそのような循環に気づいていくことで私たちの活動は少しずつ広がっていくんだと信じています。種を蒔いたらたくさんの実がなるように、いいものをちゃんと作って正直に伝えていくことで、あとは理解してくださる方がどんどん増えていけばいいなと思っています。

 

ーーありがとうございます。では最後に、若者へのメッセージをお願いします。

亀山:学生の時ってたくさんの気づきがあり、その時にその気づきが貴重なものだと思うだけでなく、聞き流しちゃって今の自分にはいらないのかなって思うこともあると思います。貴重な気づきであったか、意味があったかはその時に気づけないことも多いかもしれない。気づきを一回腑に落として、次の自分にどう活かせるか考えて行動してみることで、その場しのぎの行動や考え方に陥らずに、気づきを次のステップに繋ぐことができるようになれば素晴らしいなと思います。

勝田:冒険して、色々なことを経験して欲しいです。若い頃は、大人に比べて人生の経験が少ないので、物事を色眼鏡無しにみることができます。経験を積んじゃうと、「あ、あのパターンのやつね」とか、「あ、知ってる知ってる。」ってなる人もよくいます。でも経験が浅ければ、より自然に受け入れ易くなります。自分の中にバリアを貼ることなくクリアに物事を見て欲しいです。私が最近関わる若い人は、会社の面接に来る人なのですが、将来の確証や保証がないと頑張れないと考える人が多いように感じます。失敗を恐れているというか……。こんな若いうちから何をそんなに心配しているのだろうって。打たれ弱い人が多いのかもしれませんね。募集しているお仕事でも、「私が将来◯◯という役職につける確率は何パーセントですか。」とか聞かれます。そこにレールが轢かれていたら頑張るけど、そうじゃないなら頑張れないみたいな。もちろんそうじゃない人もいると思いますが。将来が決まっているなら頑張るみたいな姿勢ではなくて、自分で切り開いていくものじゃないのかなって。

 

ーーありがとうございました。

 

編集後記
私がこのインタビューを通して一番感じたことは、「どちらが本当に“お得”なのか」ということです。例えば、同じ内容量の1000円のオーガニックでない化粧水と3000円のオーガニックコスメがあるとします。勝田さんや亀山さんがおっしゃっていた「その価格は何で構成されているのか」を考えてみます。1000円のコスメの原価が10%で残りの多くは広告費で、3000円のオーガニックコスメの原価が50%だとします。1000円のコスメの場合、自分の顔自体に使われているお金は100円で900円は広告費などにお金を払っていることになります。3000円のオーガニックコスメの場合、1500円は顔にかかけていて、残りの1500円は人件費等々にお金をかけています。1000円あたりにして考えてみると、1000円のコスメは自分の顔に100円の原価分を塗りますが、3000円のオーガニックコスメの場合500円分のものを顔に使っていることになります。この時点で400円もオーガニックコスメの方が得しています。何を「お得」と捉えるかは人それぞれですが、私も勝田さんや亀山さんがおっしゃるように長い目で見たときにオーガニックコスメの方が「お得」であると感じました。このインタビューを経験したことで、化粧品を含む様々な物やその値段に対する考え方が変わりました。物を買う前に、自分にとってこれが良いのかを考えるようになりました。

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gakuseikichi

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