皆さんは自分のタンスの中に何枚のズボン・Tシャツがあるか、知っていますか?
皆さんは自分の服に「恋」、していますか?
現代、ファストファッションの流行により、服と私たち自身との関係が薄れたことで生まれた「大量に買い・大量に捨てる」というサイクル。
日本では、年間100万トンもの服が捨てられ、その9割はリサイクルされずに、環境に大きな負担をかける「埋め立て」「焼却処分」によって処分されている事実。
100万トンってどのくらい?
、
また、洋服を作る工場の労働条件は極めて過酷で、低い賃金で12時間以上の労働を強いられることもあるという事実。
おすすめ映画
ファストファッションの裏側に潜む低賃金労働の問題だけでなく、服の製造・処分による環境環境破壊などの残酷な事実が描かれており、これからのファッション業界のあり方を考えるきっかけとなる映画です。是非、見てみてはいかがでしょうか。
これらの環境問題や社会問題を知ると、
ついつい、服をたくさん買わないように「しなきゃ」・長く服を「きなきゃ」とネガティブに考えてしまいがちですよね。
でも、少し立ち止まって、考えてみてください。
服を長〜く着ることって本当に魅力的なことだと思いませんか?
愛着に満ち、自分とその服とのストーリーがたくさん詰まったお洋服やモノに毎日囲まれるライフスタイル。
目次
その服に「恋」をして・一緒にストーリーを作っていく
◼️アウトドアウェアブランド【Patagonia】の活動
環境におよぼす影響を軽減するために様々な活動を積極的に展開しているPatagonia。
「If it’s broke, fix it!」(壊れたら、修理しよう!)
「新品よりもずっといい」をキャッチフレーズに、
壊れた服を修理し、長く着てもらうことで服とヒトとの関係を変えることを使命としています。ブランドなのにもかかわらず、服を多く買ってもらうことを要求しないという斬新さ。このようなブランドが増えたら、素敵ですね。
壊れてしまっても、また新たにその服とのストーリーを作っていく。
新しく買うよりも、今着ている服が可愛いから・素敵だから・オシャレだから、修理やアレンジをして「長く」着るのです。
私たちにできること
◼️消費を減らすこと。
新しい服を買うときはそのお洋服と長〜く「恋」をすることができるのかな、
共にストーリーを作っていける服なのかな、
本当に必要なのかな、
と問いかけてみる。
古着屋さんに行ってみて、他の誰かとのストーリーが詰まった服と、新たに自分とのストーリーを作ってみる。
この服の製造工程は、公平で愛に溢れたものだったのか、調べてみたり・聞いたりしてみる。
重ね着アレンジがしやすい服を賢く選んでみる。
自分との関係が濃く・思いが詰まった服を着る毎日は、
きっと「2・3回きたら捨ててしまう」服を着る毎日よりも、
ずっとずっと濃く・愛に溢れ・幸せなのではないでしょうか❤︎
もっと幸せで溢れたライフスタイルへ
「ファストファッションは環境に悪いから」消費活動を改めなきゃ、と思うのではなく!
「ストーリーがたくさん詰まっていて愛着のある服に囲まれた方が方がはるかに幸せで、素敵な毎日を過ごせそうだから。」
だから、
「長く」服を着る!
服ともっともっと「濃い」関係を築き、長くその服に「恋」をする。
そんな幸せなファッションの楽しみ方にシフトする時に今、きているのではないでしょうか❤︎
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