みなさんは今まで、学校に行きたくても行けない状況にいる自分を想像したことがありますか?
勉強は嫌だし、大変だけど、学校に行くといつも友達や先生がいて、行ってみると楽しいと感じられる場所が学校なのではないのでしょうか。
しかし、インドには学校に通いたくても通えない、そんな厳しい状況に置かれた子ども達がたくさんいます。
今回は、そのような子ども達が学校に行けるよう、奨学金支援という形でサポートしている広島大学の学生団体Smiles Productionのメンバーの方々に取材させて頂きました。
Smiles Productionの団体理念は、Mission, Vision, Valueの3つにより構成されています。
Mission 「自分らしい生き方への挑戦を」
学校に行きたくても通うことのできないインドの子供達が、学校で教育を受けることによって自分の世界を広げ、挑戦してほしいという思いがある。
Vision 「よりよい協力の形を追求し、実行する」
Missionを達成するための、団体組織の目標です。常に現状を省みて向上し続けます。
Value 「自分らしい生き方を体現する」
「メンバーそれぞれの自分らしさ(個性)を生かした支援をする」
「常に成長する」
Missionの実現、そしてVisionの実行のために、メンバー各自が常に持ち続けたいマインドです。
インドの子ども達にも教育を受けてもらい、子ども達に自分らしい生き方を見つけ、挑戦してほしい。そんな思いを胸に日々活動に取り組んでいるそうです。
目次
実際にはどの様な活動をされているのですか?
活動内容は大きく、インド(現地)での活動と日本国内での活動の2つに分けられています。
インドでは、メンバーが実際に渡航して支援先の家庭訪問や支援に携わってくれている方々とのミーティングをしたり、インドで有名な紅茶を現地で安く購入しているそうです。
実際に現地に足を運ぶことにより、自分の目で現地の状況を把握できるようになったし、自分が活動している目的が実感できる様になったとおっしゃっていました。
一方、日本では基本的にミーティングを中心に活動されていて、プラスで現地で調達した紅茶を売ったり、日本の高校生にインドの文化や社会問題、食べ物についての授業を行ったりと、様々なワークショップをされているそうです。
特に、高校の授業では国際協力について話されることが多く、いろいろな人が力を合わせているということを学生に伝えることを目的としているそうです。
国際協力に興味を持ち始めたきっかけは何ですか?
(金沢さん)
もともと親戚がアメリカに住んでいて、海外に興味があった。それを機に、海外を知る様になり同時に様々な問題を抱えていることも知り、Smiles Productionに入った。
(大畠さん)
将来は保育士になり、子ども達に夢を与えられる様な人になりたいと思っていた。スリランカに行き、様々な状況の中にいる子ども達をみて、日本だけでなく海外の子ども達にも夢を与えられる様になりたい。また国内だけにこだわる必要はないと感じた。
(井上さん)
大学で何かしたいと思い、様々なボランティア団体を探していて見つけたのがSmiles Production。ここで活動をすると自分自身も成長できるのではないかと感じ国際協力に興味が湧いた。
この様に、3人共きっかけは違うものの大学生活で一生懸命に取り組みたいと思える活動を見つけられたのは素敵なことだなと感じました。
最後に、大学生へのメッセージがあればお願いします!
「大学生にでもできることはいっぱいある」ということを伝えたいです。
学生の間にたくさん経験して、失敗して将来に繋げることもできるし、大学生だから無理だという考えは辞めていろいろなことに挑戦すべきだと思います!!!
Smiles Productionの方々ありがとうございました。
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