好きを見つけよう

【寒天なし】留学先で琥珀糖作り

とてつもなく食べたくなったので、ドイツでも作れるかを検証します!

そもそも琥珀糖とは、砂糖水を寒天で固め、表面を乾燥させたもの。グミのような和菓子ですが、表面はパリパリ、中はもちもちで不思議な食感です。

ステップ1.材料をそろえる

まず材料をそろえなくてはなりません。本来の材料は水・寒天・砂糖・食紅ですが、ドイツで寒天を買うのはかなり困難…。その代わりにスーパーで買える「Agar-Agar」を使ってみます。

左: 食紅   右: Agar-Agar

Agar(アーガー)とは粉末状の製菓材料で、パッケージ写真のようにゼリーを作る際に使われます。ゼラチンと寒天が合わさったものです。

次にドイツの食紅について。スーパーの製菓材料ブースに置かれています。ドイツ語だと「Lebensmittelfarbe(レーベンズミッテルファルベ)」。ケーキのスポンジに使うペースト状食紅と、日本でもおなじみのパウダー状のものがあります。琥珀糖作りにはパウダー状の「Pulver(プルファー)」と書かれているものを購入。

琥珀糖に味と色を同時につけたいときはジュースやシロップを使います。(色だけを付けたいときは食紅で。)日本ではかき氷シロップを使うことが多いですが、ドイツでは飲み物用のシロップが使えそう。REWE(スーパー)やdm(ドラッグストア)に売っています。

REWEの飲み物コーナーで発見した飲み物用シロップ

左から:さくらんぼ(Kirsch)、ラズベリー(Himbeer)、クルマバソウ(Waldmeister)、レモン(Citrus)、ニワトコ(Holunderblüten)

 

最後にクッキングペーパーを忘れずに!乾燥させる時に必要です。

ステップ2. 作ってみる!

クックパッドを参考に、量りがなくても作れる分量にアレンジしてみました。

分量
水: コップ2杯分
砂糖: コップ2杯分
Agar-Agar: ティースプーン3杯(筆者の購入したのと同じ商品だと半パック=10グラム程)
食紅・シロップ: 好みの色を適量

①深めの鍋に砂糖水を作り、沸騰させる。(全体に色、味をつける場合はシロップも投入)10分

②とろみが出てきたらAgar-Agar投入。さらにとろみが出るまで、かき混ぜながら熱を加える。10分

③バットまたは高さのある容器に入れる。

④(グラデーションにする場合)シロップまたは水で溶いた食紅で色をつける。

⑤冷蔵庫で固まるまで冷やす 1時間以上

材料さえ手に入ればここまで、パッと作れます。次からは食欲との戦い!

⑥ゼリー状の琥珀糖(仮)をナイフや手で切り、クッキングペーパーをしいた天板や皿に並べる

⑦風通しの良い場所で乾燥させる

1日1回は琥珀糖たちをひっくり返します。

ドイツは乾燥しているためか、4日ほどでだいたい乾きました。乾燥中は食べたくって仕方なくなるので(筆者だけ?)、最終的に出来た量は半分になっていました。誘惑に弱い。


さて、完成形は、、、

綺麗に出来上がりました!!

表面が完全に乾くと、食べたときにシャリシャリと良い音がします。寒天100%ではないからか、以前日本で食べた琥珀糖とはちょっと違う。でもシャリッ、プニッとやみつきになる食感で美味しいです。和菓子っていいなあ。

(寮の共同キッチンで食べていたらドイツ人学生に「石食べてるの!?」と驚かれました。)

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gakuseikichi

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