Szia! (スィーア!ハンガリー語でこんにちは)
日本もだんだんと寒くなってきていることと思いますが、いかがお過ごしですか?
今回は2018年10月20日にポーランドで開催されたキャリアセミナー&留学生交流会@ワルシャワ2018について読者の皆さんにもシェアしたいと思います!
なぜハンガリー語の挨拶から始まったのか疑問に思っていることでしょう。
実は、このイベントを運営された中心の一人、藪内達也さんはこの日のためにわざわざお住まいのハンガリーからいらっしゃいました!
笑顔が素敵な藪内達也さん
セミナーの全内容という訳にはいきませんが、薮内さんのトークの中にもあった「これからの時代を生きる皆さんに伝えたいこと」を一人でも多くの方にお届けできればと思います。
(ブダペストの夜景)
目次
セミナーの趣旨と講演者
今回のセミナーは「身近な社会人の方々へお話を聞こう!」という趣旨のもと開催されました。
参加者は日本からポーランドへ来たばかりの交換留学生が多かったので、大学卒業後のキャリアを考える上で、「国連でバリバリ働いています!」など、自分にはまだ遠い存在のように感じてしまう社会人ではなく、もう少し学生と年齢が近い先輩方の話を聞く機会を設けてくださいました。
(ワルシャワ旧市街の眺め)
貴重なお話をしてくださった4名の皆さまは、職業も日本語教師、バイオリニスト、日系企業の駐在員、フリーランサーと様々で、私たち学生の生き方は決して1択ではないのだ、と視野を広げる機会をいただきました。
藪内さんは既に本を出版されていたり、ブログでも発信し続けられたりしているので、下のリンクからどんどん情報収集をしてください!
これからの時代を生きる皆さんに伝えたいこと ~仕事編~
藪内さんはフリーランサーになる前もなった後も紆余曲折あったそうですが、その時の体験が確実に現在に繋がっていらっしゃるのでしょう。
(ブダペストの夜景)
特に2011年には東日本大震災があり、人生について色々考えた時期だと仰っていたのが印象的でした。
仕事について藪内さんから重要なこと3つをお伝えいただきました。
① 自分という「枠」に囚われない
今皆さんが何気なくやっていることが他人からはすごいと見えることもあります。他人が見るあなたの姿・強みも大事にしてください。
② 自分の「エゴ」に縛られない
自分のしたい=エゴ、が先に出てしまうと仕事になりません。相手がいてこそ自分の仕事ができことを忘れないようにしてください。
③仕事は本来、とても楽しい
仕事が楽しいと思っている人から話を聞いたり、何を考えているのか聞いたりするといいですよ。
最後の③については特に、まさに藪内さんからお話を聞けて良かったなと思いました!
(ワルシャワ・ワジェンキ公園でのピアノリサイタル)
これからの時代を生きる皆さんに伝えたいこと ~人生編~
仕事はもちろん人生の大部分を占めていると言っても過言ではないと私、筆者は思います。
(クラクフ旧市街の夜のライトアップ)
人生についても藪内さんから貴重なアドバイスをいただきました。
① 今の自分で想像できる未来にはほとんど意味がない
時代の移り変わりに追いつくため、ずっと新しいことを学び続ける、世の中をCatch Upしていくことが重要です。
② (見えない)壁を越えよう
社会が作った壁で勝手に境界線を引いてしまっていませんか?
③ 人生のタイミングは人それぞれ
自分のペースで生きて、自分が大事と思うところで向き合うと良いと思います。
④ 想像の限界が人生の限界
大学生の時に色々な方に出会い、会社勤め以外の方法もあると思いました。オプションを知っていればいざとなった時に選べるものが増えるはずです。
⑤ 色んな世界を知ろう
自分の関心・趣味を限定せずに「壁」を破っていこう!
(ルブリン・マイダネク強制収容所)
Fundacja ChibiWaru「ちびワル」について
この度のイベントはワルシャワのNPO団体Fundacja 「ちびワル」様との共同主催ということで、開催が実現したそうです。
団体の代表者さまにも最後にご講演いただきました。大変明るく、お話も面白く盛り上げてくださり、参加者同士の交流も積極的に促進してくださいました。
是非下のリンクから活動をご覧ください!
編集後記
登壇してくださった全員から、人生の糧となるような力強いメッセージをいただいたセミナーでした。
セミナー後の交流会でも話が尽きず、もっと時間があったらな、と帰り際に思うほどあっという間に時間が過ぎていました。
当日はあいにくどんよりした天気でした。これからも曇り空が続きますが、気分が落ち込まないように当日交流できた者同士情報交換などをして支え合い、春まで乗り切っていこうと思います。
このような素晴らしい機会をくださった藪内さま、ちびワルさま、講演者の皆さまに、この場を借りて再度感謝申し上げます!貴重なお時間をありがとうございました。
<
p style=”text-align: center;”>(クラクフの「黄金の秋」(紅葉))
Add Comment