就活/働く/企業訪問

宿泊もできるブックカフェって?/ブックカフェ「栞日(しおりび)」

 

ブックカフェをご存知でしょうか?

 

店主がこだわってセレクトした本が置かれており、

軽食を楽しみながら気軽に読書が楽しめるカフェのことです。

読書だけでなく、店主や客同士の会話も気軽に楽しむことができます。

そんな本好きが集うブックカフェ、なんと宿泊ができる所もあるそうです!

宿泊も楽しめるブックカフェ

「栞日(しおりび)」店主・菊地徹さんにお話をうかがいました!

(▲ブックカフェの別棟に、

松本市移住希望者向けの宿泊施設があります。)

「栞日」
「心地よい暮らしのヒント」をコンセプトにした
長野県松本市にあるブックカフェ。
ブックカフェとホテルだけでなく、作家の個展やトークライブなども楽しめます。
 

目次

 
  1. お店について
  2. ブックカフェを始めた理由
  3. 宿泊業の魅力
  4. ガクセイに向けてのメッセージ

お店について

―お店について教えてください。

 

長野県松本市で

大型書店では見られない、

文芸誌やミニコミ誌などの

個人が出版した新刊を店内で販売しています。

 

取り扱っている本の作家のトークライブやアーティストの個展も楽しめ、

別棟には宿泊設備も備えたブックカフェとなっています。

―どのような本を取り扱っているのでしょうか。

 

「心地良い暮らしのヒント」をテーマに

暮らし周りの本を選ぶ基準にしています。

生き方や旅について書かれた本が多いですね

 

―どうして生き方や旅についての本を多く取り扱われているのですか?

 

人間の暮らし方、生き方に20代の頃から興味があったからです。

学生の頃から一人旅が好きでしたね。

ブックカフェを始めた理由

―ブックカフェを始めたきっかけを教えて下さい。

 

学生の頃から一人旅が好きで、ローカルなカフェや本屋を知ることができるのが楽しみでした。

カフェのレジ脇には地元にしかない本が置いてあることもあり、お土産に買うこともよくしていましたね。

自分のお店を始めようとしたときに

マイナーな本の開拓が趣味だったことを思い出し、

本屋をやろうと思ったのがきっかけです。

 

―なぜ自分のお店を持とうと思ったのでしょうか?

 

おもてなしができる仕事は

楽しいこととコミュニケーションが好きな自分に合っているなと思ったからです。

 

人間にはファーストプレイス(第1の居場所)となる「家」、

セカンドプレイス(第2の居場所)となる「学校・職場」、

そしてサードプレイス(第3の居場所)となる「家庭でも学校・職場でもない居場所」が必要だと考えています。

 

家でも外の組織でもない、ただ自分が自分らしくいられる場所をお店として提供できたらなと思いました。

―なぜ松本市を選ばれたのでしょうか?

 

大学卒業後に就職した旅館がたまたま松本市にあったからです。

松本市のコンパクトながらにも色々な店があり、人がいるという

面白さは松本に移住した後に分かりましたね。

宿泊業を始めた理由

―本やカフェ以外に、なぜ宿泊もできるようにしようと思ったのでしょうか?

 

主な理由としては2点あります。

 

1つ目は「宿泊業でサービス出来るものが広げられる」点です。

 

私は「栞日」を立ち上げる前に旅館で働いていました。

またスターバックスで働いていた時もあり、

同じサービス業でも、旅館と飲食業では

お客さんに与えられるものが異なるなと思っていました。

 

飲食業だと、お客さんと関われる時間が短い上に、

次にお客さんと会えるのはいつになるかわかりません。

宿泊業だと、お客さんに対してサービスできる時間が長く、

気に入ってくれたお客さんはまた来てくれるなど関係が続きやすいです。

 

宿泊業の、お客さんとのコネクトが深い点はとても魅力的でした。

 

2点目は「中期滞在希望者向けの宿泊先が松本になかった」ことです。

 

松本に移住を考えている方と関わろうとすると、飲食業では限度があります。

中・長期滞在できる施設があれば、滞在中に会って会話する中で

その人の思いに寄り添った正しい情報やアドバイスを提供できると

思うのです。

 

もしホテルを気に入ってくれたお客様がいらっしゃったら、

「栞日」全体のファンになってくださるかもしれない、

そういった点にも惹かれました。

 

―今後の展望などはありますか?

 

これまでは個人で行っていたことを今後はチームとしてやっていきたいですね。

自分の考えに共感してくれてサポートしてくれる人とお店をやっていきたいと思います。

学生へのアドバイス

―進路に悩んでいる学生に向けてのアドバイスをお願いします。

 

何かに悩んだりしたときは、身近に先輩と呼べる大人がいるとよいのではと思います。

私の学生時代はバイト仲間に素敵な先輩がたくさんいました。

学生時代は先輩から教わったことも多いです。

大人と話すことで、自分1人の考えを整理し更新でき、また

外に自分の居場所もできます。

何かあったら身近な大人に相談してみましょう。

―菊地さん、どうもありがとうございました。

About the author

gakuseikichi

Add Comment

Click here to post a comment

ワーキングホリデーin Canada

就職サイト一覧

就職サイト一覧

アルバイトサイト一覧

グッドデザイン特集‼