How To 学生生活

現役美大生だけで運営!?shop&gallery mintaka

みなさん、こんにちは!

今回はみなさんも耳にしたことがあるであろう「5美大」に含まれる多摩美術大学東京造形大学に関わる学生団体を紹介したいと思います。

現役美大生だけで運営するハンドメイドショップの mintakaです!

mintaka 2018年度代表の長岡華子さんにお話を伺いました!

ーよろしくお願いします!まず、mintakaの概要を教えてください。

mintakaは現役美大生だけで運営する手作りアクセサリー・雑貨ショップです。

「好きをカタチにできる場所」をコンセプトに、委託販売、ギャラリーワークショップの開催などを通しアートで人をつなげる活動をしています。

「好きをカタチにできる」のは作家さんだけに限らず、企画することやみんなをまとめること、運営を考えることが好きな人もスタッフとして好きをカタチにすることができます。

それぞれの「好き」をmintakaで発現できるという意味が込められています。

そしてその「好き」により
お客さん、作家さん、スタッフを繋げてどんどん輪を広げていくことが目標です。

ーとてもハートウォーミングで素敵なコンセプトだと思います!どんな活動をしているんですか?

長岡さんがデザインした堺市民センターまつりのポスター

[活動内容]
① 日々の店番(月・金・土曜日の週3日営業)
② イベント出店
堺市民センターまつりなど、地域のおまつりに参加することでmintakaのことを広めると同時に、地域を盛り上げることに貢献。

③ ワークショップの開催
子供向けの工作教室とスケッチ教室のほか、似顔絵やボディーペイントなどのワークショップもあります。


④ ギャラリーでの展示
スタッフさんの作品審査に通れば、美大生に限らずどなたでもご利用いただけます。ぜひガクセイ基地の読者さんも自分の世界観を作品でシェアしてください!

(詳しくはここから)

ー活動内容が明確でわかりやすいですね!mintakaはどのくらい活動されているんですか?

今年で10年目になります。

ーえ!?10年!?長い歴史があるんですね!長岡さんはずっとmintakaに関わってきたんですか?

いえ(笑)一応mintakaは現役の美大生のみで運営しているので私は1年生の時にmintakaに加わりました。

ーなるほど(笑)どんな過程を得て今のmintakaに至るんですか?

[mintakaの歴史]

mintakaは2008年11月に開催された町田市制50周年イベントに出店したYOBUMANCEを継続させる形で、東京造形大学の当時2・3年生、13人が結成した団体です。

相原町にある築40年以上の民家を改装し2009年4月12日にオープンしました。

1年後shop&gallery mintakaと改め、リニューアルオープンして今に至ります。

ちなみに、改装や修繕も全て美大の先輩たちがやりました!

ーリフォームまで自分たちでやるなんて、他の学生団体では考えられませんね!美大生ならではの団体の魅力はあるんですか?

具体的になりますが…
美大生だからこそ店内レイアウトは空間デザインや展示経験のノウハウを、子供たちへのスケッチ教室では絵画専攻学生の技術を、チラシやwebなどのデザインではグラフィック系を専攻する学生がそれぞれ強みを生かしています。
皆で補い合って、一人ではできないことを作り上げていけることもmintakaの魅力です。

ーメンバーの一体感が感じられます!運営の面白さ・やりがい・大変さを教えてください!

学校の課題では絵空事で終わってしまうアイデアや作品も、mintakaでなら実践できることがおもしろさです。また、それを通し直接生の反応がもらえ、反省と改善を繰り返していけることはただ学内にいるだけでは得られない貴重な経験です。

大変さは…強いていうならば、私たちはまだ社会に出たことのない美大生ですので、一般常識や対応力・知識などがどうしても足りません。ただ、立ち上げ当時もそうだったのですが、帳簿のつけ方や契約書の作成など、地域の方々の助けのおかげでここまで来れました。そのため本当に困った時は手を貸してくれる人がいる、そう思うと不安で動けなくなるということはありません。

ー運営を通して学んだことはありますか?

大学では学べない実務方面の経験を積むことができ、多方面での能力を磨けたことで、美大教育のスペシャリストかつ運営実績のあるジェネラリストへと成長していると感じております。

企画作りだけではなく、それを実現する方法を考え(収益や需要、宣伝や準備etc)、どう発信していくのか、どう依頼や委託販売をとっていくのか…
美大生ならではの柔軟な発想でありながら現実的にまとめ上げる実践力がつきました。
また、月並みですが他大学・他学科・他学年と協力してやっていくことで、視野がとても広くなりました。

ー長岡さんがmintakaで記憶に残ったエピソードなどありますか?

たくさんあります!でも個人的に感動したのは、近所の保育園の卒園式に子供たちの似顔絵を描かせていただき、とても喜ばれたことです。これは今後も続けたいなと思いました。

ーこの似顔絵プレゼント以外にも今後実践したいことはありますか?

これもたくさんあります!今話題に上がっているものでは、
美大を受験する高校生をターゲットにした現役生のアドバイスセミナー、
講評会だけで終わってしまう課題を学科ごとでの展示会、
出展料がネックで実現にはまだ時間がかかりそうですが、いつかデザインフェスタに出店することなどなどです!

ー今後のmintakaでの活動も期待できそうですね!頑張ってください!最後に、ガクセイ基地の読者さん、他大学の学生さんに一言お願いします。

いつだって ”今” は今しかありません。一生で今この瞬間しか、”今” を生きることはできません。だから今できることを今やらなくてどうするんだって思います。スタッフが ”今” に全力で取り組んで運営しているmintaka、ぜひ遊びに来てくださいね!

ー宣伝も完璧ですね!(笑)ありがとうございました!

mintakaホームページ:http://mintakainfo.web.fc2.com/index.html

 

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