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外資系ホテルで働きたい人必見!/ フォーシーズンズホテル丸の内 東京

華やかなイメージのあるホテル業界。憧れはあるけど、疑問もたくさん!
学生のうちに何をすればいいの?お仕事のやりがいは?会社の雰囲気は?外資系と日系の違いは?

今回は、東京駅に隣接する小規模なラグジュアリーホテル、フォーシーズンズホテル丸の内 東京(以下フォーシーズンズ)に伺い、ホテルで働くとはどういうことかを取材してきました!

 

今回、取材をお受けいただいたのはこちらのお二人。

<高山さん>*以後、敬称を省力させていただき、高山と表示
2017年4月入社。
料飲部勤務。主にレストランのサービス業務、デシャップ業務を行う。
サービス業務ではホールでの顧客対応や料理などのサービス、デシャップ業務では、オーダーを管理し、キッチンとホールの橋渡しのような役割を果たしている。

 

<山根さん>*以後、敬称を省力させていただき、山根と表示
他ホテルに勤務したのち、2017年3月に入社。
PBXリザベーション勤務。PBXとはホテル代表番号にかかってくるお客様からのお問い合わせに最初に対応する部署。
要件を聞いたのち、各部署に取次ぎを行う。
また、宿泊予約課の業務も兼任しており、個人旅行客や旅行会社などからの予約を承る。

 

左:高山さん、右:山根さん
 
 
―本日はよろしくお願いいたします!
 さっそくですが、お二人はどうしてホテル業界に就職をしようと思ったのですか。
高山:学生時代にレストランでアルバイトをしていて、「もっとこうした方がお客様に寄り添っているのではないか」と考えることが多かったです。そして、いざ就活するとなった時に、ホテル業界のホスピタリティ精神や理念に共感をしたことがきっかけです。
山根:人生の目標として「いろいろな国の人と話したい」という目標がありました。それを生かせる仕事は何かと考えた時に、思いついたのがホテル業界でした。
小さいころ、海外で過ごすことが多かったこともあり、ホテルは私にとって身近な存在だったのです。

 

―都内だけでもホテルはたくさんあります。その中でフォーシーズンズを選んだのはどうしてでしょうか。

山根:以前の職場では、料飲部に勤務をしていましたが、次第に宿泊部門の仕事をしてみたいと思うようになりました。それを機会に、よりパーソナライズな接客を行いたいと思い、比較的規模の小さいフォーシーズンズを選択しました。

高山:ホテル業界を目指すと決めてから、ジャンルや外資・日系に関わらず、様々なホテルの説明会に参加しました。そうすることで、ラグジュアリーホテルが自分には向いているのではないかと思うようになりました。
その中で、フォーシーズンズに以前宿泊をしたときに感じた、「接客のスムーズさ」がとても印象に残っていたんです。満足度がとても高かったので、フォーシーズンズで働きたいと思いました。

 

フォーシーズンズの理念:接客における「ゴールデンルール」とは?
ゴールデンルールとは、「自分がそうして欲しいと思うように他の人に接する」という、全世界のフォーシーズンズに共通するルールで、お客様だけでなく従業員やホテルにかかわるすべての人とのコミュニケーションにおいての行動規範とされている。

 

 
―山根さんは、転職をきっかけにお客様との距離感は変わりましたか。
山根:大きく変わりました。ご宿泊中のお客様からの電話を受ける場合、システムにはお部屋の番号だけでなく、お名前も表示されます。フォーシーズンズではお客様のことをお名前でお呼びするのが原則となっていますが、こういった丁寧なおもてなしが可能なのも小規模のラグジュアリーホテルだからこそだと思います。
また、部屋数が少ないので、一度宿泊されたお客様に関しては、どのお部屋に宿泊したことがあり、どのようなお部屋が好みかなどすべて記録されています。なので、2回目以降はそのお客様に合わせたサービスをスムーズに提供することが出来ます。
 
 
―フォーシーズンズ全体では、どのような人が多く、雰囲気はどのようでしょうか。

山根:部署に関係なく、ロッカーで会ったり、食堂で会ったりすると、誰とでも会話をするので仲がいいです。スタッフの数が少ないので全員と顔見知りですし、とても風通しのいい会社です。

 

社員が働きやすい会社:ジェネラルミーティングの存在
月に一回開かれ、社員が全員集まる。新しく入社したスタッフの紹介、各部署の最新トピック、客室稼働率や売り上げなどお金にまつわる情報、お客様から頂くコメントなど幅広い情報が共有される。
また、月間最優秀社員の発表や勤続表彰も行われる。

 

 
―外資系の会社は、日系と比べて就活の時期が変則的であるイメージがあります。お二人の就活時期のスケジュールを教えてください。
高山:3月に就活サイトから就職情報が公開されると同時に、就活を始めました。日系のホテルは説明会やエントリーの日付がとても細かく出ますが、ホテルの規模にもよりますが、外資系はほとんど情報がありませんでした。
フォーシーズンズも、新卒採用の情報がなかったので、直接メールをして面接をしていただき、結果として他の日系のホテルより早く内定をいただくことができました。
*フォーシーズンズでは、アルバイトを経てそのまま入社される方もいますが、経験者を採用する中途採用が一般的だそうです。

 

山根:学生時代は、ホテルの宴会サービス部門でアルバイトをしていましたが、大学を休学して北京のホテルで半年ほど海外インターンを行いました。
就活では、採用情報はそれぞれのホテルのホームページから収集していました。
また、2月に行われたホテルだけの合同説明会にも参加をしました。そこでは、ホームページや就活サイトには情報を載せておらず、その場でエントリーができるホテルもありました。

 

―高山さんは、個人的なやり取りを通して就職をされたということですが、情報はどのように集めていたのでしょうか。

高山:大学のキャリアセンターに行き、過去に外資系に就職した先輩について調べました。また、そのキャリアセンターの中にホテル就職専門のカウンターがあったので、毎日のように通っていました。
そこでおすすめされた説明会に参加して情報を得たり、実際にホテルを訪れたりしていました。

 

―外資系ホテルと日系ホテルの違いは何でしょうか。

山根:説明会などに参加して感じたのは、日系ホテルは外資系ホテルに比べて長く勤務される方が多いということです。なので、昇進を目指すならば、外資系の方がスピード感があるかもしれません。

 

外資系ならでは!海外勤務はあるの?
キャリアチェンジやキャリアアップを目指して違うホテルに転職するひともいれば、海外でのキャリアを積むためにフォーシーズンズの姉妹ホテルへの異動を希望するスタッフもいる。
フォーシーズンズに勤務する一般社員の場合、海外を含む姉妹ホテルへの異動は本人の希望と適正に基づいて判断され、会社都合による異動はない。

 

 

―外資系ホテルというと、高い英語能力が必要な気がしますが、重要視される能力とは何でしょうか。

高山:上司にもお客様にも外国人の方はいらっしゃるので英語力はもちろん必要です。
しかし、日本語・英語に関わらず、コミュニケーション能力はとても大切だと思います。

 

人事部から直伝!面接で重要視される項目とは?
ファースト・インプレッションはとても大切。挨拶や、目配せ、笑顔一つで、印象の残り方が大きく変わる。
また、自分の考えを表に出すことが出来る人かどうかも重要。
英語力は、ホテルによっては実際に面接中に話すように要求されることもある。

 

 
―それでは、学生時代にやっておいてよかったことを教えてください。
高山:私はとても忙しい学生時代を送っていたのですが、それでも様々なことに挑戦していたのはよかったと思います。
学校の授業や、自動車免許の取得、教員免許の取得、部活動のダンスや、掛け持ちしていたアルバイトなど、スケジュールはハードでしたが、経験を積めると同時に、コミュニケーション能力も培われたと思います。
山根:私もいろいろなことに挑戦をしていました。社会調査士の資格を取得したり、必修の授業とは別に英語や中国語を勉強したりしました。海外インターンでの経験もとても力をつけることが出来ました。
何をした方がいいということはありませんが、いろいろなことに挑戦することはいいことだと思います。

 

―ありがとうございました!

 

 

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gakuseikichi

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