多くの魅力的な映画を楽しめる祭典、映画祭には皆さん行ったことありますか?素晴らしい映画が製作されにつれ、映画祭の種類も多くなっています。国際映画祭のみならずそれぞれテーマに沿った映画祭も出来上がり、人気を集めている中、学生が運営して学生の作品だけで成り立っている東京学生映画祭が注目されいています!今回第28回目を迎えた東京学生映画祭にガクセイ基地も参加させていただきました。5月27日から29日まで三日間行われた東京学生映画祭で、今回紹介する部門は5月27日に行われたアニメーション部門になります!ではスタート!
目次
1. 16:30 オープニング
16:30にスタートした東京学生映画祭(以下東学祭と称する)のアニメーション部門!初日ということで東学祭の紹介映像が流れました。映像には20世紀ピクチャーズのオマージュから作品とゲスト審査員の紹介映像まで含まれて、情報提供と面白さ両方取られていました!
MCの方によってショーの流れやコラボ企画・協賛の説明まで充実に行われていました。グランプリ・準グランプリだけではなく我々観客が直接投票できる観客賞もあって私も投票してきました★
2.16:45 東学祭アニメコレクション
代表のあいさつの後に続いて始まったアニメーションコレクション。
アニメーション映画一個一個の上映時間が短いということから前回の優秀作品まで見られました!
第25回の準グランプリ作品から第27回のグランプリ作品まで7作の素晴らしい映画を見せていただきました。
素晴らしい作品たちが並んでいて、本当に学生たちが作ったのか信じられないくらいのクォリティーでした。(今回上映した作品は、「おにぎりくん」、「前歯のまえちゃん」、「花芽-Flower bud」、「コップの中の子牛」、「息ができない」、「眠れぬ夜の流れ星」、「GYRO」になります。
<詳細な内容は東学祭のホームページ( http://tougakusai.jp/production/145/)にてご確認ください。>
その中で個人的に最も印象的だった作品は、25回グランプリ作品である「前歯のまえちゃん」でした。
「前歯のまえちゃん」のワンシーン
題目や雰囲気とは全く違ってすごくエロくて残酷な映画の『前歯のまえちゃん』。
学生だからこその可愛さと新鮮さ、さらにクエンティン・タランティーノㅡの作品のような魅力があってびっくりした作品です!YouTubeにもあがっていますので興味のある方はぜひご覧になってみてください!
<URL: https://www.youtube.com/watch?v=mib7jtgAans >
3.18:40 第28回の作品上映
そして休憩時間の後いよいよ紹介された第28回の作品候補はこちらになります。
- やけどとほし
- あたしだけをみて
- のんねむくん
- 楽しい学校生活
- 何も見たくていい
- ほっけい。
先に上映された作品は「やけどとほし」、「あたしだけをみて」、「のんねむくん」の三作。
(あらすじの内容は東学祭のホームページから)
監督の感受性と想像力が輝いた「やけどとほし」
左手にやけどをおった少女はそのやけどを通して世界をみつめる。大きな自然も社会も小さな命の集合体で動かし動かされながら生きていく。小さい命がここで必死に生きていこうとする姿を一枚一枚の作画アニメーションと重ねて。不安や畏れなどの感情の視覚化と、リアルに描かないリアリティ表現を目指す。
細かく感情を表現、エンディングが最高に可愛かった「あたしだけをみて」
ガールフレンドと付き合い始めた頃のドキドキした気持ちや、彼女の魅力をいつの間にか忘れ、「モルモット」ばかり可愛がる日々を送る主人公。そんな中、お花の美女に出会う。モルモットに嫉妬するガールフレンドに比べ、モルモットの良さを理解してくれるお花の美女に惹かれていくが・・・。
とてつもなく可愛い我々の親友「のんねむくん」
ある日、特に疲れて帰ってきた夜には「のんねむくん」がやってきます。
のんねむくんは、人間の身体の中にある「疲れ」が大好きです。今日も「疲れ」をみんなで集めるようです。
そして後半上映された三作は、「楽しい学校生活」、「何も見なくていい」、「ほっけい。」になります。
独特の色彩、雰囲気に圧倒される「楽しい学校生活」
上の人間、同類、下の人間、それを当たり前のように皆が理解して学校生活を送っている。客観的に善悪が分かっても、その「場所」にいると何が正しいのか分からなくなってしまう張り詰めた異様な空気感を表現しようと試みた。
手書きの激しさに心も体も震える「何も見なくていい」
「ふだん自分は何を見ているのか」をテーマにした手描きアニメーション。精神世界のように非現実的な電車内で、外部との接触を絶ち、自らの顔面を内側に回転させ何も見なくなった若者と、その顔に黙々とゴミを詰め込んでいく男を描く。
絵画と映画を渡る旅行「ほっけい。」
葛飾北斎漫画のとあるページに住んでいる住人、「雀躍り」の男が絵から飛び出して、浮世絵や油絵などの有名作品を駆け巡る。道中様々な同類との出会いを果たして行くが・・・。
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