「ビジネス書って働き始めてから読めばいいんじゃないの?」
いやいや違うんです!大学生のうちにこういった本を読めば、私達が正真正銘の社会人になった時、どんな信念を持って行動をするべきか?ということをあらかじめ学ぶことができます。
自分に今後の指針を与えてくれるような本をガクセイ基地有志メンバーが5冊チョイスしました!記事だけではその内容を伝えきれないので、ぜひ一読してみることをオススメします!
経済ニュース特化型メディアとして有名なNewsPicksと幻冬舎がコラボした「NewsPicksBook」から3冊!
目次
私達の世代にとって生きる原動力とはなにか?
「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」尾原 和啓
(出典 amazon)
この本では、私達の世代は貪欲に物や地位などにこだわらない「乾けない世代」と表現されています。ただ生きているだけではわからない自分の世代の環境が解説され、「無いものが存在していた世代(現代の若者)」と「無いものが無い世代」の価値観の差がとても分かりやすいです。
選んだ理由
・これからの時代の生き方や価値観を見直すキッカケになった。
・自己分析を始める前に読んでみるといいかも。
・チームづくりの工夫、ディスカッションがとても参考になった。
新しい技術はこれからの日本のチャンス??
「日本再興戦略」 落合 陽一
(出典 amazon)
今後、世界の中で日本が再興するにはどんな戦略が必要なのか。テクノロジー、経済、教育など様々な観点から述べています。「人口減少を大チャンスと捉え、日本復興が始まったばかり」って世間の一般論とは異なる考えですよね。
日本の文化がどのように作られ、今どの様な状況に置かれていて、そしてこれからどうなっていくのかとともに新たな考えを吸収しましょう!
選んだ理由
・「少子高齢化=ネガティブ」というイメージが定着している世間に少子高齢化こそが日本再興への一歩だという考え方がすごいと思った。
・自分にはどういうことができるのか、すべきなのかを考えるキッカケになった。
・AIも、人口減少も高齢化も、暗いニュースとして聞く事が多いが、この本を読んだ後だと希望ではないかと思えてくる。
クリエイティブな企画を生み出す実業家の考え方
「多動力」 堀江貴文
(出典 amazon)
「小利口はバカに勝てない」など、かなり極端なことを述べる文もあるが、自分の考えが固定観念に縛られているのではないかと考えさせられる一冊。堀江さんの考え方が解りやすくまとまっているのでテンポよく読める。複数のスペシャリティーを身に付け、多様な仕事をこなしていくのがこれからの働き方・人生の楽しみ方になるのでしょうか?
選んだ理由
・とにかくやりたいことやれよ、と背中を押されているように感じたから
・「1日24時間わくわくすることだけで埋めるよう努めている」という姿勢を見習いたいから。
ここで自分の読書記録を管理できるアプリの紹介!
あなたが就職したい会社は何を大切にしているか
「日本で一番大切にしたい会社」 坂本 光司(あさ出版)
(出典 amazon)
ただ企業としての営利だけではなく、企業に関わる人すべての幸福を追求することで、長く続いている会社があるということを述べています。ある意味、資本主義に反しているとも言えますが、就職したいのはこういう会社なのかもしれないと考えるきっかけをくれる一冊です。
選んだ理由
・真の経営とは何なのか。企業は何のためにあるのかを考えたから。
・正しいことを正しく実践する道も世の中に存在する、と教えてくれたから。
ユニクロ創業者が考える、世界に対する日本の現状
「現実を視よ」 柳井正(PHP研究所)
(出典 amazon)
ファーストリテイリング社長柳井さんが実際にビジネスを世界展開して考えたことが記されている。何か具体的な解決策が明示されているわけではないが、自分自身が問題だと感じたことに対してアクションを起こすことへの動機になる一冊。
選んだ理由
・いつのまにか世界に置いていかれる危機にある日本の現状について知れたから。
・グローバル化とは?私たちは何を考え何をなすべきなのか?問題提起してくれたから。
・「自分の頭で、自分の力で考えよう」と感じたから。
今回は5冊のビジネス書を紹介しましたが、ほかにも自分自身の刺激になるような書籍は世の中にたくさんあります。比較的時間に余裕のある大学生のうちに、1日30分でも読書する習慣をつけておきましょう!