夏休みですね!海やBBQ、イベントやライブに参加したり、いつもより遠くへ出かけてみたり…。夏休みは何しようか考えるだけで楽しいですよね。「去年もここ行ったなー」と思い出している皆さん。毎年同じ夏の過ごし方でマンネリしていませんか?
今回は新しいお出かけスポットとして楽しめる美術館、「東京国立近代美術館」の面白いところをご紹介します!
“東京国立近代美術館とは?”
名前からしておしゃれな雰囲気が漂う美術館、建物自体もとてもおしゃれで綺麗です。重要文化財もたくさんあります。
東京国立近代美術館の最寄り駅は東京メトロ東西線の竹橋駅。渋谷から22分、新宿から16分、池袋から12分と、とても近い!向かいには皇居があり、静かで緑が多くとても落ち着いている雰囲気です。皇居を散歩した後にふらっと立ち寄ってみるのもいいですね。
今回は本館を紹介していきます!
1Fは受付、はじめは4Fからスタートし、下のフロアにさがって見ていきます。
(画像:東京国立近代美術館 公式サイトより)
2FにはL’ART ET MIKUNI(ラー・エ・ミクニ)という三國清三がプロデュースした、「芸術と料理」をテーマにフレンチとイタリアンの融合をアートしたレストランがあります。美術館をまわった後にここでランチをする、おしゃれな過ごし方をしてみたいものですね。
・建物や空間がおしゃれできれい。
・日本美術から西洋絵画、写真、現代アートなど様々なジャンルの作品が展示されている。
・芸術が分からなくても楽しめる。
・「作品から何が聞こえるか」を感じとる。(ガイドスタッフさんより)
・作品の撮影はOK!(一部ダメな作品があります。)
・フォトジェニックな場所が多いのでいつもとは少し違ったインスタ映えになる。
・たくさんのテーマに対し、ちょうどいい作品の量なので飽きない。
・ガイドスタッフさんが私たちと対話しながら解説をしてくれる。
・だから、他のひとがどんな視点で見ているかが分かる。
・離れのショップに、いままで見てきた作品の商品が売っていて「あ、さっき見たやつだ」って少し嬉しくなる。
・ここだけ穏やかな時間が流れている。
・美術館内は涼しいので何時間でも居られる。
この他にも魅力はたくさんありますが、
「いろんなジャンルの作品を見たい」美術館大好きな学生はもちろん、
「皇居の散歩楽しかったけどこの後どうしようかな」と悩んでいるカップルや、
常にフォトジェニックな写真を撮ることに全力な友達同士
などで楽しんでもらうために、もう少しご紹介していきます!
今回、対話型解説「所蔵品ガイド」に参加したのですが、ガイドスタッフさんが「作品から何が聞こえるか」と問いかけていました。目で見るほかに、作品からどういうものが感じられるか、聞こえるかを少し意識しただけで面白くなるので、皆さんも「作品から何が聞こえるか」を感じてみてください!
それでは4Fからスタートです!
赤土の向こうに11月の空があります。およそ100年前の東京代々木の風景です。むき出しの土が持つエネルギーを捉えているそうです。
パウリスタとは「サンパウロっ子」という意味。1911年に銀座にオープンし、当時人気だったカフェの室内を女給だけが立つ風景として描いています。静けさが色彩の鮮やかさをさらに引き出しているよう。
見ているだけでとても綺麗で儚い気持ちになります。こちらからは水の音が聞こえてくるかのようですね。
絵画のモデルとなっているのはヴァシリー・エロシェンコ(1889-1952)。ロシア出身で、文筆家、音楽家として活動していました。日本で文化人が集う新宿中村屋に一時期いたようです。
赤い服を着た湯女が目を惹きます。藤の花が咲いており、初夏の様子を捉えているようです。三味線の音楽も聞こえてきそうですね。
ミュージアムショップ
1Fの離れた建物には展示されていた作品をモチーフにしたグッズを扱うショップがあります。最後に立ち寄って、「これ見たねー」と話すのもいいですね。
さいごに
いかがでしたか?とても綺麗でおもしろい作品ばかりでしたね!東京国立近代美術館は重要文化財が多く、そんな貴重な作品を見られるのは改めて考えるとすごいですよね。
下記期間、学生は所蔵作品展が無料です!
・東京国立近代美術館:7月21日〜8月26日の金曜日・土曜日 17時〜21時(入館は閉館の30分前まで)
詳しくは、サマーナイトミュージアム「宵の美」特集サイトと東京国立近代美術館HPをご覧ください。
夜は建物もライトアップされてきれいなので、ぜひ一度行ってみてください!