緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ油断できない日々が続いていますよね。
大学の授業もオンラインで、なかなか外出する時間がない。
おうち時間といってもルーティン化してしまい、なんだかつまらなくなってきた。
そんな時に、オンラインで日本一周を目指す大学生の今村さんに出会い、お話を伺いました!
・始めたきっかけ
・イベントに参加して発見したことなど
―オンラインで日本一周とはどういうことなのでしょう?
全国各地にあるゲストハウスのオーナーさんと希望者がオンラインで繋がるイベントです。現在、新型コロナウイルスの影響で旅行することは難しく、ゲストハウスの運営も難しくなっています。
また、営業が再開してもゲストハウスの運営は難しいようです。緊急事態宣言が解除されましたが、ソーシャルディスタンスを保つためにドーミトリーを開設できないという問題があります。本来複数人で宿泊する場所でも一人部屋として使わなければいけないからです。
このような背景から、「オンライン宿泊」というイベントを始めているゲストハウスが増えています。
―どうしてオンライン宿泊を始めようと思ったのですか?
以前海外に行った際にゲストハウスを運営している人にお世話になったことがきっかけで、ゲストハウスに興味を持ち始めました。ゲストハウスで出会う人々が様々なバッググランドを持ち、様々な文化に触れることができるからです。
この出来事を機に、3年生の夏休みに日本一周をしようと思っていました。しかし、コロナウイルスで実際に行くことが難しく、また、この状勢でゲストハウスの経営が困難ということを知り、自分がかつてお世話になったゲストハウスに何かできないかと考えていました。その時に、オンライン宿泊を始めたという記事を見つけました。
クラウドファンディングをしているゲストハウスもありますが、大学生にとっては難しく、オンライン宿泊なら少しでも助けになるのではと思い、始めました。
―オンライン宿泊とは実際、どんなことをしているのでしょうか?
ゲストハウスによって異なるのですが、私が参加したところでは、実際のゲストハウスの映像を流しながらチェックインをし、参加者同士でゲストハウスの地域のお話をしたりして2時間くらい交流します。
また、オンラインでバーベキューもしました。これは、現地の食材を事前に購入し、送っていただき、リモートで一緒に焼くんです。その時に、どんな風に作れば美味しく食べられるのかも教えてくれます。
―なんか面白そうですね!イベントは1回にどのくらいの人が参加しているのでしょうか?
多くて5-6人ですね。参加者は大人の方ばかりで、学生は私だけです。また、私自身がSNSなどからゲストハウスのオーナーさんに直接アポを取ってお話することもあります。
―実際にイベントに参加してみてオンライン開催の難しさはありますか?
オンラインだとどうしても誰か一人の話を聞くことになってしまうこと、主催者がイベントを「運営する」ということですね。ゲストハウスで実際に会う時は段取りをせずに話せるのですが、オンラインだと参加者全員を巻き込む必要があり、どうやったらうまくイベントを進められるか考える必要がありますね。
―オンライン宿泊をしていて発見した新しいことはありますか?
5月で19県周ったのですが、ゲストハウスへのイメージが変わりました。今までゲストハウスは単純に旅好きの人が経営しており、旅好きの人が宿泊する場所だと思っていました。しかし、オーナーさんは地方創生に興味があったり、地元が好きでその魅力を発信したいと思って宿泊場所を提供している人もいます。
また、オンライン上であるものの、違うゲストハウスのオンライン宿泊で誰かと再会したり、私が参加した国際交流事業の先輩と出会ったりと人との繋がりを発見できました。
―今後のオンライン宿泊の目標等はありますか?
まずはオンラインで全国一周することで、今の状況が落ち着いたらオンライン宿泊したゲストハウスに実際に泊まりたいです。
ただ、問題なのは営業が再開してもゲストハウスの運営は難しいようです。緊急事態宣言が解除されましたが、ソーシャルディスタンスを保つためにドーミトリーを開設できないという問題があります。本来複数人で宿泊する場所でも一人部屋として使わなければいけないからです。ゲストハウスを経営する人は、その場所で出会った人と交流することが目的でゲストハウスを始めているため、経営主旨が変わってしまいます。
―最後にこの記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
コロナの自粛期間は何もなくてつまらないというイメージがあります。しかし、ちょっと考えれば面白いアイディアが出てきて、自粛時間のネガティブなイメージを変えたいと思い、自分でも企画しています。特に一人暮らしの人は大学に行けずに、人と話す機会が減ったこともあると思いますが、この記事を読んでオンライン宿泊を始めたら嬉しいです。
―ありがとうございました。
オンライン宿泊についてまとめている記事はないため、SNSでチェック
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