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エコ×エネ体験ツアー火力学生編@磯子に参加してみて


こんにちは、ガクセイ基地のめいです!
2025年2月、私はJ-POWERさんが主催しているエコ×エネ体験ツアー火力学生編@磯子の取材をしてきました!
ガクセイ基地ではJ-POWERさんのHPで「ツアーレポート」を執筆しておりますので、ぜひそちらと合わせてご覧ください。
実は私、同ツアーの水力編@奥只見に参加しており水力編との違いや共通している魅力なども含めて、この記事で紹介していこうと思います!

このツアーの概要

参加費:無料!
(横浜テクノタワーホテルまでの交通費除く)
期間:2泊3日
  (2025年2月19(水)~2月21日(金))
場所:横浜テクノタワーホテル、磯子火力発電所

 

水力編と共通している魅力

普段は滅多にできない体験ができる!

環境負荷低減とエネルギー効率向上を世界最高水準で両立したコンパクトな都市型石炭火力発電所である磯子火力発電所。普段では入ることのできない内部に潜入し、その工夫に迫ります。
磯子火力発電所、見学
石炭を燃やしたときに出るガスは、環境対策設備で大気汚染物質を取り除く工夫がされており、環境への配慮が感じられました。さらに煙突の高さは200m50階建ての高層ビルに相当する高さなので、間近で見るととても迫力がありました!
火力発電所 ボイラ
ボイラの中で燃えている石炭の様子を見ることもできます!ボイラの外からでも感じられる熱さに、火力発電のパワーを感じました。貴重すぎる体験ができるのがこのツアーの醍醐味!!
磯子発電所、ボイラ、見学
また、発電所の中を案内してくださったのは、実際に磯子火力発電所で働いている社員の皆さん。

ここで働きたいと思った理由から、普段の労働時間、やりがいなどなど、なんでも聞くことができます。見学するだけでなく、電力会社で働く社員さんの生の声を聞くことができる貴重な時間を得られるところもエコ×エネ体験ツアーの魅力!磯子発電所、エコエネツアー

質の高い議論

このツアー中には、たくさんの場面で、いろんな人と話し合う時間があります。1日の振り返りではその日あった出来事から感じたことを発表する時間、最終日には、グループで与えられたお題について、模造紙1枚に考えをまとめ、発表する時間があります。

その時間での議論がとにかく濃く、質が高い!!
27人もいると、近い考えを持つ人もいれば、全く違うところに着目した参加者もいます。その意見を真剣に伝え、それを聞く姿がアツすぎる!
さらに、ご飯の時間や交流会の時間にも、将来についてや原子力のこれからについてなどなど、、
本当にタメになる話がたくさんできます!
磯子発電所、エコエネツアー 磯子発電所、エコエネツアー
最後の発表も各班違った視点から作りたい社会を考え、素敵なまとめになったなと感じました。
磯子発電所、エコエネツアー、発表

最高の仲間との出会いがある!

今回の参加者は27人。北は秋田、南は宮崎、そして中国や台湾からの留学生も!
水力編と同様に、電気について学ぶ理系の学生もいれば、芸術、経済を学ぶ文系の学生、大学院生まで本当にいろんな人がいました。
様々なバックグラウンドを持つ参加者と話しているうちに、その人の大切にしている考え方を感じたり、新たな考え方に気付かされたり!
話をするのも聞くのも好きな人が多い印象があるツアー。夜の交流会ではあっという間に時間になってしまって、もっと話したい!と毎日感じていました。
人との繋がりが弱くなりがちな大学生に与えられる限られたコミュニティー。しかし、このツアーでの繋がりは一生涯続くと確信しています!!

実際、私もオンラインではありましたが「その後会」として、水力編のメンバーと集まり、交流を続けています!また、今回の火力編にも過去の水力編にも参加していたメンバーに話を聞いてみると、水力編で出会った参加者と一緒に仕事をする程、信頼関係を構築しているそう!エコ×エネ体験ツアーではそれくらい深く、そして長い関係を築くこともできます!

この出会いは偶然というより、必然なのかもしれない。そんな最高のメンバーとの出会いがある点もエコ×エネ体験ツアーの魅力です!

水力編と違った魅力

幅広い知識を得られる!

どちらもエネルギーと環境がテーマに置かれている「エコ×エネ体験ツアー」。
火力編は社会環境により多く触れるプログラム。多角的な視点に触れることが多く合意形成の難しさを痛感しました。ただ、合意形成について考えることはエネルギー問題を考える上で大切になってくることです。そのため、インプットの時間も多く取られており、幅広い知識を得ることができます。

一方で、水力編は環境といっても自然環境により多く触れます。私たち人間と自然との共生をどう目指していくべきかということにも思いを巡らせることができます。

ツアー最初のプログラム「エネルギー大臣になろう!」というエネルギー大臣になってエネルギー政策を考えるというカードゲームから、ゲーム感覚で各発電方法の特徴を学んだ後、実際に世界各国の主な発電方法や、エネルギーを取り巻く状況について教えていただきます。
加えて、地熱発電所建設のパネルディスカッション、科学技術コミュニケーションの講義、三溪園の庭園から磯子火力の煙突が見えないように工夫しているという景観対策の話も聞くことができます!
エコエネツアー火力編、磯子発電所、J-POWER エコエネツアー火力編、磯子発電所、J-POWER
一見、固そうな雰囲気?真面目すぎない?と思うかもしれません。決してそんなことはありません!私が保証します!!
というのも、講義のなかには寸劇が取り入れられていたり、話し合いが多かったり、とにかく参加者が主体的に参加できる内容になっているからです!
J-POWER、磯子発電所、エコエネツアー火力編
プログラムの中には有識者による情報提供として毎年豪華なゲストスピーカーがお話をしてくださるのですが、今年はBUSINESS INSIDER JAPAN副編集長の三ツ村崇志さんが来てくださいました!
普段、科学や経済についての取材をされている三ツ村さんのお話はとても興味深く、私も聞き入ってしまいました。質問も多く出ていて、夜の交流会でも三ツ村さんに多くの参加者が集まっている様子は印象的でした!!
BUSINESS INSIDER JAPAN副編集長三ツ村崇志、J-POWER、エコエネツアー火力編

都市ならではの苦悩を知れる!

水力編では新潟県魚沼市にある水力発電所、
火力編では神奈川県横浜市にある火力発電所が舞台になります!
会場の横浜テクノタワーホテルからは綺麗な海も、磯子発電所からは富士山も見られました!!
横浜テクノタワーホテル、エコエネツアー火力編
火力編では、横浜市という人口の多い都市にある発電所だからこその苦悩や取り組みを学ぶことができます。
市町村と企業が協定を締結して、環境保全に取り組む方式「横浜方式」を知れたことは、私にとって非常に大きな学びでした。

立場の異なる市町村と企業が、どのようにして手を取り合えるようになるのか、様々な問題に関係する課題解決のカギが少し見えたような気がしました。

これは、市町村と企業間だけではなく、市民と企業の間でも、もちろん個人間でも通ずるところがあります。どんな視点で考えたらいいのか、どんな立場の人がいるのか、考えることはたくさん!参加者の声で1番印象に残ったのが「信頼」という言葉
確かにまずはお互いのことを信頼した上で、合意形成を図っていくことが何よりも1番大切なのではないかとハッとさせられました。

最後に

今回は取材という立場で参加させて頂きましたが、私も参加したい!と、うずうずするくらい、楽しいツアーでした!!
また、自分の考えていることや、やりたいと思っていることに対して自信がなかった私でしたが、エコ×エネ体験ツアーに参加し、参加者のみんながとても真剣にアドバイスをくれたり、共感してくれたりして、自信を持てるようになれました!

一歩踏み出すことはとても怖いことだと思います。でも、その怖さを乗り越えた後は、きっと明るい未来が待っているはずです!
そんな明るい未来を見ることができるきっかけになるのが、このツアーだと思います。

エネルギー問題や環境問題に関心のある人はもちろん、大学生になって何か新しいことにチャレンジしたい人、具体的な行動を起こしてみたい人、今が応募する絶好のチャンスなのではないでしょうか??次回の水力編は夏ごろ、火力編は冬ごろに募集がかかります。

エコ×エネ体験ツアーを主催しているJ-POWERについて詳しくは下方をご覧ください!

J-POWER(電源開発株式会社)

J-POWERは70年以上にわたって電気をつくり、日本と世界の持続可能な発展に貢献しているエネルギー企業です。現在は、2050年にカーボンニュートラルと水素社会を実現すべく、J-POWER“BLUE MISSION 2050”をビジョンとして掲げ、再生可能エネルギーの更なる拡大や、CO2フリー水素発電の実現等に挑戦しています。

 

 

 

 

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