初めまして!この度新しくガクセイ基地で活動するまなみです。
読んでくださる方々のお守りになる記事を目指して頑張ります⛩ よろしくお願いいたします!
私は教育学科に所属しているのですが、皆さんは「教育学部」、「教育学科」と聞いてどんなイメージがわくでしょうか。
「先生になるための学部??」
「忙しくてサークルに参加したり
遊んだりする余裕なさそう…」
このように不安に思う受験生や高校生は多いと思います。昔の私もそうでした。不安に思うのはあなただけではありません!
この記事では教育学科に通う私が、教育学科の実態を
①教育学科の授業で学べること
②卒業後の進路
③大学生活の忙しさ
の3つに分けてお話ししていこうと思います!
では早速!
目次
教育学科、どんなことを学ぶ?
教育学科では、実際に先生として授業で使う実用的な知識以外にも、たくさん学ぶことがあります!
特に大切なのは、子どもに物事を教えるうえでの「当たり前」に捉われない考え方。
どんな授業があるか、順番に見ていきましょう!
①そもそも「教育」「子ども」「学校」って何?

でも、改めて質問されると答えに詰まる……
教育は誰のため?目的は何?どこで行われてきた?
具体的で答えの出ない教育の本質について、哲学的に考えたり話し合ったりする授業があります。
「難しそう…」と授業を受ける前の私はかなり身構えていました。ですが、実際に授業が始まってからは毎回とても楽しく授業に参加することができました💡
教育について考えてきた思想家たちについて知ることは、「どんな教育がいいのか」ということを考える大きなヒントになります。
「教育に関わる仕事=教師」しか無いのでは?という私の考えを壊してくれたのは、このような哲学的な授業です。
いろいろな形で教育に関わる道はあるんだ、と気が付けました!
他には…
②校則、いじめ、不登校、受験戦争… 教育の課題をどう考える?

そんな問題について自分たちの経験を振り返りながら考える授業がたくさんあります。
中でも私の推しは、教育社会学という分野。
教育という大きな概念に、「家庭」「学歴」「ジェンダー」「エスニシティ(民族性)」など様々な切り口から「世間で言われていることって、本当なの?」と突っ込んでいく授業です。
自分は当たり前だと思っていたことが、「言われてみればそれっておかしいかも」という風に変化していく過程がとても面白いです!
他にも、国際教育学という「日本の教育を国際的な視点からみよう!🌎」というテーマの授業もあります!
・外国にルーツのある子どもたちは、日本の教育でどんな扱いを受けているのか
・彼ら彼女らは「日本語を話せる」ようになれば日本の学校でうまくやっていくことはできるのか
・なぜ外国にルーツのある人たちが日本にやってくるようになったのか
というテーマで授業が展開されていきます。
私は、教育社会学や国際教育学といった授業を受けて、貧困や移民政策といった話題に対しての感度が上がったように感じます。教育は様々な分野の社会問題に繋がることが多いので、頭をフル回転させて考えることが本当に楽しいです。
そして、皆さんがイメージするような授業も…!🔍
③どう授業を行うのが子どもたちにとっていいんだろう?
みなさんがイメージするようなThe教育学という授業ももちろんあります。
例えば、「授業を行う上で気を付けるべきこと」や、「授業準備や評価」について考える授業があったり。学生の皆を目の前にして、実際に模擬授業を行ったりすることもあります!
・どうしたら学んでほしい内容が子どもたちに伝わるのか
・子どもたちが楽しいと感じる授業にするにはどうしたらいいのか
など、常に子どもたちの立場になって授業を考えたり、教材を準備します。大学生になる前までは何気なく受けていた学校の授業に対して、「こんなにも工夫が凝らされていたのか!」と感動しました。
私はまだ一年生ですが、二年生になってからは本格的に教科ごとの授業の方法を学ぶことができます。
「どんな内容なんだろう………?」と今から楽しみです🌸
卒業後の進路って先生only?
全くそんなことありません!!
教育の看板を引っ提げていますし、確かに卒業後に先生になる人は多いです。ただ、「教員免許はとったけど一般企業に就職したよ!」という人や、そもそも教員免許もとらずに卒業していく人など、いろいろな人がいます🏃🏻
「教育」は ” 学校 ” で ” 子ども ” にしなければならない、という決まりはありません。
家庭や社会でも大切な営みのひとつです。そして、「教える人」が”先生”という職業の人でないといけないという縛りもありません。
大学で「人間を育てる学び」についてしっかり学ぶことで企業や行政、NPO法人での活躍もできます!教育の知識を様々な業界で活かしている卒業生の方を私は何人も知っています🔥
「大学に入ってからやりたいことが変わったらどうしよう……」という心配はしなくて大丈夫!
私は現在進行形で迷っています!!進路に悩んでいるのはあなただけじゃありませんよ~!
教育学科の学生、どれくらい忙しいの?
先生の勤務時間が長いこと、業務量が多いことが昔からずっと話題になっています。
それ故に、教育学科に進もうとしている人の中で、「大学生のうちからとんでもなく忙しかったらどうしよう…」と不安に思う人も多いかもしれません。ですが、大丈夫です!
教育学科は「答えのない問い」について考える授業が多いです。私の経験上、成績評価はレポートが大半。なので、テスト期間は比較的他の学生に比べて優雅に過ごせます🦢小テストも滅多にありません。
レポートも、締め切りの一か月前ほどに「これ提出してね」とお知らせが来ることが大半。なので、溜め込まなければ負担は少ないです。
ちなみに、私はガクセイ基地の他にも
サークル2つ
大学の学生自治会
学生主導の広報活動
を掛け持ちしています。
ですが、どこの活動もおろそかにせず両立できています!
周りの友達はバイトでしっかり稼いでいる人も多いです💰
結論、教育学科は楽しいぞ!
ここまで、
①教育学科で学ぶことができる内容
②卒業後の進路に
③大学生生活での忙しさ
という内容を中心にお話ししてきました。
小中高、そして大学に入ってまで「学校のことを学ぶの!?」と私は周りの人にびっくりされることがあります。
ですが、
・今までの自分たちの学校生活を客観的に振り返って話しあう
・「学校の先生、授業するときこんなこと気を付けてたんだ!?」という発見
これらの学びが得られているのは、教育学科で学んでいるだからこそだと思います!
この記事が、少しでも皆さんの進路選択や、春からの大学生生活をイメージする材料になればとっても嬉しいです!
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