皆さんはパーソナルカラーについてご存知でしょうか。コスメやファッションをパーソナルカラーに合わせて選ぶ方も多いはず。私たちはパーソナルカラーとどう向き合っていくのがよいのでしょうか?パーソナルカラー別のコスメ「FAVES BEAUTY」を手がけるモノック株式会社にインタビューしてきました!
目次
プロフィール
小澤朋代様
2013年パペルック株式会社(現:モノック株式会社)に参画、画像SNS「papelook」のコンテンツ制作やサービス改善を担当し全世界2000万ダウンロードを達成。2015年3月に美容メディアFAVOR(フェイバー)を立ち上げ、編集長として現在では月間160万人が利用するメディアへ成長させる。さらに、現在はメディア事業で培った化粧品知識を基盤にコスメ自社ブランド「FAVES BEAUTY」をはじめ、2021年春にサービス展開したD2C支援「D2C STATION」の商品企画開発を担当し、クライアントワークでもヒット商品を生み出している。またコスメ自社ブランド「FAVES BEAUTY」では、パーソナルカラーアナリストの資格を生かし、パーソナルカラーに着目したリップ、アイシャドウ、チークを展開。
FAVORサイトはこちら
D2C STATIONサイトはこちら
商品について
モノック株式会社はどんな会社ですか。
当社では、コスメD2C事業の立ち上げ支援を行っています。D2C事業というのは海外発のビジネスモデルで、今までは商品をお店で手に取って買うことが多かったと思いますが、関わる会社が多くなることで、コストが上がったり、ブランドの世界観が伝えられないなどのデメリットがあります。そこで、直接商品を提供できる場を設けることで、自分たちのブランドの魅力を伝え、質の良いものをコストを抑えて提供することができます。商品を作ることはとても時間のかかる事なのですが、当社ではブランドにおけるコンセプトイメージ、世界観の決定、ブランドページの作成など、ブランド完成に向けてトータルでお手伝いしており、最短3ヶ月でブランドを立ち上げを行っています。
FAVES BEAUTY のサイトはこちら
FAVES BEAUTY はどういった経緯で生まれましたか。
まだinstgramが日本に浸透しておらず、化粧品についてのメディアは雑誌が基本、という時代に「FAVOR」というウェブサイトで化粧品の商品レポートを始めました。「デパートのコスメカウンターで全色試しているような気分に」という思いで、実際にコスメを試し、色合いや質感、使い心地を記事にしていました。流行のパーソナルカラーについても2015年に特集しており、今までに掲載した5万記事の中で人気No1の記事となっています。10万点といった多くの商品を試していく中で、自分たちでもブランドを作ってみようというのが、FAVES BEAUTYを立ち上げたきっかけです。時代のニーズに合った商品を提供するために、2020年には急遽マスク生活に対応できる、マスクにつきにくく、みずみずしいティントをテーマにリップを発売しました。
FAVES BEAUTY はパーソナルカラーにあったコスメというのがブランドコンセプトだそうですね。
パーソナルカラーは、その人個人の肌や瞳の色にあった色のことで、ブルーベースとイエローベースに分かれます。流行りのコスメを買っても、なぜか自分に似合わず使うのをやめて捨ててしまったり、私自身も自分に合ったコスメとパーソナルカラーに出会うのにとても苦労したりしたので、そんな悩みを解決しようと生まれたブランドです。FAVES BEAUTY ではリップやアイシャドウといった単体の商品に加えて、4つのパーソナルカラータイプ別のコスメボックス”FAVES BOX”なども展開しています。リップティント、アイシャドウ、チークの3点がセットになっており、これだけそろえればその人自身の魅力が引き立ち、メイクが完成するようになっています。
(左上、右上、左下、右下の順にスプリング、サマー、オータム、ウインター)
パーソナルカラー診断は現在とても流行していますよね。自分が好きなカラーがパーソナルカラーではない場合は使わない方がいいのでしょうか。
パーソナルカラー以外の色は使ってはいけないということはないですが、肌や輪郭の見え方などに悩みがあるとき、魅力を引き出したいときに使うとよりおしゃれを楽しむことができるのでおすすめです。また、知識として自分のパーソナルカラーを知ることにより、流行りの色を取り入れる際にもベースとして自分のパーソナルカラーに近い色を選ぶとコーディネートに取り入れやすくなります。自分の好きな色の服を身に着けたいときにも、小物や髪色で顔周りにパーソナルカラーを取り入れることによって、顔映りがよくなります。パーソナルカラーを知ることは身に着けられる色が狭まってしまうのではなく、色の使い方の幅やおしゃれの幅を広げることができるんです。
知っておくとおしゃれの幅を広げることができる。そんなパーソナルカラーの魅力を活かしてこのリップを開発されたのですね。その他にも何かFAVES BEAUTYで大切にされていることがあれば教えて下さい。
世界的にヴィーガンを生活に取り入れる人が増えていることや、韓国では法規制によって化粧品の動物実験が禁止されていることから、FAVES BEAUTYでもいち早くその動きを取り入れました。動物由来の成分を使用せず、動物実験も行わないことで、全ての方に使っていただけることを意識しています。また、幅広い年代の方に使用して頂きたいという思いから、高級感のあるパッケージで洗練された大人のイメージも兼ね備えています。
美について
小澤様にとって「美しさ」とはどういったものですか。
他人から美しいと思われることももちろん大事ですが、自分自身が自信を持てることが真に美しい状態だと思います。メディアの「モテコスメ」「男ウケ」といった周りの価値観に流され過ぎず、「自分が自信を持てる肌」という軸を持って考えるのが大事だと思います。近年はコンシーラーを使って「陶器のような完璧な肌」を目指す時代から、シミもしわも素として隠さないことも多くなってきています。嫌であれば消してもいいし、個性の一つとして消化してもいいし、そういったもう少し自由な時代が来てもいいんじゃないかなとは思います。
自分の外見に満足できない若者は多いと思います。そういった人たちにとってメイクはどういった存在だと思われますか。
コスメは「今の自分ではない自分になれる」という希望を持たせてくれるものです。自分の中の自信がアップするということにメイクの意味があると思うのですが、その一方で多くののコスメブランドやメディアが推す情報にとらわれ、自分らしさや自信を見失ってしまい無理をしている状態は良くないのかなと。自分ができる範囲で楽しむというのが大切だと思いますね。
メッセージ
最後にガクセイ基地の読者にメッセージをお願い致します。
学生時代に自分が好きだと思ったことは深堀りして追求するとともに、いろんなことに関心を持ってほしいです。化粧品を好きな人は多いですが、仕事ではまた違う視点が必要です。化粧品業界で働きたい方はコスメに関して深堀りするだけではなく、自身の体験を元にしたその人らしい視点を組み合わせることで、今後、成長・活躍できる土台作りをしておくと良いのではないかと思います!
編集後記
今回コスメサイト・メーカーのインタビューという、華々しいイメージにとても緊張していたのですが、雰囲気の柔らかい会社で、小澤様もとても優しくインタビューに応じて下さり本当にありがとうございました。流行のパーソナルカラーに興味があるものの、どう使ったらいいのかわからない人は多いと思いますが、あくまでも自分らしさを忘れずに、自分自身を愛しながらメイクをすることが大切だなとこの取材を通して思いました。
ガクセイ基地内の記事
【ミーハー大学生女子がオススメ】女性向けWebマガジン3選!←はこちら