夏だ!留学だ!海外研修だ!
夏休みも近づいてきましたね〜!ご予定はいかがですか?
一般的には約2か月とされている大学生の夏休み期間。
かなりまとまった時間がとれるため、この時期に留学や、大学で開催されている海外研修に参加を考え、準備している人も多いのではないでしょうか🍉
パスポートの申請や語学面での準備なども大切ですが……
持病持ち!念には念を入れて備えないと最悪出発できないぞ!
\ どういうこと……? /
今回は、私の体験談をベースに
・どうして出発の許可がギリギリまで下りなかったのか
・今から準備してほしい/確認してほしいこと
この2つについて書いていきます。
では早速!
詳しくは:【てんかんinfo】てんかんを知りたい方のための情報サイト (tenkan.info)
この記事では、てんかんに限らず持病を抱えている方全般に役に立ちそうな情報を厳選して書いています🖥
目次
なんで渡航許可がギリギリになったの?
9月1日に空港集合+研修に出発予定でしたが、「海外行ってもいいよ〜!飛行機乗っても大丈夫だよ~!」という連絡が来たのは前日・8月31日のお昼頃でした。
なんでこうなっちゃったの~~??
結論から話すと、
・必要な提出書類が思ったより多く、処理に時間がかかった
・海外の航空会社の対応待ちが長かった
この2点が主な理由です。
私が研修に行くまでに回答・提出したものは
①海外研修に行くにあたっての個人情報・既往歴・アレルギーについて記入したアンケート(→旅行会社へ)
②持病についての質問 By航空会社
現在の健康状態
年齢
同伴者はいるか
手術を受けたことがあるか
服薬している薬の名前
介助なしで歩けるか
離着陸時に介助なしで座っていられるか
移動には車いすが必要か
↑質問項目はこのようなものでした✍
③航空会社所定の書類 By航空会社
私の参加した研修での航空会社はエミレーツ航空だったので、医療情報フォーム(MEDIF)というものでした!
医療情報フォーム(MEDIF) | 旅行先での健康 | ご出発前に | エミレーツ航空 日本 (emirates.com)
④診断書(日本語版/英語版)
→初診の日付、診断が降りた日付の記入も忘れずに⛔⛔
主治医が記入するため、病院の事務の判断で勝手に回答することは不可能と言われました。
忘れちゃった場合はもう一度診察の予約をしなければならない………
以上4点です。
………多い!!!!!!
この書類の数だけ、
①書類が必要です+これに記入お願いします→②自分で記入する/病院に依頼→③提出→④旅行会社から航空会社への確認→⑤追加の指示(①に戻る)
という工程を繰り返しました。
今回の研修でお世話になった航空会社は海外の会社。
日本の航空会社と同じくらい……または更に膨大な数の乗客の情報処理に日々追われているはず🛫
それ故、連絡も一日、二日では返ってきません。
向こうが忙しい分、こちらがめちゃくちゃ早く反応する必要があります!!
ここまでたくさん確認してくれるならお互いに安全でハッピーだぜ!という気持ち半分、既往症持ちって厄介すぎるぜ!という気持ち半分。
事前にやっておくと安心なこと
⚠️既往症を持っている人間の数、航空会社や旅行会社の数だけ対応策があるので、「これさえやっておけば安全だよ!」というHow Toをここで書くことはできません⚠️
なので、心配な人のための「今からできる対策」を書いておきます。
こういうときの心配はし過ぎなくらいがちょうどいいですからね!
①自分の病気や発作についての情報を整理しておこう
・病名は何か
・受診している病院はどこか、主治医の名前
・病気の診断が降りたのはいつ頃か
・診察にはどのくらいの頻度で行っているか
・服薬している薬の名前
・今の健康状態(最近発作が起きたタイミングや薬が増えたり減ったりしたタイミング)
この6点については、いつ聞かれても答えられるようにしておくのがおすすめです!
私は書類記入するうちに覚えてしまいましたが、大学の健康診断で既往症について聞かれたときに役に立ちました📝
②出発1か月前あたりに病院の予約を入れておこう
私は経過観察で3か月に一度病院に行っています。
ただ、研修を控えていたときは念のため7月、8月のそれぞれに予約を入れておきました。
診断書の記入を頼まれたときに問診のついでに書いてもらおう~という目的が1つ。
もう1つは、日常生活で服薬する分の薬に追加して、現地に多めに持っていく薬を貰うためです。
研修先で何かあって、想定よりも滞在期間が長引いたときも朝晩きちんと服薬できるようにしたかったので💊
(同じ理由で1dayのコンタクトも多めに持っていくのがおすすめです)
結果的に何もなく無事に帰ってこられましたが、自分の生命線になる薬の量の保証があったことは確実に安心に繋がっていたと思います✨
薬の種類によっては「多めに処方するね」といかない場合もあると考えられます。
相談したうえで、主治医や薬剤師の指示に従うようにしてください!
「診断書を早めに書いてもらっておく」という方法もアリだとは思うのですが、仮に〇ヶ月以内の診断書のみ有効~という但し書きがあったらおしまいです。
なので、指示があるまで待つ or 旅行会社などに書類の準備の有無について聞いておくのが得策です。
報連相大事!!
③【最重要】生活習慣を整えよう
結局これなんですよね~~~~~~~!!!!!
「飛行機乗ってもいいよ🛫」「日本出てもいいよ🙌🏻」と許可が下りても、研修や留学を健康な状態で楽しめなかったら本末転倒。
もちろん私も伊達に病気を患っていないので(?)、いくら食生活きちんとしていても、寝ていても、服薬時間を守っていても、不調になったり発作を起こすことがあるのはこの身を持って体感しています。
この矛盾がくるしいよね。
なので、出来ることはやっておきましょう。
人によって気を付けることは様々だと思うので、今一度お医者さんに「気を付けて」と言われていることを思い出して、実行していただけたらと思います……!
医者も薬も薬剤師さんも味方。
無駄な治療や診察なんてこの世に一つもないのだ。
備えあれば患いなし!楽しくいってらっしゃい👋🏻👋🏻
ここまで、私の経験をもとに既往症持ちの人に心に留めておいてほしいことを書いてきました。
書類を準備したり、病院に行ったりする度に「病気持ちじゃなかったらもっとスムーズに海外行けるのかな……」と思うこともありました。
ですが、出発の日が近づいてくると「こんなに準備したんだから健康に最後まで楽しみたい!」という思いが強くなって、体調管理により力が入りました。
結果、きちんと準備していたおかげで空港での手続きもスムーズに進み、元気に海外での研修を楽しんでくることができたので、「備えあれば患いなし」は本当でしょう💙💛
この記事をベースに、周りの大人に相談しながら出発までの準備をしていただけたらと思います!
健やかに楽しく、いってらっしゃ〜い!!
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