女性のからだの悩みや性教育コンテンツを発信するWebメディアピルモットに大学生がインタビュー！

ピルモットの立ち上げは、生理自体や生理痛がつらいときに病院に行こうっていうことを伝えたくて始めました。

 もちろん生理だけでなく自分の体のこととかも大切にしてもらいたいよねっていうことで、その一番初めの生理や生理痛などから始めていきました。生理や性への理解を深めるだけでなく、ジェンダー平等や人権についてなどについても伝えていきたく、分かりやすい情報発信をいつも心がけています。他人を思いやる、大切にすることはもちろんですが、まずは自分を大切にしようということを伝えていきたいなと思っています。

そうですね。私達がやっていることを伝えたい層に届けるためには、TikTokがベストだと思い、週3回ほど投稿しています。ダイレクトに伝えられる手段になりますし見るだけで情報が入ってくるものだと思っています。大学生でインターンの子が3人いるんですけど、実際にトレンドもめっちゃ知ってて、よく教えてもらってます笑

TikTokだと、10代20代の方が多く見ているので、教科書のように小難しい言い方ではなく、楽しく簡単な言葉で伝えることを意識しています。

また、コメントという議論の場があることがTikTokならではの良さですね。意見を押し付けるのではなく、こういう考え方もあるよねというスタンスを大事にしつつ、あえて引っかかりのあるような動画を作って議論を活性化させています。

TikTokはどうしてもランダムに動画が出てくるので、タイトルや読み上げの文に「生理」や「コンドーム」が入っていると、

「家族に聞こえるとこで流してしまって気まずい」

みたいなコメントをもらう事があります。見たくない人に見えてしまう、聞かれたくない周りの人に聞かれてしまうという点で課題だなとは思いますね。

そうですね。あまりその言葉を伏せすぎると逆にタブー感を助長してしまうけれど、動画の内容にびっくりしてしまう人のための配慮はしたい気持ちはあるので、タイトルだけそれらの言葉から別の言い回しに不自然のないように変えたり、読み上げ方を工夫したりしています。

そうですね。今後予定されていることとして、婦人科の病院のユースクリニックの場をお借りして、オープンする予定のピルモットのECサイトの商品を紹介・生理用品の試用会だったり、ピルモット主催のユースクリニックの運営などがあります。

ユースクリニックとピルモットはテーマ的にもターゲット層的にも親和性がすごい高くて、ユースクリニックと関連した活動は今後もしていきたいなと思います。

SNSとかでもガンガン発信して、病院に行くことのハードルを下げていきたいですね。

また、はじめてキット（上図）という初めての性行為のときに知っておきたい情報が載った冊子や潤滑ジェルなどのセット販売してて、そういうのも使いながら、性の知識についてカジュアルながらも重要性を伝えられたらと思います。