DancingLuckyBoySoushin想真
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地球を豊かにするために世界中で舞う宇宙人/DancingLuckyBoySoushin想真

日本では、障害を持つパフォーマーが表舞台に立つと「障害者を見せ物にするのか!」という批判が上がり、メディアはこぞって自粛ムードを取るようになった。そのため障害という特性を持つパフォーマーが福祉・教育・チャリティーの枠を越えてフラットに活躍出来る場が少ない。パフォーマーは自分の芸に誇りを持ち、客を笑わせて感動させているのだ。活躍を希望する彼らのチャンスを奪っているのにかかわらず自粛ムードは続く。一体何のため、誰のための自粛なのだろうか?

障害の有無に関わらず活躍できる場をすべての人に。その思いで一般社団法人Get in touchは2017年に一夜限りのエンターテインメントショー「月夜のからくりハウス~平成まぜこぜ一座~」を企画した。

一般社団法人Get in touch
誰も排除しない「まぜこぜの社会」実現を目指している。アートや音楽・舞台・映像などのエンタメを通じて、すでに多様性社会であることを表現し、マイノリティのPRをするプロボノ集団。
公式HP
Get in touch. Let’s まぜこぜ!~私がかわる。あなたが変わる。みんなが変わる。社会が変わる~

 

今回はその月夜のからくりハウスに出演しているDancingLuckyBoySoushin想真さんのインタビューをお届けします。


写真:Get in touch

 

DancingLuckyBoySoushin想真
 

自閉症(発達障害)の特性をもつダンサー・狐の舞踏家。 在地球宇宙人150億才。地球にてホームレス。性別:無し(男子)

狐舞ソロパフォーマンス、独特の宇宙感で地球の国々をまわる。
ベトナム・パレスチナ・パリなど毎年海外フェスティバルに出演。カンボジアやパレスチナでは、村や孤児院をまわる。
舞台出演多数。テレビ(24時間テレビやNHKバリバラ)や映画(Get in touch制作・私はワタシ〜Over the rainbow)にも出演。
2019年は、カンボジア,韓国,そしてペルー公演活動。ペルー日本人移住120周年の記念公演に出演。
パフォーマンス活動の他、からだ表現ワークショップや新聞紙で狐面ワークショップを開催している。

 


―ダンスを始めた経緯を教えてください。

(想真)2012年に、ひきこもり生活から脱して活動をはじめました。僕はもうこれ以上地球にいることができないと思ってたけど、もう少しだけ あがいてみたくなり、この身体を動かしてみました。 僕の身体表現をみた人たちが、 生きる勇気がでる、涙した、笑顔になれた…といろいろな感想をくれたことで、「地球すべてを真の豊かに」というずっと思い続けていた気持ちを思い出しました。

 

―どんなことを表現したいと思ってダンスを踊っているのですか?

地球や宇宙を表現しています。宇宙からみた今の地球・今後の地球。現状や願い。 
自己表現とはちょっと違うかな。

 

―想真さんは狐舞がメインですが、狐舞のテーマは?

狐神は僕と一心同体、宇宙パートナー。 狐神とともに ほんとうの豊かとは、ほんとうに生きるとか何か、 「ほんとうの(真の)」ということをいつも考えています。

 

 

―「狐舞〜影と光の詩」という作品について教えてください。

影は光 。どっちにも変化する。
地球(地球人)の影としてる感情部分
こわい、苦しい、かなしい、涙、怒り
光だけを見る、笑顔になろう、影を見ない、影を無くす よりも「影を受け入れて光」

 

DancingLuckyBoySoushin想真

写真:井口康弘

 

―想真さんにとって「ダンス」とは?

僕は、地球を自然に還す・地球を豊かにするために動きたいと思っています。
ダンスという身体表現は、僕がこの地球で今のこの「からだ」を使ってできること・好きなこと 偶然、出会ったものやから、特に自分がダンサーなんだとか踊っているという意識は無く、僕は僕として動いてます。

 

―今の活動をしていてよかったと思うことは?

地球のみんなと関われるようになったので、地球のことを知って「生きること」をどんどん勉強できています。 地球怪獣を好きになって、もっと地球にいたい。

 

―想真さんは海外でも活動されていますが、日本と海外でお客さんの反応は違いますか?

日本でもどの国でも、土地によって違うし 、1人1人が違う
違う人なんやから違うのがあたりまえやし
伝わること・その反応の違い、それがおもしろい。
その人の気持ちは、ネットにもどこにも載ってなくて 自分で直接確かめるしかないことは、地球にも宇宙にも溢れてる。
だからいろいろ出会いたくなります。

 

―これからの目標は?

宇宙のこころを地球に広げること。地球を自然(真の豊か)に還すこと。地球で使える喜怒哀楽をという感情を、みんなそれぞれに大切に使えるように。
そのために、もっと僕自身も地球にふれて、いろんなトライをどんどんして、全力で「生きる」をしたいです。

 

 

―想真さんから見てGet in touchはどんな団体ですか?

この社会の中ですごい動き方をしてる、かっこいい地球人たちが集まってるところ。
偏見なく接してくれるのがうれしい。
地球での生き方を考えることができるし、僕にとっては、外で何かあっても帰ってこれるところ。
内で学んだことを外でアウトプット
外で学んだことを内でアウトプットしてみたり、いろいろチャレンジさせてもらえるところ。
トライしてエラーしてまたトライして。地球人がそれぞれどんどん自分になっていく。どんどん広がるといいな。

 

―これまでに参加されたGet in touchの活動で特に印象に残っていることを教えてください。

WarmBlueDay( 世界自閉症啓発デー)や、月夜のからくりハウス、映画 私はワタシ〜Over the rainbowとか、いろいろ出させてもらっているんですけど、活動に参加するたびにいつもいろんな形ですごく心が動きます。楽しんだり、悩みまくったり、めっちゃ泣いたり、すごくすごく勉強したり…。だから印象は活動するたびに更新されていく!いつも最新! あと、人前に「自分」として出られることに感謝しています。 舞台に出てるだけでエライね と褒められてしまう世界とは違い、僕をプロのアーティストとしてちゃんと見てくれてる。 僕自身の生き方が大きく変わりました!

 

―想真さんにとってかっこいい大人とは?

川の音、木の根、石、ちくわ、たこ焼きとか、めっちゃかっこいい!自然な地球。
地球人のかっこいいところももちろんたくさんあります。 地球にいて心臓が動いて呼吸して、今を(真を)生きている地球人、すごくかっこいい! 前進したり止まったりでもいつの間にか進んでたり生きるに全力で、自分に真っすぐ。かっこいい。

でも、
地球に生きている
それだけで
ほんとうは
みんなかっこいい

 


写真:Get in touch

 

DancingLuckyBoySoshin想真

ー公式サイト https://soushin.themedia.jp/

 

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gakuseikichi

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