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【音大生の就活】ミュジキャリ白鳥様に聞く「音大生の就職って難しい?」

こんにちは!ガクセイ基地の濵野紗妃です🕊

今回は、音大生・音大卒の就職/転職支援を行っていらっしゃる『ミュジキャリ』の白鳥様にお話を聞いてきました。

「就活の流れ」「音大生の強み」などなど、たくさんのお話を聞くことができました。ぜひご覧ください!

 

――音大生に特化して就職支援を行おうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

白鳥:きっかけは、私が音楽学部から就活をした当時、大変だったことです。誰も教えてくれる人がおらず誰にも聞けなかった、その環境に問題意識がありました。
新卒でリクルートに入社し、企業がどのような人材を欲しがるか、どのように採用活動をしているのかを見てきて、「これは音大生もっと採用されるな」と思えたので、自分で作ってみようと思いました。
音大生は、適切な情報と適切なテクニックさえあればきちんと評価される人たちだなと思っています。


――相談される音大生は、どのような専攻や学年が多いですか?

白鳥:大体3年生の春からサポートを開始して、卒業ぎりぎりまでサポートします。また、卒業した後の方々もサポートしています。


――3年生になって初めて就活を意識し始めても遅くないですか?

白鳥:遅くないです。特に音大生の場合は。音楽を頑張るために音大に入っているはずなので、自分が頑張りたいと思うことに120%の力を注ぐことが一番大事だと思います。
就活が始まったら面接でひたすら聞かれることは、「学生時代何をしていましたか?」ということですので、2,3年生までいかに自分が頑張りたいことにエネルギーを費やしたかが就活のしやすさに繋がっていきます。
3年生くらいから切り替えて就活の時間も入れていくかたちが一番うまくいっている音大生のパターンだなと思います。

――音大に行っても進路は狭まりませんか?

白鳥:全然ないと思います。実際、私たちが支援し就職した音大生は、企業の方からも高い評価をいただいています。
何か一つのことに志を持ってやってきた人たちは、今の時代こそを求められているなと感じます。
また、就職講座で就活について一定の知識を持ち、面談で色々アドバイスをして、土台を作ることで万全な用意をしています。

――音大生が社会から求められているのですね。

白鳥:求められる道筋をミュジキャリが作っているという感じですね。
どの企業も「いい人を取ろう」と採用活動をしていて、その中で音大生は会ったこともなければ、想像もつかないし、選択肢にも上がってこないです。その選択肢に上がる活動を私たちは企業側にしています。
ミュジキャリの選考ルートを作ることで、普通はESで落ちてしまうような企業もESなしで選考に行くことができる例もあります。事前に音大生の良さを理解していただいていることと、音大生を採用したいと決めていただいて私たちが合う人を紹介することで、良いお声をたくさんいただいています。

――音大生と面談をする中で、一番多く聞く悩みは何ですか?

白鳥:「何をすればいいかわからない」「音楽のエピソードはガクチカになるのか」「どの業界があっているかわからない」この3つが多いです。

1つ目の「何をすればいいかわからない」は知識の問題ですので、ひとりひとりに合わせて「いつまでにこれをしよう」とアドバイスしています。また、講座でもスケジュールを提示しています。
就活の話を専門的にできる人が周りにいなかっただけですので、ミュジキャリが「こういう風に進めてね」と言うだけで基本的に解決されていると思います。

2つ目の「音楽のエピソードはガクチカになるか」は、もちろんなります。
音大生は「これを頑張りたい」ということが目の前にあって大学に入っていると思います。それはとても尊いことですので、一生懸命頑張ったことをガクチカにする方法が一番いいなと思います。
面接で聞かれているのはスキルではなくて人柄です。「あなたはどういう人ですか?」ということが分かるものがガクチカとなります。
色々なエピソードを聞いて、一緒にガクチカを作ることで解決していきます。

3つ目の「どの業界があっているかわからない」
音大生は音楽以外の仕事はなかなかピンとこないと思います。ですので、音大卒アドバイザーである私たちが、今までどのように音楽に取り組んできたのかを面談でたくさん聞きます。すると人柄がすぐにわかり、「こういう環境に行ったら活躍するだろうな」ということが、ありありと想像できます。
そこから、それぞれに合った企業をこちらから提案して、この業界が合うと思うとアドバイスしています。

――音大生の就職活動する上での強みや可能性はどういうところだと思いますか?

白鳥:2つあると思います。

1つ目は「満足感が時に得られないけれども、努力をし続けられる、その環境に身を置き続けられる」ことです。
音楽には完成がない。常に上があって努力をし続けなければならない。1位になって評価されることも少ない。そんな環境にいた音大生だからこそ、厳しい環境で努力し続けてきていることが音大性の強みだと思います。

2つ目は、「努力のエピソードがたくさんあること」です。
企業はその人の人柄を面接で知りたいと思っています。
例えば、「努力家です。なぜかというとピアノをこんなに頑張ってきました。」
人柄を証明するエピソードがたくさん出すことができます。

この2つによって音大生の就職活動はきちんとやればとても強いと思います。

――音大生だからこそ工夫しているポイントはありますか?

白鳥:2つあります。

1つ目は、「ミュジキャリというサービスをきちんと知ってもらうこと」です。
先輩から後輩へ就活についての情報が受け継がれないため、毎年0から知ってもらわなければいけないです。
だからこそInstagramなどを活用して誠実さや安全さ、便利さを伝え、いいイメージを持ってもらえるよう努力しています。

2つ目は「途中で離脱させないこと」です。
例えば、先生が厳しかったり練習しなければいけなかったり、本番があってなかなか就活に時間が割けなかったり。そういった事情もすごくよくわかるので、「いかに離脱せずに続けられるか」の仕組みづくりと関わり方にすごく気をつけています。
特に就活が佳境になる3年生後半に重ための実技試験がある学校が多いので、「この時期は就活ストップします」などの対応をすることで両立させることができます。

――今後音大生のキャリアはどのように変化していくと思いますか?

白鳥:私がミュジキャリを創業した当時よりも、就職することが市民権を得始めている印象があります。
また、たくさん支援している中で、入社してとても活躍しているという話を企業様からよく伺います。今後、ミュジキャリが紹介した方が重要なポジションについてビジネス界でも影響力を持つ事例が増えていくのではないかと思います。そして、音大生の見え方も変わっていくと思います。

――今後御社としてもっと力を入れていきたいことはありますか?

まず知名度を上げることは継続してやっていきたいなと考えています。
その上で、「音楽の仕事を増やす」こともやってみたいなと思っています。
もともとミュジキャリを立ち上げた目的は、音楽で食べていけない問題を解決するためでしたので、例えばコンサートを企画して演奏家にお仕事を渡すなど…
音楽業界は新しいものには厳しく、古い慣習もたくさんあります。そこをビジネスの観点から考えると改善できる点はたくさんあるなと思います。

――今進路に迷っている音大生にメッセージをお願いいたします。

白鳥:まずは音楽でもバイトでもサークルでも、とにかく目の前の自分が一番興味があることや、成長したい、上手くなりたい、もっとできるようになりたいことに全力で向き合ってほしいなと思っています。全力の定義としては、とても高い目標を掲げて、そこに向かってできる全ての努力をすることです。
それが結果的にどの進路になったとしても活きていきます。
就職するのであればそれがガクチカになり、フリーランスになるのであれば常に高い目標を作って自分で決めて…その経験が絶対役立ちます。先生になるのであれば何かにコミットしたということが絶対活かせます。
まずは「どうしよう」と悩むくらいなら、目の前の頑張りたいこと、成長したいことにフルコミットすると、道が開けるのではないかなと思います。頑張ってください。


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