AI 無料講座 (東大松尾・岩澤研究室)

【大学生必見!】東大・松尾研が取り組むAI無償教育とは!?あれこれを深堀してきました!

こんにちは、ガクセイ基地です。

東大 松尾・岩澤研究室様のインタビュー記事、第二弾になります。

第一弾で松尾・岩澤研究室がどんなことをしているのかについてはご理解いただけたかなと思います。(まだ読めていないという方はこちらをチェック!)

 中でも今回は、松尾研が提供する、累計7万5千人もが受講したAI講座についてあれこれ教えていただきましたので、その内容について書いていきたいと思います。 

 AI講座とは?

どのようなコースがあるのか

 松尾研の提供しているAI講座には、下図のように「レベル1」から「レベル3」まで幅広いラインナップがあります。

 

「初学者」から「上級者」まで幅広いレベルの講座がさまざまあり、自分のレベルに合わせた講座を選ぶことができます。完全オンラインかつ無料で受講することができ、受講後には修了証を受け取ることもできるため、就活の武器としても使うことができます✨また、コンペや最終課題などに取り組むことで実践的なスキルも身に付きます。

 

 具体的には、AIデータサイエンス入門Deep Learningの基礎に加え、生成AIの基盤技術である「LLM(大規模言語モデル)の基礎編応用編」、AIのビジネス活用を学ぶ「AI経営」、半導体ハードウェアの設計・開発スキルを習得する「AIと半導体」、さらには近年注目を集めるロボティクス分野「フィジカルAI」など、時代のニーズに応じた多様なAI講座を拡充されています。 

 各講座により募集期間が異なりますので、ご興味のある方は松尾研の公式SNS(公式X公式Facebook)および公式ホームページ(募集中の講座はこちら)をご覧ください。

 

 

文系学生でも大丈夫?

 結論から先に書きますが、「AIについて学びたい!」「プログラミングを学びたい!」というモチベーションさえあれば、文系学生でも全く問題ないそうです!ちなみに、最近は文系の割合が増えてきているそう。上級者向けになればなるほど、数学をうまく使う必要性があるそうですが、初学者向けでは心配ご無用。難しい数学の話というよりは、プログラミング言語の一つであるPython(パイソン)の書き方を覚えていくということがメインになってくるため、高度な数学的知識はなくても受講することができます。初学者向けかつ文系にも理系にも役立つおすすめの講座が【グローバル消費インテリジェンス寄付講座(略称:GCI講座)】。なんとこの夏だけで全国の学生が約11,000人も受講したといいます。しかも、その11,000人の約4割が文系学生!加えて、7割の受講者がPhython未経験者!

つまり、プログラミングや数学の経験や知識量はそこまで心配しなくても大丈夫だということなんです。私自身も数学に苦手意識を持っているのですが、お話を聞いて私でも受けてみたい!と思うことができました。

 

 

どうしてAI講座を?

AI講座を提供している理由

 デジタル時代と言われている現代ですが、現在情報工学系の学生は約12万人。2040年にデジタル人材は326万人不足してしまうと言われています。【この構造的な人材不足の課題を解決すること】、そして【場所や経済事情などの制約を受けることなく、誰でも望めば学びの機会を得られること】が、AI講座を提供している理由だそうです。

 AI講座の今後について

どんな人になってほしいか?

 AI講座を通じてどんな人材を作りたいと思っているのか。不足しているデジタル人材を増やすことだけが目標?いいえ。それ以上の強い思いがあるようです。

「AI・データサイエンス教育によって、若手研究者・エンジニア・起業家・ビジネス人材など次世代を担うAI人材を育成したい。実際の講座では知識のインプットだけではなく、手を動かして実装しながら深く学ぶ実践型のプログラムも提供しています。また、研究や教育の第一線で活躍するAIの研究者などが講師を務め、日々更新される世界中の論文や事例などから最新の学びを講座に反映させています」。そんな思いが松尾研にはあるようです。今まではプログラミングは書けないやといってあきらめていた人も、今ではAIがサポートしてくれる時代になっています。AIが活用できるようになれば、多くの課題も解決することができる。そう考えると、AIという武器を身につけていくことは将来を担う私達学生には必要不可欠なことなのかもしれないですね。

 海外展開

実はこのAI講座、海外にも展開しているそうで、そこに関してもお話を伺ってきました。

 最近のニュースでも「アフリカでAI人材を3万人育てる」という記事が出ていた、こちらの件。3万人のデジタル人材を育てた上で、日本企業とも連携できるようにしたいと考えているそうです。7月にはアフリカで初めて2日間の集中講義を南アフリカのケープタウン大学で実施しており、東南アジアでもマレーシア工科大学などで講義を展開。アフリカのみならず、ASEANや他地域でも一緒に活動に取り組みたいと、活動に賛同を示している大学も増えてきており、今後さらにこのような活動が広まっていくのではないかなと感じました。

 日本が抱えている問題は、各国が抱えている問題でもあります。そのため、日本の持つAI講座のような世界トップレベルの教育が、世界に広まっていくことによって、地球規模で協力してデジタル時代の課題を解決することができるのではないかと思います!

 

編集後記

AIになんとなく興味はあるけど、難しそうだから・・・といってAIやプログラミングといった分野に触れてこなかった私でしたが、今回のお話を聞いて、将来のためにも頑張りたい!と強く思いました。

2040年にデジタル人材が326万人も不足してしまうという衝撃の事実を知った今、皆さんはこのAI講座をどう感じるでしょうか。やっぱり自分には難しすぎると感じる方もいるかもしれません。でも、学生であれば無料で学べるチャンスがすぐそこにあるのに逃してしまうのはもったいないと思いませんか?やらない後悔より、やった後悔。少しでも興味があるかたは、その一歩を踏み出してみませんか!

松尾研AI講座の詳細はこちらから!

公式ホームページ(募集中の講座はこちら




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