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『風が強く吹いている』に学ぶ、なぜ人は青春時代の部活動をテーマにした映画に感動するのか。

みなさんこんにちは!ガクセイ基地のあずなです!

私の最近ハマっていることは、もっぱらAmazon primeビデオで、ドラマや映画を見ることです!

ということで、最近見て大号泣した映画、『風が強く吹いている』に学ぶ、なぜ人は部活動をテーマにした映画に泣くのかを考察してみます!

映画の概要

新潮社『風が強く吹いている』商品ページより引用

箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。

 

アマゾンプライムビデオより引用

目指せ、箱根駅伝!! 限りなくゼロに近い可能性に挑んだ、寄せ集め10人のキセキ―――致命的な怪我によりエリートランナーへの道を閉ざされたハイジと、ある事件から走る場を失った天才走者カケル。二人が出遭った時、遙かなる夢への挑戦が始まった。それは、寛政大学陸上競技部の仲間8人と、学生長距離界最大の華<箱根駅伝>出場を目指すこと。ところがこの競技部とは名ばかりで、8人は陸上から縁遠い上に、漫画オタクや25歳の留年生、アフリカから来た留学生など、ユニークなキャラクター揃いだった……。

引用元の通りなのですが、簡単にまとめると

走るとは何かを各人が模索しながら箱根駅伝出場を目指す青春ストーリー

といったところでしょうか。

なぜ感動するのか

ぶつかり合うことが懐かしいから

みなさんは学生時代どのような部活に所属していたでしょうか。私は中学が陸上競技部で、高校は帰宅部でした。

少し大人になった今、もちろん人と意見がぶつかることが全く無いわけではないですが、中高生の時ほど白熱した言い争いはしません。

それは我々が大人になって、それぞれの考えを尊重する術を覚え、協調性を育んできた証とも言えるでしょう。

でも学生時代を振り返ると、まだまだ未熟だったが故に、
「頭では理解できても、気持ち的には理解ができない」という経験をした人も多いはず。

多くの青春部活動映画にはそのシーンが含まれており、私たちはその感覚を懐かしく思う。

私もあのとき、こんな風に言い争ったっけ
あの子今何しているかな?

とか青春を賭けたその瞬間を回顧するのです。

自分の成長を実感するから

ぶつかることに懐かしさを覚えるだけではありません。

映画として俯瞰しているからという理由もありますが、私たちはいつの間にか大人になって、色々な立場の人を考慮できるようになりました。(なったと思いたい。)

だからこそ、自分が共感する立場の人の意見だけではなく、対立する立場の人の意見にも耳を傾けることができ、口論を分析しようとする。

そして過去の自分を振り返り、「あのとき言い争いをしたあの子も、もしかしたら陰で努力していたのかもしれない。」などと考えるわけです。

でもそれに気づける、あるいは気づこうと努力できるようになった自分に成長を実感するのではないでしょうか。

何かに真剣に取り組む尊さを知っているから

大人に近づけば近づくほど、私たちは多くの責任を背負います。

社会人になれば、ただ我武者羅に頑張れば良いわけではありません。自分の暮らしがあって、人によっては家族の暮らしを支えて、上司や後輩との付き合いもあって。

他のすべての物を置き去りにしてでも、とにかく何かに打ち込み、全力を捧げる経験は人生でそう多いものではありません。でもそれができたのが学生時代。

今だって、何かに真剣に取り組むことはあるでしょう。むしろ、責任の重さからより真剣に取り組まざるを得ないこともあるかもしれません。

でもそれとは別のベクトルで自分の今後の人生が決まるのではないかと本気で思いながら、1点、1秒、1mmを更新しようと努力していた日々がまぶしい。

それを映画よりも一足先に知っているから、親のような目線で眺めてしまう。

そんな考え方もあるのでは?

ありもしない思い出を体験できるから

今までは自分も映画と同じように、何かに打ち込み、誰かとぶつかりながらも、切磋琢磨してきた場面を切り取ってきました。

でも、自分とは全く関係ない部活映画に感動することもありますよね。

私の場合は、『ハイキュー‼』です。バレーは見る専門で、体育の授業で少しやっただけ。
陸上部に所属していたけれど、そこまで足が速くなかったから全国に出るために日夜練習に打ち込むほど、部活一本ではなかった。

でも、全てをバレーに捧げ、足が動かなくなるまで努力し、かけがえのない仲間に出会っていく過程を作品に見ることで、自分もまるでその尊い青春の一部に居たかのような錯覚に陥るのです。

自分の身体や頭では体験できない超人的な様子を、アニメや映画を通して疑似体験させてもらう。疑似体験をしているからこそ、登場人物と同じように成長しているつもりになって、感情移入が容易になる。

つまり試合の勝ち負け、仲間の信頼関係の描写、アクシデントに感情が動かされるのです。だから感動する。

映画の感想

この映画の感想を一言でまとめろと言われたら「懐かしい」です。

陸上部にいるとしばしば聞かれるこの質問。

「陸上って何でやるの?走るだけじゃん。」

その通り。陸上って走るだけなんです。でも、私自身も常に考えていました。

私はなぜ走るのか。しかも遅いのに。

その「なぜ走るのか」を登場人物たちが考えている描写で、悩んでいた過去を思い出し、懐かしさを覚えたのです。

みなさんは走ることが好きですか?私は、大好きです。

辛いし、苦しいし、疲れるし。かといって健康のために走るほど意識を高くは保てない。

それでも私は、走ってる時の風を切る感じがすきでした。

歩いているみんなより、少しだけ先に進める感覚が好きでした。

走るフォームが綺麗な人を見ることが好きでした。

そして、自分自身と向き合うきっかけをくれたのが陸上でした。

チームスポーツでありながら究極の個人技である陸上は、対戦相手が過去の自分で良いのです。

速く走れる人に憧れて陸上部に入った私は、明らかに同級生よりも遅かったし、初めはそれが苦しかった。自分がどんなに努力してもみんなには到底追いつくことはできないんだって。

それどころかみんなも努力するから、どんどん置いていかれる。

でも自分のフォームを改善し、自主練し、タイムが0.1秒でも縮むと確かな成長を実感できる。自分と向き合い、それが数値として客観的なデータに表れる。その虜になっていたのです。

だから、私にとって走るとは、「自分と向き合うこと」です。

改めて、自分にとっての走るとは、を考えるきっかけを与えてくれたこと、努力の苦しさと美しさを思い出させてくれた点に感動したのでした。

終わり

みなさんは、今までどのような部活動をテーマにした映画やドラマ、マンガに感動してきましたか?

部活動という言葉の響きが懐かしく思えるほど、私たちにとって遠い過去になってしまった中高時代。

その中高時代に一瞬でタイムスリップしたかのような錯覚を起こしてくれる映画に、あなたもきっと感動しているはず。

おすすめの映画があればSNSで#ガクセイ基地 をつけて投稿、またはコメントで教えてください!

この記事を書いた人→奥野梓菜/Azuna Okuno

【副代表】奥野梓菜/Azuna Okuno

 

 

 

About the author

azuna

NASAリーダーシッププログラムU35/NASA留学2025

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