こんにちは!ガクセイ基地のしおりです!
10 月 8 日に開催された 「PLAN GIRLS MOVEMENT 2025 〜未来のチカラになる言葉〜」に参加してきました!
毎年 10 月 11 日の「国際ガールズ・デー」に合わせて、国際 NGO のプラン・インターナショナルが中心となって関連イベントを主催しています!
プラン・インターナショナルとは
世界70カ国以上で子供の権利やジェンダー平等の実現を目指して活動する国際 NGO。
特に、教育や早婚、暴力などの問題に直面する女の子たちの支援に力を入れています。
国際ガールズ・デーという日があることを知らない人や名前は聞いたことがあっても、どんな日なのか詳しくは知らないという人も多いのではないでしょうか?
今回の記事では少しでも国際ガールズ・デーについて知り、新しい発見や気づきがあったら嬉しいです!
目次
国際ガールズデーって何の日?
10 月 11 日は「国際ガールズ・デー」の日
世界中の女の子が差別や暴力、教育の機会の欠如などの問題に直面している現状を知り、すべての女の子が自分の力で未来を選べる社会を目指すための日です。
世界にはまだ、「女の子だから」という理由で夢をあきらめなければならない場所があります。国際ガールズ・デーは、そんな現実を変え、すべての女の子が自分の力を信じて生きられるようにするための日でもあります。
イベント概要
開催日: 2025年10月8日会場: スパイラルホール
主催: プラン・インターナショナル(国際NGO)
イベント名: 「PLAN GIRLS MOVEMENT 2025 〜未来のチカラになる言葉〜」
内容: •トークショー(出演:山本美月さん、あっこゴリラさん、クリス智子さん、セイコーエプソン株式会社 根村絵美子さん、株式会社ユニクロ シェルバ英子さん)
- チャリティバザー、テーマ展示、ライブパフォーマンス
- 女の子の未来やジェンダー平等をテーマにした参加型企画(メッセージボード、カプセルトイ)
ステージコンテンツ
ステージコンテンツでは、まずトークショーが行われました!

多くの人が人間関係など心のモヤモヤを抱える中で、友達や家族信頼している人からもらった言葉がずっと心に残り続けて勇気をくれるという“言葉の持つチカラ” を信じることの大切さが伝わる、とてもメッセージ性のあるトークショーでした。
登壇者たちは、それぞれの立場や経験から「自分らしく生きること」や「社会の中で感じるジェンダーの課題」について語りとてもあたたかな雰囲気でした!
中でも印象的だったのは、ラジオパーソナリティのクリス智子さんの話です。
「途上国が抱える問題について、私たちはどんな取り組みをしたらいいか」という質問に対して、クリスさんはこう答えていました。
「多くの人は日本と“自分ごと”として考えられないから、何をすればいいか分からない。でも、まずは接点を作ることが大事。たとえば寄付をすることで、少しでも知ろうとする行動につながります。」
“大きなことをしようとしなくても、少しずつ関係性を持つことが大切”という言葉に、すごく感銘を受けました。
トークショー後には、ラッパーのあっこゴリラさんによるライブパフォーマンスが始まりました!
あっこゴリラさんの力強く、まっすぐなメッセージが、観客全員を巻き込む影響力があり、自然と笑顔になるようなステージでとても元気がもらえました!楽しかったです!
ステージコンテンツでは、音楽とトークの両方を通して、「自分の声を信じて表現することの大切さ」を感じられる時間になりました。SNSでの誹謗中傷や固定観念に傷つくこともある今、誰かの一言が前を向くきっかけになることもあるのだと感じました。
会場コンテンツ
・イベントのゲストと来場者全員で共作するメッセージボード
・「未来のチカラになる言葉」が書かれたステッカーを入手できるカプセルトイ
・趣旨に賛同してくださったインフルエンサーによるチャリティバザー
・未来プランやガールズ・リーダーシップについて考えるきっかけとなるさまざまなテーマ展示
↑私も実際カプセルトイを回しました!
カプセルトイに入っていたステッカーに書いてある言葉を読んで、言葉には送り主は分からなくても背中を押してくれるような力があることに気づけました。
また、登壇者の方々やイベントに参加した全員が共に作り上げる「未来のチカラになる言葉」のメッセージボードも置かれていました!一人ひとりが書いた前向きな言葉が並び、見ているだけで心が暖かくなるような空間でした!
🎤プラン・インターナショナル・ジャパン
CMO 小泉美礼さんへのインタビュー
イベントのあと、プラン・インターナショナル・ジャパンの CMO(最高マーケティング責任者)である小泉美礼さんに、ジェンダーに関する質問をさせていただきました。
私はまず、「学生が社会の中で小さな変化を起こす第一歩としてできることは何か」を尋ねました。
小泉さんは、「起きていることに集中して吸収しようとする姿勢が大切。自分を信じて、まず行動してみることが第一歩です」と答えてくださいました。
さらに、日本のジェンダー問題にまだ残る“見えない壁”についても伺いました。小泉さんは、
「行動したり発言したりするときに、自分の中にジェンダーバイアスが入り込んでいないかに気づくことが何より大事。その気づきが積み重なることで、社会の考え方は少しずつ変わっていくと思います」と話していました。
私たち学生は特に学校内であったり、バイトやサークルだったり人と関わるコミュニティが多くある中で、「女子力」であったり日常的にあるジェンダーバイアス的な言葉を聞くことも少なくはないと思います。私はその時にモヤモヤすることもあったのでこの感覚は間違ってないのかなと小泉さんにお話を聞いて感じました。
また、企業の中でも育休制度の見直しなど、少しずつ変化が進んでいると聞いて、私自身も“社会は変えられる”という希望を感じました。今年は男性育休取得率を50%に上げることを目標にしており、これから注目していきたいです!男性の育休が増えることで起こる問題やまだ根付いている育児に関しての固定観念に対しても、制度や一人ひとりの意識を変えていかなければいけないと思いました。
終わりに
小泉さんの言葉を聞いて、私たちがジェンダー問題について意識的に変えていけること は、「大きなことをしなくても、まず気づくことから始める」という姿勢を持つことが大切だと思いました。普段の会話やニュースの見方を少し変えるだけでも、社会の見方が変わるかもしれません。また、イベントを通して、ジェンダーについて“考えること”が、すでに次の行動への第一歩なのかなと考えました。
今回のイベントを通して、ジェンダーの問題は特別な人が取り組むことでなく、誰しもが関わるテーマだということに気づきました。
日本だけでなく今回のテーマで挙げられていた、途上国で起こっている問題(早婚や貧困)についてもより多くの知識を深めていきたいと思いました!
「未来のチカラになる言葉」というテーマのように、私も自分の言葉でモヤモヤを抱えている人に少しでも前向きな影響を与えられるような行動をしていきたいです。
記事を読んでいただきありがとうございました!
そして、この記事を読んで少しでもジェンダーについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。一人ひとりの意識の変化が、より平等で明るい未来を作るチカラになるはずです。










