メーカー 企業研究

いい朝食が、いい日をつくる/日本ケロッグ

小さい頃や成長した今でも、変わらずに愛され続けているケロッグのコーンフレーク。長い間愛され続ける商品を世に広めていくためにはどんな工夫をされているのでしょうか。広報・栄養マネージャーを務めていらっしゃる、杉森さんにお話をお伺いしました。

「広報・栄養マネージャー」という仕事は具体的にどのような内容のことをされているのですか?

PRとしては新商品が出た際のプレスリリースや既存の商品の新しい使い方などの提案、メディアの取材対応などを行っています。また、栄養担当として、パッケージや広告文を提案する仕事もしています。商品のパッケージを作る際に記載する表現は法律で制限されています。ですから、商品自体を管理しているブランドマネージャーとも相談しながら、より「栄養がとれそう」「朝ごはんに食べたい」と思っていただけるように言葉遣いを工夫しています。営業担当とも「より買ってもらえる」商品アピールをしてもらうように考えています。専門家の方にもご協力いただけるような働きかけも重要な仕事の一部です。PRの代理店にサポートをいただきながら、会社の‘窓口’として様々な方と関わることが多いです。

 

 

 

幅広い年齢層に受け入れられるために、どんなことをしていますか?

お子様向けには、TVCMでキャラクターへの親しみを持ってもらえるようにしています。その際、「楽しい」とか「元気になる」といったイメージを伝えることも必要だと考えています。また、お母様の関心を引くということも重要です。お母様向けには、いつもの朝食にコーンフレークを足した写真をパッケージにのせることで「栄養価をプラスできること」をアピールしています。お子様向けの商品でも、お子様だけを考えるのではなく、「お子様にたくさんの栄養を取ってもらいたい」と考えるお母様の立場になって商品を考えることが大事です。

大人向けには、食物繊維が多い商品を特にアピールしています。妊婦さん向けにもおすすめしていて「薬ではなく自然のもので便秘が解消できる」と人気があります。また、既存の商品から脂肪を50パーセントカットしたものや食物繊維を増量したものなど、より需要がある商品を目指しています。

商品のこだわりは何ですか?

市場では味や素材の違いで新商品を出している場合も多く見られますが、私達は特に機能性を重視しています。海外の拠点とも協力できる、シリアルのリーディングカンパニーとしての強みがあります。

仕事のやりがいを教えてください。

メディアを通して他者を巻き込み、その結果お客さんに「本当にいい商品だ」という声や反応をいただくことでやりがいを感じます。専門家の方々など、外部に味方を作り、それがうまくいった時にありがたいと感じることもいい刺激になっています。

また、東大料理愛好会のみなさんと共同で親子料理イベントを開催した際、商品を使った様々なレシピを提案していただきました。そのイベントにも実際に参加させていただいたのですが、親子が楽しく料理している場面を目の当たりにしました。こちらも楽しめましたし、やりがいも感じました。

水戸部:親子の会話ややりとりの間に商品があるって素敵ですね。

 

(↑イベントのレシピの一例)

気を付けていることはありますか?

パッケージの言葉や数字ひとつが法律の範囲から超えてしまうと、商品に全く問題はなくてもリコール(商品回収)となり、すごい損失が出てしまうことがあります。そこにはとても気を使います。もちろん、広報としてしゃべることひとつにも気を付けています。

どのような方が多く働いていますか?

海外の事業所との交流も多いので、英語ができる人は多いと思います。また、人数が少ない中で仕事をしているので、主体性を持って働く提案力のある人は多いと感じています。

水戸部:杉森さんのおっしゃる主体性とは・・・?

決まった仕事の枠があるとしたら、それにさらに価値を加えていく、ということです。言われなくても自分で調べ、限られた時間や予算も考えながら行動していくことだと思います。

 

会社をよりよくしていくために、どんなことをしていますか?

職場改善プロジェクトのメンバーとしてアンケートをとったりしています。その中で他部署の方ともコミュニケーションをとりたいという意見が多く見られました。やはり積極的にコミュニケーションをとることで、仕事がスムーズに進められますし、会社が一丸となって進んでいると感じられます。また日本ケロッグでは、もともとコミュニケーションミーティングというものも定期的に行っています。全社で集まり、実績や今後の方針を共有するといったものなのですが、その際の交流をもっと深くしていこうという動きもあります。

学生に一言お願いします!

学生だからこそできることを何でもやってみて下さい。それが仕事に直結していなくてもいいと思います。他大学の人としゃべったりして自分の視野を広げることも大事だと思います。

就職活動の際にも、自分の知っている企業に限らず、幅広い選択肢をもって行動してほしいと思います。企業の方は学生の皆さんにとても好意的だと思うので、積極的にアプローチしてみることもいいと思います。

これから、日系企業なども多く海外と関わっていくことが多いと思うので、思い切って日本から出て旅行や留学に挑戦してみることもおすすめしたいと思います。

 

 

明るく、とても気さくな杉森さん!取材のメールから取材中まで、丁寧に対応してくだいました!貴重なお話を、本当にありがとうございました!

【記事執筆:水戸部咲

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