IT 企業研究

株式会社ミクシィ/「全ての人に心地よいつながりを」

ソーシャル・ネットワーキング サービス「mixi」を提供している株式会社ミクシィを取材しました。

 

こんにちは、中央大学2年の焼山直紀です。今回はソーシャル・ネットワーキング サービス「mixi(以下mixi)」を提供している株式会社ミクシィ(以下ミクシィ)を取材しました。
近年Facebook やTwitter という海外サービスの利用率が高くなることで、SNSの活用の幅が一層広くなっています。そんな中、日本で先駆けてサービスを提供する「mixi」はどのような方法でシェアを増やそうとしているのか、興味のある人は多いと思います。
メディア統括部 ホームユニットでエンジニアとして活躍されている入社3 年目の田村航弥さんにお話を伺いました。

 

まず始めに一日の仕事内容を教えてください

出社してすぐにチームの進捗報告をするミーティングを行います。今抱えてる問題をチームメンバーに共有する為に毎日行っています。その後は開発やミーティング、チームの統括を行いながら個人の仕事を進めています。最近は特に開発者(全社員向け)の理解を深める為の研修を行うことが多いですね。

 

田村さんが所属されているユーザーサービス本部 メディア統括部 ホームユニットとはなんですか?

今所属しているホームユニットは、「mixi」の公式クライアントアプリ、スマホのブラウザ版、PCやモバイルを管理するチームです。日記やメッセージといった個々のサービスではなく、ユーザーの皆さまが見ている「mixi」全体を統括しているユニットです。そのためmixiをご利用いただいているユーザーの皆さまや、利用していない方も含めて、色んな層の方の声を聴き、サービスに反映しています。私のチームでは、AndroidやiOS向けのネイティブアプリケーションの開発を行っています。開発業務はもちろん、サービスの企画にも深く携わることができます。

 

入社のきっかけは何ですか?

学生の時にミクシィの1ヶ月のインターンに参加し、人々の生活に根付くようなサービスやコミュニケーションのインフラとなるものを作り上げていこうという会社のビジョンに共感したからです。インターンに参加し、SNS の影響力の凄さを実感し、自分も開発者として人に大きな影響を与えるサービスをつくっていきたいと思ったので、入社を決めました。入社後は自分の手がけたサービスが多くのユーザーに利用され反響をダイレクトに感じることが出来るフロントエンドに興味を持ち、今の部署で働いています。

 

今の仕事の面白さ・やりがいは何ですか?

入社してから変わらないのですが、作ったものが何百万、何千万というユーザーの皆さまの手に即座に届いて、フィードバックもすぐにいただけることが一番のやりがいですね。
もちろん緊張感はありますが、アプリが完成して約1 週間(アプリの審査期間)で公開し、数時間後にはストアでレビューが上がってくるというスピード感が好きで仕事をしています。

逆に大変な点はありますか?

使いやすいだろうなと思って作ったものでもすべての方に受け入れられるわけではないので、レビューに「使いにくい」と書かれることがしばしばあります。
幅広い層に使っていただいているので、全員の方に満足いただけるような仕様はなかなか難しいですが、少しでも良くしていきたいな、という気持ちになります。

 

技術職ということユーザーと直接対話するということは無いのでしょうか?

弊社はユーザーの皆さまの声を大事にする「ユーザーファースト」を掲げているので、ユーザーの皆さま方からのご意見ご要望を伺う機会は意外と沢山あるんです。例えば、去年の11 月に3 日間かけて「ユーザーファーストウィーク」を開催しました。イベントへの応募者数は1200名を超え、実際に120名以上の方にミクシィ社にご来社いただき、サービスを担当している社員とユーザーの皆さまが直接コミュニケーションできる良い機会をいただきました。
普段でもユーザー調査としてコンスタントにユーザーの方に会社に来ていただき座談会を行うこともあります。

 

Facebook などとは異なる国産のSNS としての強みは何だと思いますか?

僕は、mixi のクローズドな所が特徴であり、強みだと思っています。
肩肘張らずに気軽にコミュニケーションを楽しむことが出来たり、内輪で楽しむことも出来ます。

 

ズバリ、mixi にとっての競合は何ですか?

難しい質問ですね。
mixiは実際に会うのと遜色ないコミュニケーション空間が作れると思っていますので、何かのネット上のサービスというよりは、カフェで友達とおしゃべりをしたり、というコミュニケーションが発生する場所自体が、競合になるのかもしれません
ユーザーの皆さんがどれだけ心地よくコミュニケーションをとれるか、どうすると楽しいか、などのユーザーの声を聞きながらアップデートをしていきます。

 

全く知らない人とのコミュニケーションには重きを置いていないのですか?

もちろんそういうことはないですよ。
例えば好きな趣味の分野でコミュニティー内で盛り上がることもあります。
ユーザーの方にはいろいろなニーズを持っていて、友だち同士のコミュニケーションを楽しむ人、共通の趣味に関して情報共有をする人など、その人にとって心地よい空間を提供できればと思っています。
情報の公開範囲を細かく設定できるので用途に合わせて使えます。
その人にとってmixiが心地よいコミュニケーションの場になって欲しいですね。

 

新しいユーザーを取り込むための取り組みは何かしていますか?

特に初心者の方への対応にも力を入れています。新しくスマートフォンを手にしてmixi に登録した人にも、mixiでコミュニケーションする楽しさを少しでも早く感じていただけるように、友人ときちんと繋がってもらうためにヘルプをして活発に使ってもらうための取り組みをしています。

 

逆に既存のユーザーを逃がさない為の取り組みとは何ですか?

ユーザーの皆さまからのご意見・ご要望を把握し、すぐにサービスに反映させることです。
ユーザーの皆さまから届く機能要望やレビューを毎日のようにチェックし、「こういう機能をのぞんでいる」「ここが使いづらい」ということを把握し改善を行っています。
実際に改善を行うことで「すぐに対応してもらえる」と思っていただけているようです。
例えば、大きくデザインを変えるなどリニューアルするときは、ユーザーからの反対意見が出ることもあります。多くの方に利用いただいているサービスだからこそ、すべての方が100%満足できる内容に合わせるということは難しいので、非常に悩ましいですね。なるべく多くのユーザーの意見や実際の利用状況ログを汲み取って反映していこうと心がけています。

 

アプリを作る上でのアイデアはどこから出てくるのか?

実際に他のアプリやゲームを触って「こういう場面だと、こういう見せ方や使い方が出来るんだな。」と学んでる時が多いです。私が良いと思うアプリの特徴はシンプルなものなので、mixiで開発や使用がどんなに複雑なものでも、実際に使ってくださるユーザーの皆さまがシンプルに使えるようにすることが大事だと思っています。

 

 

田村さんが一緒に仕事をしたいと感じる人はどんな人ですか?

技術に貪欲で、これがやりたいです!と自分から積極的に声を上げてくれる人がいいですね。
あとは問題に直面した時に、その現状や何に困っているかという事を説明出来るためにコミュニケーションがしっかりとれることも大事だと思っています。

 

他の会社と比べたときのミクシィの特徴は何ですか?

スピーティに開発することが出来ることと、若手が活躍していることが大きな特徴だと思います。
ミクシィでは開発手法にスクラムを導入し、1~2週間毎のスプリントと呼ばれる期間を区切って開発を進めています。そのため一つ一つのサービスのスピーティな開発が可能になっています。さらに、ユニット制というものを設けていて、小人数のチームでサービスの企画・開発を進められる体制をとっています。そのユニットが管轄するサービスの全ての決定権を持つ責任者が新卒入社3年目であったりと、若手社員も活躍しています。
これ以外の特長としては、「mixi」だけではなく新規事業開発にも力を入れています。「mixi」「Find Job!」に続くような新しい事業を立ち上げられるようにイノベーションセンターを設立しています。
例えば法務や知財、権利関係など本人にとって全く範囲外の分野はミクシィが会社としてもっている法務部などに聞くなど、会社の資産を使ったりできるので、新しいものを作り出すということに置いて会社がすごく支援をしてくれる。チャレンジできる場所が用意されています。このように常時新しいアイデアが受け入れられる仕組みが出来ているのは色々なサービスを生み出す上で大きな特徴だと思っています。

 

最後にプログラマーを目指している学生へのアドバイスをお願いします。

自分の好きな分野で何をしたいかを考えて、その目標を達成する為にはどうすればいいのかと逆説的に考えて行動することが大事だと思います。
ただ勉強するだけでなく、時間をかけてでもアウトプットする方が理解が早いと思うので、例えばアプリに興味を持っていたら、実際に作ってみてスマートフォン上で動かしてみるといいと思います。
今、スマートフォン関係はすごく盛り上がっているので、ここで身につけた技術や学ぶ姿勢はこれからも活きてくるはずです!

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取材後に渋谷にあるオフィス内も見学させていただいたのですが、お洒落で綺麗なだけでなく、小さい図書館のような部屋やマッサージチェアがおいてあるスペースがありました。
またオフィスがワンフロアーになっていて自由に動き回れるので、みなさん活発に意見を交わし合っていた姿が印象に残っています。
文字通りの自由に楽しく仕事をしているという印象を受けました。

株式会社ミクシィでは、大学生向けのアルバイトや夏休み期間で実施するインターンを下記ページで案内しています!ご興味ある方は是非ご確認ください!
http://mixi.co.jp/#cISUiRecruit

 

田村さん、今回は取材にご協力いただき本当にありがとうございました。

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atsushi

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