メディア 企業研究

読売新聞社/ギネスブックも認定する世界一の発行部数

”自分が見て聞いて信じたことを書く”

 
  こんにちは。WORK CAMPの小坂です。 ギネスブックも認定する世界一の発行部数を誇る読売新聞社。 今回は東京本社編集局経済部エネルギー担当で活躍されている入社8年目の田中宏幸さんにお話を伺いました。

携わっている仕事の内容を教えてください。

経済部でエネルギー業界の担当をしています。経済部は基本的に経済を担当する官公庁(経済産業省など)に今後の経済政策を取材したり、民間企業に企業の再編や統合などについて取材したりしています。その中でも私は電力、石油、ガスなどのエネルギーを担当しています。現在は東電福島第一原発の廃炉問題、資料・燃料調達問題などがメインですね。  

1日の仕事の流れを教えてください

まず朝回りと言って、朝7時頃に官僚や役員の方の自宅に取材に行きます。昼間は企業の決算や電力需給の発表を記事にまとめたり、取材先の人とお茶を飲みながら意見交換をしたりしていますね。夜は夜回りです。日本を代表する企業の社長や役員の方はお昼になかなかスケジュールが空かないので、迷惑を承知で帰ってくるのを待ち、ご自宅にお話を伺いに行くこともあります。帰宅は12時を過ぎることが多いですね。  

現在の仕事のやりがいは何ですか

取材先で誰も知らない情報をつかみ、書いた記事が読んだ方々の反響を得て、それがきっかけで世の中にうねりが起き、最終的に大変な思いをしている人たちにとって良い方向に制度や法律が変わったりすると本当に気持ち良いですし、やりがいを感じます。世の中で起きる出来事の始点、始まる点に自分がいられるというのは記者の醍醐味ですね。  

大変だなと感じる事

土日は企業や証券市場が休みなので経済部は比較的休みが取りやすいですが、それでも平日休日を問わずどこで何が起こるかわかりません。今この場でも電話で呼び出される可能性もある仕事なので、24時間気を張っていなければならないところは面白いですが、気がついたらぐったりしていることはありますね。  

記者を目指す学生に必要な考え方はありますか?

なかなか結果が出なくても自分が楽しいと感じる事を追求して取材出来る、楽しめる人が向いているのかなと思います。僕らの世代もそうなんですが、ネットなどが普及して、学生時代からわからないときは簡単にコピペが出来てしまったり、少しの努力ですぐに成果を得られる環境下にいるので、努力が結果としてすぐに結びつかない事に耐えられない人がもしかしたら増えているのかもしれません。でも地道な努力って基本的なことですよね。いつかは必ず報われると信じられる、何より自分を信じられることが大切だと思います。取材そのものを楽しんでいると気がついたとき結果はついてくるので、成果をあまり早急に期待しない事が大切ですね。  
 

内定者の方はどのような方が多いですか

本当にいろいろな人がいます。ノリのいい人、明るい人、暗い人、偏屈な人。でも必ず好奇心というか、このことにかけては誰よりも楽しむ!といった、何か一つ信念のようなものは必ず持っていますね。  

記者を目指したきっかけ

学生時代に同じバスケットボールチームの仲間とフィリピンやタイ、カンボジアに行って、現地の子供達とバスケットボールをする旅をしていました。日本にいるとカンボジアの子供達はごはんも満足に食べられなくてかわいそうといったイメージを抱きがちですが、バスケットを一緒にやったときの子供達の笑顔を見て、こんなに楽しそうにやるんだなってカルチャーショックを受けました。子供達が元気に暴れ回る姿や親御さん達が嬉しそうに見守っている姿を見て、かわいそうという気持ちは吹っ飛び、自分の目で見なきゃわからないことがあると感じました。記者も自分が見て聞いて信じたことを書く世界なので、それが1つのルーツになっているかもしれませんね。  
 

入社して改めて気づいた御社の魅力はありますか?

先輩の度量なのかもしれないけれど、時間を問わず自分のやりたい取材をとことんさせてくれるところです。もちろん追いかけるべきテーマはあるから、それはチームを組んで決められた時間でしっかりその取材をしますが、例えば空いた時間に『田中どこにいったんだ?』というように拘束されることがないので、時間が空けば追いかけたいテーマについて取材したい人のところに行って、話を聞くことが出来ます。『よっしゃ、頑張れ。そのかわり一面狙えよ!』って背中を押してくれる先輩がたくさんいる職場環境は魅力的ですね。  

学生時代に身につけておくべき事

常に記事を疑いながら見て、僕だったらこう思うって意見をもつクセをつけてほしいです。ただ受け身で吸収するだけでなく、『こういうことがあるんだ。だったら僕はこうしたらいいと思う』というところまで考えると次に入ってくるニュースの吸収が変わります。考えながら読むことは大切ですね。あとは英語を勉強しておけばよかったなと思います。G20などの国際会議に出張で行くと配布される資料が全て英語といった場面もありますし、経済部にはワシントン支局、ロンドン支局、ニューヨーク支局、バンコク支局というように赴任する可能性のある海外支局も多くあるので、実際の現場で世界の経済を見たい、欧州危機は実際どのような事が起きているのか自分の目で確かめたいという気持ちがあったら、いつでも現地に飛び込めるように英語を勉強しておいた方がいいと思いますね。  
 

ずばり新聞の魅力は何ですか?

新聞は情報の「バランス栄養食」と言われています。ネットは自分が興味のあるところをクリックして行くので、自分の好きなものに偏ってしまいます。それに対し新聞は上下左右に目が行き、自分の興味がない記事も飛び込んでくるので、知らない間に自分が興味のない分野の知識も入ってくる。新聞を広げるたびに様々な知識を得ることが出来ます。情報という栄養をバランスよく摂取出来るのが新聞の魅力です。また、新聞は見出しの大きさでニュースの重要性もわかります。プロのジャーナリストがこれは1面だと判断して載せているので、見出しの大きさを見ただけで今社会にとって重要な記事を知ることが出来ます。  

これから社会人になる学生にアドバイスをお願いします

自分が合う人だけじゃなく、いろんな人に会って様々な価値観を吸収してほしいです。自分と合わないなと思う人ほど友達になるチャレンジをしてほしいですね。そうしていけば自分の中にある凝り固まったレッテルの殻を破り、新しい自分をどんどん発見出来ます。就職活動も氷河期で大変だと思いますが、広い世界に触れれば道はたくさんあるんだなってことを肌で感じられると思います。そのためには教養や知識を身につけていくことが重要です。哲学や小説などあらゆるジャンルの本をとにかくたくさん読み、いろんな所を旅してほしいですね。そこで培われた教養や体験は取材のときだけでなく将来、必ず役に立つと思います。  
 

田中さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

 

【関連URL】 

    ヨミウリ・オンライン(YOL)   http://www.yomiuri.co.jp     

  採用サイト http://saiyou.yomiuri.co.jp/     

【本社所在地】       〒104-8243     東京都中央区銀座6-17-1                            

【創刊】     1874年11月2日    

 

About the author

atsushi

Add Comment

Click here to post a comment

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

本要らず!エクセルの小技特集!!

本要らず!エクセルの小技特集!!

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

Follow Me