メディア 企業研究

アイランド株式会社 / みんなの暮らしを”もっと楽しく、わくわく、心地よく”する会社

今回は、女性向けの人気ポータルサイトを運営するアイランド株式会社様に取材にいってきました。ガクセイ基地もいつもお世話になっている、外苑前アイランドスタジオの運営会社でもあります。
女性経営者の心情、女性ならではのサービスの作り方をお伝えしたいと思います!!

今回取材を受けてくださったのは、アイランド株式会社の粟飯原 理咲社長です。女性経営者として、ウーマン・オブ・ザ・イヤーを始め多くの賞をとられてきました。

 

御社の事業内容についてお教えください。

女性向けのポータルサイトの運営と外苑前アイランドスタジオの運営をしています。サービスとしましては、“おとりよせネット”という、「おいしいお取り寄せの逸品」を弊社のスタッフが選りすぐり紹介する“お取り寄せ”をテーマにした口コミポータルサイトや、“レシピブログ”というお料理をテーマにブログを書いているレシピブロガー約1万4千人が参加するお料理ブログのポータルサイトや、“朝時間.jp”という朝から始まる「すこやかなココロとキレイなカラダ」をテーマにした日本初の「朝型ライフスタイル」提案サイトをやっております。また、外苑前アイランドスタジオというイベントのスペースの貸し出し事業も行っております。

 

アイランド株式会社を始めようと思ったきっかけを教えていただけますか?

以前は、前職の時代からずっとインターネットの新規ビジネスを考える部門におり、その中で様々なサービスを考えてきました。
その様な中でふと、“おとりよせネット”のアイデアを思いついたのが始まりです。”おとりよせネット”は地方の生産者の方の、商品を地元の方だけでなく遠く離れた多くの方にも食べてもらいたいという思いと、東京などの安心なものおいしいものを食べたいという両者の本質的な思いがマッチしているからこそ流行ると思い、思い切って立ち上げました。

 

なぜ前職の会社でサービスを行わなかったのですか?

私の考えとして、「適想適所」というものがあります。これは、アイデアにも人格があり、アイデアはそれぞれそのアイデアが収まる場所が違うのだという意味を込めた言葉です。
前職では「いいアイデアだが、それは自社でやる必要があるのか」という問いをずっと投げかけられてきてきましたし、自分も常にそれを考えてきました。だから、“おとりよせネット”は、大企業でやるよりも、ベンチャーの小さい会社でやる方が合うと思いアイランド株式会社を立てました。他の2つのサービスについても、私たちがやったほうがいいと思い始めました。
また、思いついたアイデアの中で、他社がやった方がいいと思ったものは、機会があれば他社に提案したりする時もあります。

 

  なぜ自社でスタジオを持とうと考えたのですか?

会社のコーポレートビジョンとして「場を創造し続ける」というメッセージを掲げており、ネット上の場所だけでなく、リアルの場も創造したいという思いは当初からありました。また、自社のサービスをいつも利用してくれているユーザーの方とあってみたいという思いもありました。
ですが、リアルの場所を作るというのはネットとは違い初期費用が多くかかる、ノウハウがないなどの理由からずっと実現できませんでした。それを5年くらい考え続け、やっと実現できたのが“外苑前アイランドスタジオ”です。

 

 粟飯原(あいはら)さんの普段のお仕事について教えてください。

基本的になんでもやります。企画をしたりできた企画のブラッシュアップや、メールのチェックや、営業メンバーと一緒にクライアントさんとのやりとりや、サービスのPRやブランディングをやります。また、スタジオの中でちょっとした汚れなどがあれば自分で拭いたりもします。
社会人時代は、ずっと企画の仕事をしていて、たとえば総務の仕事などの重要さに気づかなかったのですが、今ではすべての仕事の重要さに日々気づかされます。
ただ、社長として最終的には、判断をすること、またそれによって得られた結果に責任をもつということが一番の仕事だと思っています。

 

社員の方にはどのような方が多いですか?

現在、正社員は20名いて、そこに在宅パートナーという、サイトのデザインやサイトのコンテンツといったネット上での仕事を家にいながら行う方を合わせれば50名ほどのメンバー数になります。在宅パートナーの方は、女性が中心なのですが、子育てをしながらの方などが多く、非常に優秀な方が多いなと思います。
Q.やはり男性は少ないですか? A.男性は4人しかいません。でも、みんな肩身の狭い思いをしながら仕事をしているわけではなく生き生きとしていますよ。

 

女性向けのサービスということで何か気をつけている点はありますか?

女性は男性に比べ共感力が強いと考えているので、ネガティブな情報は発信しないように気をつけています。例えば、「朝運動しなかったら太りますよ」と言うのではなく、「朝運動したら、痩せてステキになりますよ」というように伝えかたを変えるだけで女性を少しでも幸せな気持ちにできるよう伝え方には気を配っています。

 

サービをやっていく上で何か秘訣はありますか?

本質的に、お互い求めているものをサービスしてやらないとうまくいかないと思います。先ほども言った通り、“おとりせよネット”は地域の地産地消だけでは消費しきれないものをどうやって届けるかわからないという方のニーズを、逆に、都会の人からはおいしくて安心なものを食べたいと思っているニーズを汲み取っていて、このようにお互いの考えを当てはめたものになっていると思っています。
また、サービスや企画の中で現場の方からいいアイデアがあがってくることが多くあるのですが、全部のアイデアを取り上げることはできないんです。個々でのアイデアではなく全体を合わせた時のアイデアで判断しなくてはならなくて、いいアイデアでもやらないという決断をする目利きというのが大切だと考えています。100%成功する企画というのはないと思います。そういう意味では、ある一定のトライゾーン(企画としての幅)をもたせておくことも重要なことだと考えています。

 

女性と男性でブログや口コミというものに対する考えって違うと思いますか?

女性は自分と同じような人が発信している情報の方がためになると考える傾向があると思います。男性はどちらかというと、自分と同じような境遇の人よりは、評論家の方や、プロの方が取り上げたものの方を強く参考にするのではないかなと思います。これは、ユーザーから寄せられる声を聞いて実感しています。

 

この仕事をやっていてよかった点は何でしょうか?

日々のサービスなどに寄せられるユーザーからの声や、「ちょっとしたうれしいという思い」がいつも感じられる点だと思います。男性の方や、他の経営者の方は大きな夢をもって、それを乗り越えたことが楽しい、うれしいという人が多いと思いますが、自分たちのサービスはいつもの「小さな幸せ」積み重なっていまのやりがい、やってよかったという思いになっているのだと思います。

 

大変だったピンチだと思った点はなんでしょうか?

大ピンチというものはいままでなかったです。
女性経営者は、堅実な人が多いと思っていて、次のものが見えてからチャレンジするということが多いです。だからかもしれませんが、まだ見えないものを追いかけてピンチになることはあまりなかったです。
ただ、11年会社やる中で「継続する、させる」という点は大変でした。社長という責任ある立場にいるので体調も含め、いつも余裕がある状態に自分を保っておかなければならないというのが大変だったと思います。

 

女性の起業家はあまり多くないかと思いますが、なぜ女性で起業をする人が少ないのだと考えられますか?

自分の立場では、周りに女性の起業家は少ないと思っていなくて、フリーランス(会社などに属していない、または会社などを立ち上げていない自由契約の人)という意味での起業家は女性も多いと思います。特に、お店の経営などされている方は多いですよね。
会社を起こすという意味で女性が少ないのは、女性は男性と違い規模を拡大することに、夢やロマンを感じないタイプの方が多いからだと思います。男性の方だと、社会へインパクトのあることをやりたいという方が多いと思いますが、女性はまず、「目の前の人に喜んで欲しい」という思いを持った人が多いのだと思います。
また、一般論になってしまいますが、起業をするときに、自分が好きかどうかで決める人と、マーケットから入るタイプの人がいて、前者は女性が多く、後者は男性が多いと思います。私も前者のタイプでした。

 

最後に学生に対してメッセージをいただけますか。

自分が面白いと思うことを増やしていくのが重要だと思います。増やしていくという意味では、普段読まない本を読んだりとか、普段見ないような映画を見に行くなど、新しい自分の趣味を発見するのはいいんじゃないかと思いますよ!ちなみに、私の大学生時代の座右の銘は「地に足をつけたミーハー」でした。

 

粟飯原さん、ありがとうございました。

粟飯原さんにお会いするまではどのような方か緊張していましたが、実際にお会いするととても優しい雰囲気をまとった方でこのような方が作っているサービスなら確かにおすすめだなと思いました。みなさんもぜひ使ってみてはどうでしょうか?

以上、ガクセイ基地の保坂でした。

アイランド株式会社ホームページ

 

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