メーカー 企業研究

お客様や社会と共に進む。/牛乳石鹸共進社株式会社

牛の絵が描かれた赤と青の箱入りせっけん、その名も「赤箱」「青箱」を代表とし、様々なせっけんを販売している歴史ある会社、牛乳石鹸共進社株式会社さんを取材させていただきました!

今回はマーケティング部の谷口愛子さんと藤松源さんにお話を伺いました。

まずは、どんな会社なのか教えて下さい。

牛乳石鹸は、明治42年に創業後105年目の固形石鹸ではシェア日本一のメーカーです。メインで体を洗うものを製造・販売しています。その中でも売り上げの3分の1を占めているのが赤箱、青箱です。この二つは昔ながらの製法で作っており、11基の釜(一つの釜で25トンの石鹸が作れます!)で焚き、約1週間かけて作っています。

また、牛乳石鹸「共進社」株式会社という名前ですが、初代社長の「お客様や社会と一緒に歩んでいきたい」という理念の元付けられた名前です。

マーケティング部のお仕事を教えて下さい。

マーケティングという仕事は、会社によってやっていることに違いがありますが、牛乳石鹸では商品企画からデザイン、販促立案、営業企画、広報宣伝立案、検証、調査、そしてもっとこう改善できるのでは……?といってまた企画へ戻る、というローテーションでいろんな事を行っている部署です。一番大きく動いているのはやっぱり商品企画です!

お二人が関わった商品について教えて下さい。

実は、1983年に日本で初めて液体のハンドソープを販売したのは、牛乳石鹸でした。当初は売上ナンバーワンだったのに、歴史の流れの中で売り上げがどんどん下がってしまいました。会社側から何とかしろと言われ、始まったのが美容液成分配合のウルルアモイストハンドウォッシュの企画です。製作期間は2年、デザインは60種類、香りも50種類以上、中身に至ってはなんと1000種類以上もの試作の中から選びました。この商品は、Martという30歳代主婦向けの情報雑誌(食べるラー油ブームに火をつけるなど、トレンドを生み出している雑誌)と共同開発しました。実際出版社へ出向き、呼んで頂いた読者の方とデザインのプロトタイプからやり取りをしました。その中で、現存のハンドソープの、おしゃれなものは価格が高くてインテリアショップにしか売っておらず中身が不安なのに対し、市販のものは、中身は安心できるが外観が……と、こっちをたてるとあっちたたずだという意見をいただきました。だったら両方合わせて解決しましょう!ということで、美容液成分50%配合の新開発モイストキープ処方を使った泡ハンドソープ!ふわっと華やぐフローラルブーケの香り。ぱっと見てかわいい!それを併せ持った商品が、このウルルアモイストハンドウォッシュです!おかげさまで、2012年の@cosmeベストコスメ大賞ハンドケア部門で1位をいただきました!

 

やりがいを教えてください。

さきほども言いましたが、牛乳石鹸のマーケティング部は商品企画から調査まで、全部をやります。とても大変だし幅広い知識が必要ですが、生まれるところから出ていくところまで見られる点がやりがいです。商品が世間に出たとき、「この商品は私が作りました!」と言えます。

 商品を考えるとき、どのように考えるのですか。

マーケティング部はだいたい二人チーム体制をとっています。二人で話し合って考えたり、実際にお店に出向いて商品を見たりインタビューしてみたり、どこかにヒントがないか探します。その時が一番大変で、逆に何をやってもいいとなると一見楽しそうだけれどどっちに進んだらよいかよくわからない状況に至ります。とりあえずアイデアを出すだけ出してつぶしていき、最後に残ったものを採用します。商品のアイデアは、いつ思いつくかわかりません。家でお風呂に入っているときかもしれないし、プライベートで遊んでいるときかもしれません。そのようにぱっと思いつくためにも、日ごろから色んな情報を頭に入れるようにしています。

どんな人が働いていますか。

部内全体は仲良しでアットホームです!社員に必要不可欠な要素としては、好奇心旺盛であること。暇があったら外に行ったり、新しいお店ができたら行ってみたりするような人が多いです。そのため部内では「あのお店行った~?」「最近あんなの流行っているらしいよ!」という会話をよく聞きます。

ちなみに男女比はというと、マーケティング部は7割が女性ですが社内全体は半々くらいで、逆に営業は男性ばかりです。つまり、マーケティング部で女性に嫌われたらアウトです(笑)

学生時代はどんな学生でしたか?

谷口:普通の人はあまり見ないデザインの雑誌を読んだり、その時授業で習っていた資料を集めたりと、やりたいことには好奇心旺盛な学生でした!あとは香川のいちご農園のデザインのお仕事をさせてもらいました。パンフレット等の資料から農園のキャラクターデザイン、さらにはそのキャラクターの着ぐるみなども製作しました!

藤松:1年間休学して海外ボランティアをしたり、一人旅をしたりと、海外に頻繁に出向いていました。好奇心は旺盛でした!(笑)

 

貴社にエントリーしようと思った理由を教えてください。

谷口:学生時代にドラッグストアでアルバイトしていた影響で、日用品や化粧品メーカーへの就職を希望していました。また、大学の先輩が牛乳石鹸に就職していることもあり、一回受けてみようかなと思ったのがきっかけです。また、肌が荒れたときに皮膚科の先生に牛乳石鹸の商品をオススメしてもらったので、良いイメージがあったのも理由です。

藤松:最初はメーカー志向ではなく、どちらかというとベンチャー企業を志望していました。最終面接までいって社長と会って言いたい事を言ってみると、なかなか気の合う社長がいる会社に出会えませんでした。先ほど言ったように一年海外ボランティアをしていたため、自己分析や業界研究を吹っ飛ばして就活を始めた点や、ボランティアは海外留学と違い学歴としてあまり評価されないためマイナスに働いていた点も含め、留年してもう一回やり直そうかとも考えました。しかしなぜか、ご縁で受けてみたメーカーの牛乳石鹸とはとんとん拍子で話が進んでいったんです。自分の出身校の就職課の人に、「自分はやっぱりベンチャー志向だし、チャレンジングなことをしているというより堅実な会社とは合わないんじゃないか」と相談したところ、そんなことはないと。逆にそういうところへ行った方が、あなたがやれることはたくさんあるはずだと言われました。とりあえず3年間やってみなさいと言われ、入社を決めました。本当に縁としか言いようがありません。

最後に、学生に向けてメッセージをお願いします!

谷口:学生のうちに何でもよいから一つ、活動をしてみてほしいです。自分から何か積極的に動いてみてください。就職活動で学生時代に具体的にどんなことを行ってきたかなど色々話もできるようになってくるし、自分が将来本当にしたいことがわかってきます。今のうちに楽しみながら、ぜひやってみてほしいですね。

藤松:よく言われるのが、勉強は社会に出たらしなくなるから、もっとしとけばよかったと思っている社会人がたくさんいます。社会に出たら本当にそう思うんです。自分の好きな分野を一生懸命勉強して欲しいと思います。

あと、したいと思ったことはなるべく全部やってみてほしいです。大変だな、できそうにないな、と思うかもしれないけれど、やったほうがいいです。遊びでも勉強でも、やりすぎちゃう?ってくらいやった人が勝ちです。損得考えずに手あたり次第やって欲しいです。

 

谷口さん、藤松さんありがとうございました!

牛乳石鹸共進社株式会社HP:http://www.cow-soap.co.jp/web/

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atsushi

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