メーカー 企業研究

アミノ酸の可能性を信じる / 味の素株式会社

アミノ酸メーカーとして知られる味の素株式会社へ取材に行ってきました!人事部の石川さんが伝統ある会社で働くことの誇りや、味の素だから出来ることをお話してくださいました。

こんにちは!突然ですが、アミノ酸といったら何が思い浮かびますか?美容サプリメントや、スポーツドリンクを思い浮かべる人が多いと思います。アミノ酸は人間の体には欠かせないものですが、実は体の組織を構成する20種類のアミノ酸を作っている会社があるんです。それは誰もが知っている、味の素株式会社なんです!味の素といえば、スープや和風だし、調味料といったイメージがありましたが、実はこれらの商品もアミノ酸を元に作られているんだそうです。今回は人事部の石川さんに味の素の魅力や、お仕事内容などインタビューさせて頂きました。

 

 

 

石川さんの経歴を簡単に教えてください

私は今年で入社して9年目になりますが、人事部に異動したのは昨年になります。それまでは北陸支店で3年間、東京支社で4年間営業として業務しておりました。今は主に採用と若手の教育研修を担当しています。今の時期(2013年8月現在)は、昨年のレビューを踏まえて採用戦略を策定し、「どのようなメッセージを」、「誰に」「どのように」伝えるか、そして聞いて下さった方に対して、「どんな気持ちになってもらいたいか」などの議論をしています。

12月に入るとこうした議論が出来ないため、今の時期に採用戦略をはじめ、広報・選考までの施策を検討しています。このように採用の仕事は非常に長いスパンで業務を行っています。教育研修では、入社1年目、3年目の社員のフォロー研修を担当しています。採用段階から社員として定着し、実力発揮するまでの一連の期間を担当しており、彼らの成長も感じられて楽しく仕事をしております。

 

 

以前長く経験された営業ではどのようなことを得られましたか

私たちは商品を直接ユーザー様へ販売している訳ではなく、卸店様や量販店様といった得意先様を通して販売しているので、営業というのは商品を実際にお客様に販売して下さっている得意先様に当社商品を販売していただくために、様々な施策を考えてモチベートすることや、得意先様が販売しやすいような環境を作り、販売を支援することが仕事になります。その中で学んだことは“人のせいにしない”、“好きになる”という考え方ですね。

まず、前者のほうですが、得意先様をモチベートし、自社商品をいかに積極的に販売していただけるかは営業の腕の見せ所なんですね。販売していただくには、当社の商品を理解するだけでなく、好きになっていただくことが大切になってきます。どんなに商品が良くても好きになっていただけないとなかなか販売していただけません。商品が売れない時に、「得意先が商品の良さを理解してくれない」「売ってきてくれない」というように売れない原因の矢印を得意先に向けてはダメで、売上が下がっているのは事実であっても、「自分が当社の商品を売りたくなるような施策を考えられていないのではないだろうか」、「売りやすい環境を整えられていないのではないか」と売れない原因の矢印を自分に向けることが大切だと思います。どうすれば得意先様は積極的に販売してきてくれるだろうかと考え、もう一度質の高いプランを考えて持っていきます。得意先様が心底理解して販売してくださるようなプランを作るために頭をひねる。こういったことを繰り返しているうちに、自分の実力も上がりますし、当社についてや自分自身への信用の残高が少しずつ貯まっていくのだと思います。人のせいにしないことが結局自分の為にもなっているんですね。

後者については、これは人、商品、得意先様、すべてに対して共通して言えることです。そもそも商品や相手を好きにならないと、そこまで深く施策を考えられないと思うんです。例えば、好きな人が出来たらその人について色々知りたくなりますよね。何が好きなんだろう、何に興味あるんだろう、とか。それと同じで相手の立場に立って考えます。自社の商品や相手の会社のことを知らないのに自信を持って売ることはできませんから。

 

 

会社ではどのような方が多く働いていますか

味の素の社員は愛社精神をもって働いている人が多いですよ!私もなんですが…(ポケットから携帯電話を出して、味の素が入っているストラップを見せてくださいました!) こういったことをしているのも、この会社で働くこと、社員であることに誇りを持っているからかと思います。社員が愛社精神を持っていることは入社前から感じていましたが、入社してから強く感じるようになりましたね。それも会社が社員を大切にしてくれる制度が整っていることが関係していると思えます。新卒採用が事務系技術系合わせても同期70人程度と少ないですが、一人ひとりの能力や適性を踏まえて、そこを生かせる部署に配属し、社員の成長を促します。採用後の配置にしても、育成にしても、本人の志向や、能力、意欲に合わせて一人ひとり個別に考えてくれているため、丁寧な会社だと身を以て感じます。もちろん、自分自身がそれに甘えず自己研鑽を怠らずに自らキャリアを掴みとっていく姿勢は前提として非常に大切だと思います。また、普段、チームで働いているのですが、困ったことがあればチームMTGの際に相談して、お互いがフォローし合い、思いやりを持って働いてくれる仲間がいることは大きな魅力です。

 

 

 

次に、味の素という会社について教えてください

味の素はアミノ酸を根幹としている会社です。多くの方は食品メーカーと思っていらっしゃると思いますが、実は食品だけでなく、大きく3つの事業を展開しています。皆さんも馴染みのある「ほんだし」「味の素」といった食品事業、甘味料・飼料用アミノ酸・化粧品などのバイオファイン事業、健康補助食品や薬の原料となる医薬中間体などの医薬健康事業です。

ですから私たちは自社を「アミノ酸メーカー」であると考えています。アミノ酸には無限の可能性が広がっており、現在非常に注目されています。例えば、飼料用アミノ酸。飼料にアミノ酸を混ぜることで動物たちの生育が今までよりぐんと早くなるのですが、これは動物の生育が早くなるだけでなく、排泄物が減ることで地球環境への負担が少なくなることにも繋がります。また、近年では当社の持つアミノ酸技術を元に、ブリヂストンさんや東レさんといった食品メーカーではない会社と、お互いの持つ技術を活かして共同研究・開発を行っていたり、環境活性コンクリートといって、アミノ酸を混ぜたコンクリートを海中に沈め、藻類の生育を促し、生態系を支えるような新たな技術の開発も進んでいたりいます。圧倒的な技術力と、アミノ酸の可能性を信じて次の何かにチャレンジすることが出来るのが味の素ならではの強みですね。

 

 

石川さんのお仕事をする上で感じるやりがいについて

消費者であるお客様は、何かしら料理をする上で悩んでいたりする方がいます。もっと料理をおいしく作りたい・簡単に作りたい・安く作りたい・あるいは家族にもっと喜んでもらいたい、など様々な要望があるんです。そういった悩みを解決して、理想を実現出来た時、お客様は感謝の言葉を伝えてくれることが結構多いんですよ。その時はとても嬉しいですね。また、後任への引継ぎの際、お客様に後任にも今まで通りの丁寧なフォローをするように伝えてね、と言ってくださることがありますが、そこで自分の存在意義や価値を感じられることもありました。

味の素は国内外どちらも歴史が長い会社です。それはお客様が信頼してくださってきた過去の歴史だと思いますが、それを私は“信用残高”と言っています。その信用の残高を食い潰すのではなく、しっかり「貯金」として後任に伝えていかなければならないと責任を感じますし、お客様の感謝の言葉によって先輩から受け継いできたバトンを繋いで行けたような感覚が嬉しくも思えます。現在、日本では人口が減少していて、飽食の時代と言われる状態であり、厳しい市場ではありますが、それでも味の素の商品を選び続けてもらう努力をしなければなりません。新しい商品を生み出したり、既存商品を使っていただく量や頻度をもっと増やしていかなければならないと考えています。

トップブランドだからこそその地位を維持するだけでなく、新しい価値を創造して市場を創っていくことが仕事だと考えています。例えば、昨年は「つけパン、ひたパン」という新しいスープの食べ方を展開しましたが、それにより当社だけではなく、他社も含めたスープ市場全体の売上が上がりました。このようにお客様の声を元に、知恵を絞りながら、市場全体を盛り上げたり刺激を与えたりすることで、新しい価値を創造することができるのも仕事をする上でやりがいにつながっています。

 

 

味の素にエントリーした理由

自信や誇りを持てるような商品があること、海外でチャレンジするフィールドがあること、自分を最大限高められる環境であること、の3点です。他にも内々定先がありましたが、内々定者懇談会で出会った同期が皆魅力的で、尊敬出来る人たちばかりでした。このメンバーとならお互いを刺激し合いながら最大限自分を成長させることが出来ると思ったことが最終的に決めた理由です。

 

どのような新入社員を求めていますか

専門知識や資格を持っているとかではなくて、学生時代にどんなことでもいいので、熱心に本気で取り組んだ経験がある人ですね。部活でもバイトでも勉強でも、大事なのは本気であったということです。本気であれば、自分なりに工夫をしたり、試行錯誤を繰り返したり、色んな人を巻き込んで頑張ろうとする努力が欠かせないはずです。私自身、学生時代にアメリカンフットボールサークルと学生団体に所属しており、大きな困難もありましたが、周囲のメンバーに助けてもらいながら目標に向けて一生懸命になった経験が今に生きていると感じます。

目標を持ってそれに向けて仲間と協力しながら諦めずに行動することが大切だと思いました。加えて、味の素グループWayに共感し、誰かの笑顔のために頑張れる人、主体的に物事に取り組める人、つらい時でも諦めずに乗り越えていける人と一緒に働きたいです。

 

 

About the author

gakuseikichi

Add Comment

Click here to post a comment

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

【日本初】この夏、留学。あのNASAに。

本要らず!エクセルの小技特集!!

本要らず!エクセルの小技特集!!

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

リアルすぎる?!ちょっとおかしな韓国語教室

Follow Me