学生インタビュー

奈良をチャレンジコミュニティへと創り上げる。/NPO法人ならゆうし

奈良県に引っ越してきて早3か月。他県では活発に行われていることが奈良県ではあまり行われていないことに疑問を感じていた今日この頃。何か行動を起こしている人はいないだろうかと探していたそんな時に出会った、奈良が元気になる様々な事業を行っているNPO法人ならゆうし。今秋、奈良に風が吹き始める……?

 

今回は、理事長の西尾陽平さんと、学生マネージャーの楠本愛さんにお話を伺いました。

団体発足のきっかけを教えて下さい。

西尾:大学時代、地域活性化について学ぶゼミに入っていました。山城地域という奈良県に面している京都の田舎の方で調査研究を行っていて、とても楽しく過ごしていました。ある日ドライブをしていたときにふと、「自分のふるさとは奈良県なのに奈良県では何も活動できていないし、そもそも何も知らないな。」と思ったんです。その当時なんでも行動してみようと思っていた自分は、奈良県の課題について知り、その課題について学生に何ができるのかを一緒に考える仲間を見つけようと考え、様々な場へ話を聞きにいきました。話を聞いて、名刺を配って、顔を覚えてもらって、研究会に参加して。それと同時に繋がりを作って。ある時、奈良のNPOセンターで、ソーシャルビジネス(ビジネスの手法を使って、社会的な問題を解決すること)の研究会に参加したときに、奈良県の学生のソーシャルビジネスのコンテストをやってみたい!と思い、NPOセンターの職員さんと一緒にやることになりました。そして、個人でやるより団体でやるべきだと考えたため、学生団体としてのならゆうしがスタートしました。

 

これまでの活動内容を教えてください。

最初は、先ほど触れた「なら・ソーシャルビジネスコンテスト2011」の学生向け企画のブラッシュアップ支援を行う学生団体でした。その事業が終わったときに「これからどうしよう……」と思い、様々に自分達で自分達の団体を分析しました。当時、奈良県でそういった活動をしている大学生ってほとんどいなかったんです。そんな中で自分たちは、社会人と接する機会に恵まれ、共同事業をやらせていただいたりしました。そこで、自分達だけが頑張るんじゃなくて、他の学生と社会人をつないでいくのが自分達の役割であり、さらにつなぐだけじゃなくて、そういう人たちが活動できる環境を作っていくことも大切なのではないかと考えました。そのとき、今の活動ミッションである「人と地域社会とをつなぐ懸け橋となり、次世代の担い手が活躍する環境をつくる」を掲げました。その後、奈良東京2030年会という、奈良の若者たちに奈良を作り上げ、奈良をリードするためのノウハウや課題を共有し、奈良を世界に誇れる街へしていくための事業や、法人化してからは新た始めた、学生メンバーで運営をしているマチシゴトP、他の団体と共同での実践型インターンシップなど、現在3つの事業を進行させています。

 

マチシゴトPとはどのような事業なのですか?

西尾:現在奈良県の県外進学率は85%と非常に高く、奈良に寝るために帰ってきているだけの大学生が大半を占めます。奈良県の大学へ通っている人も、就職のときに他県に出ていく人がほとんど。さらに、他県と一番違うのは、奈良県内の学生同士のつながりがほぼありません。つまり、奈良という地域の社会との接点がない学生がほとんどなんです。最近、NPOセンターの社会人の方々に「奈良の大学生はどこにいるの?何をしているの?若い人の意見が聞きたいのに!」とよく言われます。つまり逆に、奈良県の社会人も奈良県の大学生のことを知らないんです。もともと奈良県に若い人が少ない、それは紛れもない事実。ですが少ない少ないと言っていても何も変わりません。そこで行った地域の学生へのヒヤリングによるニーズ調査を経て立ち上げたのが、奈良県の社会と奈良県の大学生を繋ぎ、奈良に関心のない人たちが奈良でチャレンジできる場を作ろうというのが、この事業です。

楠本:わたしは元々自分の地元の状況から、地域活性化につながる事業に興味がありました。だから今回任せて頂いたマチシゴトPを通していい経験ができるのではないかと思っています。大学生が奈良県内で活動できるような仕組み作りだけでなく、これに参加してくれる学生を集める上で、奈良県の学生間の横のつながりも作っていきたいです。

今回のこの事業では、ボランティアと奈良県の大学生のマッチングを行うため、団体のミッションを大事にしたいと考えています。ウェブサイト上でマッチングさせていくわけですが、その上で丁寧にマッチングしていきたいです。大学生に紹介するんだから、自分も相手団体としっかり顔合わせをし、自分自身がそのボランティアに行ったとしたら楽しいだろうと思える場を提供していきたいんです。逆に団体側へも、やる気のある大学生を紹介していきたいです。

 

これからの活動方針を教えてください。

西尾:僕の役目は経営を回すことです。収益を確保し、将来は人を雇えるくらい立派な団体にしていきたいです。

楠本:マチシゴトPは、現時点では学生スタッフ数も少なくうまくいかないこともありますが、奈良に縁のある学生が奈良で元気に活動していけるようになっていったらな、と思います。

西尾:大阪や京都でできるんだから、奈良でできないなんてことはないはずです。一歩ずつ積み重ねていけば、きっとできる!2013年まで奈良では誰もやってこなかっただけなんです。誰もやらないなら、自分達がやるしかない。実践型インターンシップとマチシゴトPは夏から本格的にスタートします。きっと10月くらいにはみんなが意欲を持ち始め、奈良県内のムードが変わっているのではないでしょうか。

 

これからどんな団体を目指していきたいですか。

なぜ株式会社としてでなくNPOとして活動しているのかというと、企業として活動すると、学生スタッフを入れにくいと考えたからです。仲間がどんどん増えていくってうれしいですよね。だから、自分達が提供している事業に参加する人だけでなく、ならゆうしの運営側に参加する人も増えてほしいです。世の中に、役割がない人はいません。それぞれ違った性格があって、それに合ったその人の生きる役割があるんです。何か自分に合ったことをやりたい人という思いがある人が、ならゆうしにチャレンジしたいと思ってくれたとき、それを受け入れられるくらい器の大きい団体にしていきたいです。

西尾さん、楠本さん、ありがとうございました!

 

NPO法人ならゆうし公式Webサイト
http://narayushi.com/

●NPO法人ならゆうし活動ブログ
http://blog.livedoor.jp/narayushi/

●Facebookページ(特定非営利活動法人ならゆうし)
https://www.facebook.com/narayushi

●Facebookページ(奈良東京2030年会)事務局担当
https://www.facebook.com/nt2030

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atsushi

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