学生インタビュー

世界中に友達を。世界中に家族を。/一般財団法人 北海道国際交流センター

今回は、1979年から現在に至るまで、留学生のホームステイプログラムなどを中心に、地域に根ざした国際交流を行っている北海道の団体、北海道国際交流センター(HIF)に取材をして来ました。当時、留学生を農家や漁村などの田舎にホームステイさせることは前例がなく、それを初めて実現させたのがこの団体です。

設立した経緯を教えてください

 1979年、早稲田大学の留学生16名が函館市の隣町である七飯町にホームステイをしたことが始まりです。日本に住んでいながら学校と 宿舎の往復だけで日本の家庭を知らずに帰国していく留学生があまりに多いことを懸念した大学の配慮によるものでした。当時、富裕層の中では国際交流が行われていましたが、一般の農家にホームステイするといったことは異例でした。受け入れ側のホストファミリーも、何をしていいかわからない状態で最初は嫌だったようです。言葉は通じない・食べ物だって何を出せばいいかわからない・文化もまるで違うという状況ですから。しかし、農作業をともにしていくうちに心も通じ合い、感動も生まれ、学生としても「日本の文化を肌で実感できる」と実感がもてたようです。この活動を来年も、また来年も!というようになっていったことがこの団体の原点です。

 

 活動について教えてください。

 多くの活動やホストファミリーはボランティアなので、一部の国際交流に関心がある人だけでは広がっていかないです。ですから2001年からは多分野にわたって活動するようになりました。例えば、国際の関わる勉強会やフェアトレードのイベント、海外の映画の上映会、世界の料理教室などの機会を提供し、色々な視点から関わっていけるように配慮しています。色々な活動を広げることによって国際に関わる人が増えるチャンスが多くなります。現在は環境や就職支援にも目が向けられるようになったので、環境保全に関わったワークキャンプや海外でのキャリア支援もあわせて行っています。
 ちょうど今ここに来ている学生は2か月間のホームステイだけでなく、日本語日本文化プログラムも行っています。本当に意識が高く、優秀な学生ばかりです。

大変なことはありますか?どんなことですか?

 コミュニケーションがうまくいかない場合は誤解を生んでいることがあります。例えばホームステイ先で、ごはんを食べ終わった留学生に対し、お母さんがおかわりをよそいます。留学生はうまく断れないわけです。『いいです』という日本語はYESにもNOにもとれる。このような誤解の糸を解くような作業は私たちもフォローします。

 また、双方の人柄がよくても文化の違いなどは受け入れるのに時間がかかりますし、いくら仲が良くても長い間共に暮らしていると喧嘩も起こりますよね。

この仕事のやりがいは何ですか?

 人が変わるきっかけを作ることができるところです。異文化と出会うことで自分の視野が広がります。そうすると、人と交流する際に重なり合う部分が増えます。人の違いを認めることが変わるきっかけにつながるんです。また、ホームステイを終えた留学生が帰国する際の別れには感動します。留学生本人も搭乗口の先へなかなか進めなかったりすることもあります。しかし、帰国した後もホストファミリーを結婚式に招待したり、クリスマスプレゼントを交換したりしているようです。大切なつながりを作ることができる点もやりがいの一つですね。

 ワークキャンプでは若者同士が共同生活を通して、価値観や考えを共有しながら2週間を過ごしていきます。世界各国の若者が同じ地域の環境について考えて行動している。『こんな経験二度とできないよね』なんて言い合っている。その姿に感動します。

 

 

 

 

 

池田さん、ありがとうございました。
北海道で過ごした経験が、一生のモノになるなんてすてきですよね。今まで国際交流に関心がなかった方もぜひ調べてみて下さい。

HP  http://www.hif.or.jp/

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gakuseikichi

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