学生インタビュー

現状を打破する精神を生み出す/JAE

今回は、小学生から大学生までを対象に仕事体験の場の提供をしているNPO法人JAE(日本アントレプレナーシップアカデミー)事務局長の坂野充さんにお話を伺いました。

 

会社について教えて下さい。

中卒で7割、高卒で5割、大卒で3割。この数字が、現在の新卒の3年以内の離職率です。仕事を辞めてしまう原因として、その仕事に対する自分のイメージと実際に働いてからのギャップが大きいということがあります。厳しくない仕事はそもそもないので、最初にイメージしている「仕事のやりがいや得たいこと」と「厳しさ」がアンバランスだから、ギャップを感じるわけです。

だからこそ、JAEでは、小学生から大学生までを対象に、社会や仕事に対して身近に感じる機会を提供し、本物の社会につながる教育プログラムやプロジェクトの「仕事体験の場」をコーディネートしています。現在では、まだ学校の中で仕事に触れる機会が少なく、JAEが企業の方と協力しながら、そのような企画をしています。

 JAEの取り組みの1つであるアントレターンは、大学生が最低3ヶ月から6ヶ月、正社員と同じようにプロジェクトに携わる長期実践型インターンシップです。社員の方と学生が同じ目標を持ち、成長することで、「実践する力」を身につけ、プロジェクトを形にしていきます。

最近では、将来の仕事のイメージを持たせたい、と学校側からの依頼も増えています。それは、社会に入ってからのギャップを埋めたいという思いと、何より学生たち本人に学校で勉強する事の意味を見いだし、そして、自ら自分が行きたい所へ行くために学んで欲しいという学校側の考えがあります。

 

仕事内容について教えて下さい。

インターンを希望する学生たちは、社会で通用するのか、という将来への対する不安を抱いていたり、学生生活の中で打ち込めるものを求めているので、相談にのったり、機会を紹介しています。インターン生には、それぞれの目標達成ができるようサポートし、また企業側にもアドバイスを行います。お互いの調整役ですね。そうして、学生たちがインターンを経て、顔つきが変わっていくのも良くわかります。

アントレプレナーシップとは?

アントレプレナーシップは、直訳すると「起業家精神」です。JAEでは、自ら問題の解決や新たな価値の創造にチャレンジする主体性、広い視野と挑戦心、多様性を学びの機会とするグローバルな視点、これらを含むものをアントレプレナーシップと呼んでいます。この起業家精神を持った若い世代を増やしていくことが、JAEの理念であり、目標です。今、先行き不透明な未来だからこそ、このアントレプレナーシップが必要であり、現状を打破し、よりよい未来を創ろうという意志を持った社会を生み出していきたいですね。

坂野さんがJAEに入社した理由は何でしょうか

学生時代にインターンに参加して、学校の中で得られない貴重な社会での経験を得ることができると実感しました。ただ、逆に、自らアクションを起こさなければその経験は得られなかったかと思うと、今の教育の仕組みに違和感を持ったこともあって、JAEに興味を持ち、入社しました。入社当時はかなり大変でしたが、入社して、意外と世の中には、同じような思いを持っている人が多いということを知りました。そして、全国の他の地域にもある企業や団体とネットワークを築き、交流をしています。着実にこのような社会づくりの輪が広がっていることを実感できていることが嬉しいです。

学生と社会人の違いを教えて下さい。

学生たち自身に「自分たちは社会人と違う」と思っている学生の意識があるように思います。そもそも、年齢は社会人と学生もそれほど変わりません。社会人と学生という、その枠組みを創ってしまう事がどうなのかな。学生のなかでも、社会人よりも意識が高い学生はいますし、アルバイトでもプロ意識を持って取り組んでいる学生もある。自分たちは、「学生だから」という根本的な意識の差に課題があると思います。

 JAEのプログラムであるアントレターンを通して活躍する学生たちには、経験や技術はありませんが、取り組む意識や、成長するスピードというのは、社会人となんら差はないんです。逆に差が出てしまうのは、「自分は学生だから」と壁を創ってしまうからであって、でも逆に、学生であるというメリットもあります。インターンシップは学生でなければできませんし、何度もトライできます。このメリットは、上手に使うべきでしょう。本人が自分自身を、どういう風に見ているのか、が大切ですね。

今後の目標を教えて下さい。

インターンをするのが当たり前にしたいです。今後は、高校生を対象としたインターンも検討中です。中学生の職場体験が約95%にも関わらず、高校教育では、受験を優先する傾向にあります。一番大切な選択の時なのに、こういった機会が少ないわけです。

JAEでは、若者の挑戦を応援する循環型のプラットフォームを目指しています。例えば、インターンを経験した学生が、今度は受入企業の社員として、挑戦する大学生の支援をする。または、中学校に行って、今仕事で感じていることを子どもたちに伝える。そんな機会を増やしていきたいと思っています。

 

 社会人を目指す学生に一言

「できなかったらどうしよう。」「失敗したらどうしよう」などと失敗を恐れず、たくさん失敗してください。社会の現状として、企業の採用も厳しくなり、企業が人を育てる時代から即戦力を求める方向に変化しています。まず、何かに挑戦し、失敗する経験を積む事、その失敗から学ぶことが大切です。学生のメリットはしっかり使ってくださいね。

坂野さん貴重なお話ありがとうございました。インターンに興味のある方はこちらへ⇒NPO法人JAE (http://www.jae.or.jp/)

 

 

 

 

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atsushi

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