スキルアップ

英語エッセイの書き方

高校生の時はほとんどなかったのに、大学で急に増えるエッセイ課題。
でも、どんな風に書けばいいんだろう?
今回は、ガクセイ基地がそんな皆さんのお力に少しでもなれるように、海外のサイトから「エッセイの書き方」について書かれたサイトを翻訳してお伝えしたいと思います。
ぜひ英語エッセイを書くときは参考にしてみてください。

 

今回、翻訳したサイトがこちら→https://www.internationalstudent.com/essay_writing/essay_tips/

 

英語エッセイの基本は5段落構成!

大学院など学術的なエッセイの場合は、自分の書きやすい形式で書くことが重要ですが、高校や大学の場合は、5段落構成を基本にするのがいいでしょう。

①導入
②本文1
③本文2
④本文3
⑤まとめ

 

一見、形式ばっているように見えるかもしれませんが、この一般的な構成を用いることで、読者は素早くかつ簡単に筆者の一番伝えたいと思っていることを汲み取ることが出来るのです。

 

 

それぞれの段落の役割と書き方とは?

<導入>

導入を書く一番の目的は、問題に対する筆者の立場をはっきりと示すことですが、それ以上に導入文で読者が読みたいと思えるような書き出しをすることが重要です。

(例)
印象付けるような引用をする
本文では、「no man is an island(持ちつ持たれつ)」という表現が例として挙げられていました。有名な慣用句などを引用すると、読者の心をつかむことが出来るでしょう。
・驚きの統計情報を入れる
4人に3人の医者が言った~」

 

 

読者の心を掴んでから筆者の立場を示しましょう。一文で明確に示すことが重要です。

自分の立場を書いた後は、この後の段落にその立場になった原因となる例についての概要を書きましょう。こうすることで、読者はこの後のエッセイの流れを知ることができ、さらにこのエッセイがどういう目的で書かれているかをより具体的に理解することが出来ます。

最後に2段落にスムーズにつながっていくような文章を挿入します。

導入は、全部で3~4行程度が適切です。長すぎる場合は、もう一度読み返してみましょう!

 

<本文>

本文は、筆者の考えの原因を述べる段落です。
本文1には、筆者の意見を証明するもっとも強力な例を取り上げることが重要でしょう。
導入で触れた例の概要にもっとも直結する文章をこの段落の一文目に書く必要があります。

しかし、単純な単語を並べるだけでは、全く伝わりません。その後に誰の、どんな例で、さらにどうしてこの例が筆者の意見の原因になったのかを述べる必要があります。

(例)ジョージ・ワシントンの波乱万丈な人生について述べたい場合、「ジョージ・ワシントンの人生は波乱万丈であった。」という事実を述べるだけでなく、さらにそれを補強するための「ジョージ・ワシントンは正直者である、勇気がある」などの要素も5~6つほど提示するのが良い。

その後に、どうしてその例が筆者の意見の原因になるのかを述べましょう。

文章を書くときに「さらには」「その一方で」など比較を表す表現を用いるとより良い文章になります。使用することで読者に文章の始まりと終わりが明確になるのです。

 

<まとめ>

まとめはエッセイの最後の段落になりますが、ここで結論や補足を書いてはいけません。まとめとは、「二つ目の導入」なのです。
つまりもう一度筆者の意見を簡潔に伝える必要があります。

そのためにはまとめは長くなりすぎてはいけません。
「最後に」「すなわち」のような表現を用いたり、導入で引用した有名な慣用句にもう一度言及したりするのもいいでしょう。
そのあとで、筆者の意見をもう一度述べましょう。

このエッセイの中で、筆者の意見は4~5回ほど繰り返し述べられることになります。本文中では、さまざまな表現で述べることが必要ですが、まとめでは導入で用いた用語のうちのいくつかを再利用するのも有効でしょう。用語を繰り返し使うことで、文章が引き締まるだけでなく、筆者の伝えたいこともより伝わるようになります。

最後の一文には、読者に対する呼び掛けを用いることで、読者にも問題について考えるように促すことが出来ます。

 

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