Surfaceの生みの親、米Microsoftパノス・パネイ氏に女子大生が直撃！

Microsoftの新製品発表イベントが開かれ、特別潜入してきました！
そこでプレゼンを見て、聞いて、そして実際に触って、感じたことをレポートしたいと思います。

今回新たに発表されたのはMicrosoft Surfaceの新シリーズ『Surface Studio』と『Surface Laptop』、そして新しい『Surface Pro』の3製品。

Surfaceシリーズは「2 in 1」の代名詞を持つ、タブレットとパソコンが一体となったデバイスです。現在世界の30か国以上で販売されており、

その販売成長率は、去年から今年にかけて47％と、とどまることを知らない乗りに乗っている大人気シリーズなんです！

その生みの親である、パノス・パネイ氏(Panos Panay)が、今回このイベントのために来日しました！

「第２のスティーブ・ジョブズ」によるプレゼン

「Mr. Surface」という愛称も持つパノス氏は、Surfaceの開発ビジネスにおける責任者。

彼が壇上に上がった瞬間、会場には大きな拍手が響き渡りました。

実は彼は「第2のスティーブ・ジョブズ」と呼ばれるほどの、プレゼンの名人なんです。

しかし、彼がいったんプレゼンを始めると、会場はまるで彼一人しかいないように静まり返り、みんなそのプレゼンに引き込まれてしまいました。

ゆっくり、かつ明瞭。そして選びぬかれた端的な言葉たち。

パノス氏のプレゼンは、その製品の魅力をあますことなく伝え、人々を魅了します。

そして彼自身が、自分の開発した製品に自信を持っていて、愛していることが伝わってきました。

そのプレゼンのスタイルは噂通り、Appleの創業者である故スティーブ・ジョブズ氏を彷彿させました。

プレゼンをするパノス氏

Surfaceシリーズ開発の根底は、パノス氏が日本で生活をした際に触れた「職人魂」だった。

Surfaceシリーズはパノス氏の「detail」への徹底的なこだわりから生み出されたものです。

実は、パノス氏の「detail」に妥協しない姿勢は、日本の文化や職人魂から育まれたものではないかと思うお話をされていました。
　
パノス氏は、鎌倉市藤沢に住んでいたことがありました。
寺をめぐったり、桜を楽しんだり…
彼は、ここでの経験を“It has become part of me. It has become part of journey. It has become part of culture.”と表現しています。

そして彼は、日本の人々から「ものづくり」を学びました。あらゆるdetailにこだわり、妥協しない姿勢。時間をかけてきちっと行うことの大切さ。
これが、現在の彼とSurfaceチームの基本となっているのです。

独占取材！パノス氏からガクセイ基地の読者へメッセージ

なんと！今回！ガクセイ基地独占で、パノス氏から日本の大学生に向けて、メッセージをいただいてしまいました！！！

―今の大学生には、将来の目標が決まっていなかったり、迷っていたり、自分の好きなことが分からないという人が多くいます。パノス氏の今までの経験を通じて、なにかアドバイスをいただけますか。

パノス氏：following your passion. Most important thing you can do is to find something you love to do. If you know you love to study computer science, you must go. If you know you love to design, you must go. If you want to be a best creator, you can be. If you want to be a producer, you can be. And you must follow your passion.　

情熱に従って行動しなさい。大好きなことを見つけることが最も重要です。もし、コンピューターサイエンスが好きならその道に進むべきだし、デザインをすることが好きなら、その道に進むべきです。最高のクリエイター、あるいは最高のプロデューサーになりたいということであれば、自分の情熱に従って行動すべきだと思います。

―パノス氏は、今のお仕事が好きですか。

パノス氏：I love my job. I love my team. And when people use our products, I love my job more.　

私はこの仕事が大好きです。そして一緒に働くチームも大好きです。人々がMicrosoftの製品を使ってくれることにより、私自身ももっと仕事が好きになります。

この質問に対して、パノス氏はすぐに笑顔で答えてくださいました。パノス氏が、現在のお仕事に、誇りと情熱を持って取り組んでいることが容易にうかがえました。

今回、パノス氏とお話をさせていただくという貴重な機会をいただきました。

私は今何が好きなのかはっきりしていませんが、自分が自信をもって「大好き！」と言える何かを見つけたいと思いました。そしてその何かに妥協せず情熱をもって取り組みたいと思います独占インタビュー後に、パノス氏と写真を撮っていただきました！