学生インタビュー

自分たちの力で地域を盛り上げたい!/空き家改修プロジェクト

 

日本の建物のどれくらいの割合が空き家かご存知ですか?

なんと7軒に1軒は空き家なんです!!

空き家が増えることで地域の活気はなくなってしまい、防犯や防災にも影響を及ぼします。

この状況に対し動き出した団体が空き家改修プロジェクトです!

 〇空き家改修プロジェクト
建築学生による地域の空き家を改修する活動を行う団体。
2014年、東伊豆町役場から空き家改修をしないかという話を受け、活動を始める。
「空き家の改修を通じて、地域を活性化したい」という目的意識のもと、住民とともに人々が集う場づくりを行っている

 

なんと、活動が評価され、株式会社賢者屋主催「学生団体総選挙」にて、出場した約400団体の中から選ばれて、震災復興・地域活性化部門の部門グランプリと総合グランプリを受賞されたそうです!!

 

 

そこで今回、代表の白石さんにお話を伺いました!

 

早速ですが、このプログラムに参加した理由を教えてください。

 

私が学部3年の際に、当時、修士1年だった先輩が団体を立ち上げようとしていました。そのとき「学年が違って新しい交流ができそう」「学校では体験できない現場での作業ができる」と思って参加してみたのがきっかけです。

 

 

 

―そうだったんですね! では、実際に活動してみての、団体の魅力は何ですか? 

 

 学校では主に「設計」「模型」「プレゼンテーション」などを行いますが、建築を図面上で設計しても現場で実際にその設計したものを作るということがないんです。でも、空き家改修プロジェクトでは施工ができます。

 

 

そして、地域で作業を行う上で、役場の方や物件の所有者の方など、普段なら絶対に関わることのない人たちと関わることができ責任も出てきます。これも学生だとあまり体験しないことですよね。難しいことですが、とても自分を成長させてくれていると思っています。

 

 

―施工と責任…学生ではなかなか体験できないことができるんですね!

 

はい。そして何より、地元の方々との出会いが大きな魅力だと感じています。私たちが改修作業を行う場所は、私たちが住んでいる場所ではなく、あまり馴染みのない地域です。そこで活動をする上で、通りがかった地元の方と話す機会や仲良くなることがあり、地域のお祭りに呼ばれることもあるんです。このプロジェクトをしていなければ出会わなかった人たちと出会えたことは私たちの中でもとても大きい魅力であり財産だと感じています。

 

 

 

―プロジェクトでは「地域の人々のコミュニティを作ることを」目的としているということですが、人々が集まりやすいように工夫していることは何ですか?  

 

ワークショップを行ったり、回覧板のようなものを作成し配布したりすることで、私たちを知っていただいています。また作業中は建物のシャッターを開け、中の作業風景を見ていただくことで声をかけていただけるよう工夫しています。

 

 

 

―やはりコミュニケーションが大事ですよね。プロジェクトを行う上で、学生ならではの強みはありますか?  

 

学生だからこそ夏休みなどの長期休みを生かして長期的な作業を行うことができます。 また地域の方も、学生ならと気軽に声をかけて、助けてくださることが多いです。

 

 

―なるほど。  

ただし、気をつけていることもあります。学生といえども、責任がつくものなので遊び半分で作業は行わないこと。またみんなで話し合い、やれるだけのことに挑戦すること。例えば、リーフレットの配布やイベントの企画を行っています。

 

 

 

―やはり、きちんと責任をもって取り組んでらっしゃるんですね。

 

 そうですね。大変だったことは多々ありますが、年度内に完成しないといけない物件の改修作業が思ったよりも進まなくて、間に合いそうにないかもしれないと感じた時は、一番大変でしたよ。  

その分、完成した物件をたくさんの人に褒められたり、利用していただいたりした時はとてもうれしいです。

 

 

―空き家の改修なのですが、どのようなものへと改修していくのですか?

 

私たちが改修し作ったものに、ダイロクキッチンがあります。

ダイロクキッチンというのは、使われなくなった消防団器具置場をリノベーションし、町内外の人が集まるシェアキッチンスタジオにしたものです。ダイロクキッチンがある東伊豆町の誇りの金目鯛や地場産野菜を活かしたプロのシェフによる料理教室や、一日カフェなど、海と山の幸に恵まれた環境で「食」をテーマに町内外のひとが関わりをもてる居場所を作ることを目的としています。

 

 

-なるほど、テーマを持った上で、コミュニティの場にしていくんですね!

 

はい。そして、町内外の人による「食」を通じた交流が生まれることで、ダイロクキッチンから地域が活性化していくことを目標にしているんです。空き家の改修を行うだけでなく、その後の運営についても主体的に関わり、空き家改修を通じて継続的なまちづくりに携わっています。

 

 

昨年完成したダイロクキッチンですが、今では管理者の方が入っており、その方がヨガ教室など様々なイベントを企画してくださっています。

 

 

―なるほど、すごいですね! 最後に、他の学生へ伝えたいメッセージをお聞かせください!  

 

私たちは建築学生であり「空き家」といったものを一つのツールとして地域活性を目指しています。空き家を改修することが一番の目的ではありません。皆さんも専門としている分野があると思います。それを一つのきっかけとしてより大きな物を動かすことができるかもしれません。自分が興味を持っていることで何かをすることはとても楽しいです。皆様がそういったことを見つける一つのきっかけに私たちがなれればと思っています。

 

 

―白石さん、ありがとうございました!

 

(編集後記)

地域活性化のため、自分たちの能力を生かして本格的に活動をなされていて驚きました。地域の過疎化の問題、空き家の問題などとても深刻なものに取り組んでいる姿を見て、私たち学生の力でも大きなことができるかもしれないと勇気づけられました。今後のご活躍、応援しています!

 

【空き家改修プロジェクト】

HP http://akiyaarchitect.wixsite.com/akiyaimprovement

Facebook  https://www.facebook.com/akiyapj

 

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nana

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