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『30秒で人の心を動かす』日本の価値をクリエイティブの力で/my Japan

まずは30秒。こちらをご覧ください。

 

 

東京の一面を切り出す30秒。この動画を見ると、自分の街のマンホールが気になりませんか?普段注目しないものでも、見せ方次第で注目して見たくなるんです!

 

この動画は、「日本の価値をクリエイティブの力で世界へ発信しよう。」そんなミッションを持ったmy Japan AwardというCMコンテストの、2015年最優秀作品です。

他にも様々、ふっと笑ってしまうようなものから、お~と感心してしまうような作品までたくさんありました。

 

my Japan Award2015年受賞作品(2015年テーマ:Local Culture〜世界がビックリする、日本のローカルな文化〜)

 

そして、このmy Japan Awardを運営しているのが、今回ご紹介する一般社団法人my Japanです。

CMの持つ力、イベント運営に対する想いを、代表の阿部瑛里花さん、副代表の黛純太さんに話していただきました。

代表の阿部さん(右)と副代表の黛さん(左)

 

 

・一般社団法人my Japan
2010年設立。映像コンテスト「my Japan Award」、映像制作キャンプ「Creative Summer Camp」を主催。 日本の魅力を再発見し世界へ発信することをミッションに活動している。
HP Facebook Twitter @my_Japan myJapan Official Youtube

 

―阿部さん、黛さんよろしくお願いします!my Japanはmy Japan awardなどCMをテーマにしたイベントを運営なさっていると聞きました。なぜCMをテーマにしているのか、教えてください。

 

阿部:my Japanは創立者の岡本俊太郎さんが、もともとCMコンテストをしていたことに設立の起源があるんです。

理念もそのときから受け継がれていて『日本の価値を動画の力で世界へ発信する』ということが一番の目的になっています。

それに、日本の価値を伝える動画を作ろうとすると、視聴者のみならず作成者もそれだけ日本の価値に触れることができますよね。作った人も見た人も日本の価値を再発見する、そうやって一人一人が日本の魅力を語れるようになろうというのも、また一つの目的なんです。

 

黛:動画というのは、非言語コミュニケーションなんですよね。あまり言語を使わずに世界へ伝えられる、そして伝えることを目的にしているのがCM、というわけです。

my Japan awardは日本を売り出すためのCMコンテスト、とも言えますね。

最優秀作品賞を受賞した作品は、すごい特典があるんですよ。外国人が集まる場所ということで、渋谷のスクランブル交差点のビジョンで放映されることになっています。

―渋谷のスクランブル交差点のビジョンで放映できるというのは、本当にすごいと思います。審査員の方々も有名な凄い方たちですよね。            

 

阿部:スクランブル交差点のビジョンは、ちょうど渋谷での東京急行電鉄さまの取り組みと、目的が一致するところがあったこともあって、東京急行電鉄さまにご協力を頂いています。

 

黛:審査員の方々は第一線で活躍されている凄い方ばかりです。このような方々からフィードバックを頂けることはあまりないでしょうね。毎回イベント後に行われるフィードバックでは、「作品について細かく言ってもらえたから、ほんとに良かった!」って声が多くあるよね。

 

阿部:うん。大半はかなり手厳しいフィードバックだけどね(笑)。           

my Japan Award 2015での授賞式の様子

 

ー今CSCというワードが出ましたが、my Japan awardとは別にもう一つイベントをしていらっしゃるんですよね?

 

阿部:はい、Creative Summer Camp略してCSCです。29歳以下のクリエイターたちが3人1組でチームを組み、地方でその魅力を映像にするというプログラムです。

CM作成に当たり2度題材となる地域を訪れるのですが、最後の3日間は現地でCM作成に打ち込みます。CMの質を高めようと、なんと審査員の方が夜中の3時まで付き合ってくださることもあるんです。

黛:参加者からは横のつながりができたという声や、現地の町が大好きになったという声が多いんですよ。

my Japanはクリエイターコミュニティーになることも目指しているので、クリエイター同士が交流、情報交換できる場になれているという点では、意義のあるプログラムにできているんじゃないかと思っています。

 

>>myJapanCSC紹介ページ

 

CSCでの映像制作の様子

ー学生にとっても、社会人の方にとっても、CM業界内につながりを作る良い機会ですよね。最後に、my Japanの運営に関わって感じたことを教えてください。

黛:実は、僕は広告業界に興味があってmyJapanに入ったんですよ。広告にはそれが存在している絶対的な理由があり、その在り方にも絶対的な理由がある。そういうのが好きなんですよね。

でも、my Japanに入って一番よかったことは、広告に関してだけじゃなくて、やっぱり自分が成長できたことですかね。入る前はある程度自分に自信を持っていたんですけど、my japanに入って早々天狗の鼻を折られました(笑)。

 

阿部:最初のころは本当に先輩からの指南の嵐だったよね(笑)。

でも、私も同じ感じで、もともとmy Japanに入った理由は挫折や失敗体験をあんまりしてないなぁ、と思ったからなんですよ。

運営は大変と聞いていたんですけど、案の定というか入ってからは挫折と失敗だらけで(笑)。でも、その乗り越え方も知ることができたので、すごく良かったなと思ってます。

 

ーありがとうございました!

 

 

~編集後記~

話をさせていただいて、おふたりが本当に楽しんで活動をしているということが感じられました。おっしゃっていたように本当に大変だと思います。でも、それ以上に楽しいからやっていけるんでしょう。

My Japanさんは流石というべきか、クリエイターを集める立場として、HPや資料、名刺にまでデザインにこだわりを持って作っていらっしゃいました。我々もそのこだわりを見習っていかなければ、と感じました。

現在my Japan Award 2016のエントリー作品を募集しているようです!クリエイターの皆さん!ぜひぜひご自身の作品を投稿してみて下さい!詳細は↓↓

阿部さん、黛さん、ありがとうございました!

 

<一般社団法人my Japan>

・HP http://my-jpn.com/about/

・Facebook https://www.facebook.com/myJapan/

・Twitter @my_Japan https://twitter.com/my_japan?lang=ja

・Ofiicial Youtube https://www.youtube.com/user/myJapanOfficial/featured

 

 

■my Japan Award 2016 30秒のCM映像絶賛募集中!
テーマ「その場所に潜む、まちの魅力」

賞金:最優秀賞50万円、優秀賞5万円
エントリー締切:10月2日(日)
作品投稿締切:10月9日(日)

詳細:http://my-jpn.com/award/about/

 

                                   2016/9/23 記:阿部大河

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