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誰のために、何をしているの?企業がCSR活動をする意味とは?【前編】/テンプホールディングス株式会社

皆さん、「CSR活動」という言葉をご存知でしょうか。

「もちろん知っているよ!」という方も、では一体誰のために、何をしているのか、といった具体的なイメージがつきますか?

CSR活動を行う企業は多くありますが、そのなかでも働く女性に対するサポートから、中国の貧しい地域の子どもたちに対する支援まで、幅広い分野でCSR活動をされているテンプホールディングスの山本さんにお話を伺ってきました!

 

目次
1ページ目:CSR活動全体と、ピンクリボンについて
2ページ目:チャレンジウーマンスカラシップ制度について

 

本当に“女性が働きやすい社会”とは?

テンプ前編

今回取材に応じてくださった山本さん

 

-なぜCSR活動を行われているのですか。

 企業は社会の一員であるという基本前提の元、私たちグループの持っているケイパビリティを活かして社会問題を解決することで少しでも社会に貢献したい、という想いで行っています。テンプホールディングスは、テンプスタッフ、インテリジェンスを中心に80社以上のグループ会社によって形成されています。CSR活動のうち、社会貢献活動と位置付けているピンクリボン、子育て支援事業はテンプスタッフが中心に、海外の就学支援活動は海外のグループ会社が中心になって行っています。また、地方創生はグループ全体で行っています。

 

-テンプスタッフさん中心のCSR活動(社会貢献活動)には、“子育て支援”や“ピンクリボンキャンペーン”といった、働く女性への支援活動が多い印象を受けます。働く女性の支援に力を入れられているのはなぜですか。

 テンプスタッフの成り立ちに理由があります。テンプスタッフ創業当時の1973年、スキルのある女性も、結婚や出産を機に仕事から退くのが当たり前でした。この状況を目の当たりにしたテンプスタッフの創業者・篠原は、働きたいと望む女性が活躍できる仕組みはないかと考え、スキルを持ったプロフェッショナルを派遣する“人材派遣”というサービスを立ち上げました。

 ここからおわかりいただけるように、人材派遣は女性との親和性が高く、テンプスタッフのブランドとのシナジーが発揮されやすい。同時に少子高齢化など社会構造の変化により労働力の減少は大きな社会的課題です。その解決策として注目されているのが女性の就業率を高めることです。これらを受け、テンプグループでは、もっと多くの女性が活躍できる環境や機会を事業・CSRの両面で行っています。もちろん、グループ内ではたくさんの男性も活躍していますので、女性のみを対象としているわけではありません。

 

-山本さんはどういった事業の担当をされているのですか。

 私はグループ広報室に所属しており、人材派遣やITアウトソーシング、保育などの社外広報、メディア対応を行っています。社会貢献活動の中ですと、ピンクリボンとスカラシップ制度を担当しています。この2つは企画から選考、運営まで、全て行っています。

 

-では、ピンクリボンとスカラシップ制度について詳しくお話を伺いたいです。まず、*ピンクリボンではどういった活動をされているのですか。

 社員や登録スタッフに対して、乳がんへの理解を深める啓蒙活動を行っています。イベントなどの大々的な活動よりも、地道な活動が多いです。例えば、ペットボトルに検診受診を促すメッセージを付け、説明会や研修に来た登録スタッフに配布し、定期的な検診受診や知識の啓蒙をしています。また、オフィスの入り口に乳がんのしこりを体験できる模型を設置し、実際に触ってもらってしこりの感覚を体感してもらう活動も行いました。さらに、グループ社内にピンクリボン募金型の自販機を設置。飲み物を買うと代金の一部が自動的に募金に繋がるようにすることで、日常生活の中で自然な形で募金につながる仕組みづくりを行いました。

 ピンクリボン、乳がん、検診など、関心があっても、募金やセミナー参加などの行動に移すのはなかなか難しいもの。日々忙しくしている中、必要に迫られているわけではないものに時間を割くのは簡単ではありません。ですので、社員のライフスタイルや業務は変えず、日々の生活の中に少しでも啓蒙を取り入れていくようにしています。

 乳がんは日本人女性の約12~13人に1人がかかる病気といわれています。模型のキャラバンに参加した社員の中には、家族や友人など近しい方に乳がん罹患者がいたケースが予想以上にあり、思っている以上に身近な問題なのだと痛感しました。また、「検診を受けてみようと思った」という声もありました。企業が活動を行う上で、社員の健康は基盤となる大事な事項。今後も様々な視点で活動を行っていきたいです。

 

*ピンクリボン

乳がん啓発活動を表す世界共通のシンボル。「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」との想いから、1980年代にアメリカで誕生した。2000年ごろから日本でも盛んになってきた取り組み。

(参考:http://www.pinkribbonfestival.jp/festival/about.html

 

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