学生インタビュー

「お客様に本当に似合う服を提案したい」ファッションと接客が大好きな若手起業家にインタビュー/オーダーメイドスーツGENE 広瀬聖夜さん

最近、ちょっとした学生起業ブーム。

起業する学生は、どんな想いで起業しているのでしょうか。

今回は、ガクセイ基地が思う“すごい大学生”企画の第5弾として、オーダーメイドスーツ事業で学生起業された広瀬さんにお話を伺ってきました。

「ファッションで何かやりたい!」という気持ちから、どのようにして3ヶ月で90着のオーダースーツが売れるようになったのでしょうか。

 

広瀬聖夜さん
現在大学4年生。去年の6月に、紹介制のオーダーメイドスーツ事業で起業。
生地、ボタン、裏地選びから、採寸、納品まですべてひとりで行う。生地だけでも3000種類ほどあり、その中からお客様の要望に合ったものを提案。
生地のカタログが入ったキャリーケースを持ち歩きながら、日々お客様のために全国各地を飛び回っている。

 

お客様に本当に似合うものを提案したい。

広瀬さん

今回取材に応じてくださった広瀬さん

 

-なぜオーダーメイドスーツで起業しようと思われたのですか。

 最初のきっかけは、店舗のアパレルショップでアルバイトをしていた時の違和感でした。お客様に洋服を提案するなかで、店舗が売りたい服と、僕が提案したい服が違うことがありました。店舗は高い服か、売れ残っている服を売りたいと考えていましたが、僕はお客様に本当に似合う服を提案したかったんです。だから、このギャップを埋めるために起業しました。また、店舗は話す時間が短いので、お客様と密な関係になれないことも、もどかしかったです。だから、現在は紹介制という形をとって、お客様と密なコミュニケーションをとるようにしています。

 

-数あるファッションの中でも、スーツで起業された理由を教えてください。

 大切な時に着るからですね。私服ももちろん大切だと思いますが、就活、成人式、結婚式、お葬式、営業といった人生の中でも大切な瞬間に携わりたかったです。元々カジュアルなジャケットも好きですが、事業をやるならスーツだと思いました。一昨年の12月からスーツに携わって、ちょうど1年弱くらい経ったので、まだまだスーツ歴は短いですね。

 

-実際に起業するとなって、起業の仕方などはどのようにして知りましたか。

 起業の仕方はあまり学んでいないです。とりあえず開業届を出してから、具体的な方針や方法を決めていきました。実は、起業する前にオーダーメイドスーツの事業をされている先輩のアシスタントをしていたので、集客の仕方、記事の発注の仕方といった、大体の仕事の流れはわかっていました。税金面に関してだけは、独学で学んでいきました。

 

-なるほど。どういった経緯でアシスタントをされていたのですか。

 イベントや交流会で「何かファッション系でやりたい!」と言っていたら、紹介してくださる方が結構いらっしゃったんです。そうやっていろんな方からの紹介を繰り返していたら、その先輩に辿り着きました。その先輩のもとで、2014年の12月から2015年の3月まで、5か月間くらいアシスタントをしていました。その後、2015年の6月に起業しました。

自分で事業をやっている人はその人自身に魅力がないといけないです。その先輩の場合は、お客様をすごく大切にされていました。だから、僕も起業するにあたってお客様を大切にすることを最優先に考えていました。

広瀬さん2 

 

-すごい行動力ですね。起業は大変なことがたくさんあると思いますが、起業してから今までで特に大変だったことは何ですか。

最初は集客が大変でした。起業した2015年の6月から8月くらいまでは本当にお客様が少なくて、このままやっていけるか不安でした。

ところが、9月から一気にお客様が増え出したんです。特に、10~12月は成人式ラッシュで忙しかったです。6~8月は30着くらいだったのに、10~12月は90着くらい売れました。おそらく、7月に新聞に取り上げていただく機会もあり、情報発信することが増えたのも理由のひとつだと思います。

ところが、今度はお客様が増えるにつれて、また違う不安が生まれてきました。きちんと納期に間に合うかという不安です。一度、お客様が注文してくださったスーツが納期に届かなかったことがありました。原因は悪天候による便の遅れでしたが、お客様にしてはそんなことは関係ありませんよね。そういった場合も考慮して、必ず間に合う日に期限を設定するべきだったと反省しました。だから、今もスケジュール管理には細心の注意を払っています。

この時は、謝罪はもちろんのこと、お詫びに他のサービスを無料でつけるという対応を行いました。この経験から、失敗した後の対応の大切さを学びました。だから、今でもやむを得ず失敗してしまった際には、失敗したことを当たり前にするのではなく、本当に真摯に向き合って対応するようにしています。例えば、問い合わせの電話が入ったが、他の用事で対応できなかった場合にも、すぐに折り返すようにしています。そういったひとつひとつの対応が、信頼関係の構築にも繋がっているので。ただでさえ失敗しているので、そこからプラスに繋げるにはまず真摯に対応することが第一歩だと思っています。

 

次のページ→お客様と一緒に高め合っていける環境づくりを。

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gakuseikichi

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