人材・教育 企業研究

現役慶應生が運営する家庭教師サービスとは?/早慶生限定の家庭教師.com

ビジネス、趣味、勉強…どんなことでも、何かひとつのことを突き詰めている大学生を紹介、応援する“すごい大学生”企画をスタートします。

第一弾は起業家編です。 大学2年にして早慶生限定の家庭教師サービスを立ち上げた、慶應義塾大学理工学部の濵田さんにお話を伺いました。

家庭教師のアルバイトを探し中の人、今のアルバイトに不満を持っている人、将来教育に携わりたい人、頑張っている同世代がどんな考えを持っているのかを知りたい人は必見です!

 

目次
1.サービスの概要、立ち上げたきっかけ(対談:小笠原×濵田さん)
2. 大学生が考える”優秀な先生“とは?(対談:鈴木×濵田さん)

 

きっかけは塾講での違和感 DSC01419

今回取材に応じてくださった濵田さん

 

-小笠原

そもそも、なぜこのサービスを立ち上げようと思われたのですか?

-濵田さん

 最初のきっかけは塾でのアルバイト経験です。僕自身、大学1年の時から大手の塾2つで講師のアルバイトをしていました。しかしその中で、既存の塾の体制にいくつか問題を感じました。

 まず、研修に違和感を覚えました。研修ではホスピタリティ教育ばかりをされ、肝心な教え方を全然教えてもらえませんでした。だから、最初はどうやって教えたらいいか全くわからず困りました。また、慣れてきて多くの生徒さんを担当するようになってからは、引き継ぎに戸惑いました。一回きりの担当の生徒さんも多く、最初は生徒さんの性格もよくわからないため、生徒さんのことを知るために授業時間が使われてしまいます。せっかくの貴重な90分1コマの数分が無駄になってしまっていて、効率が悪いなと思いました。

 そんな時に、映画『ビリギャル』を見たんです。ビリギャルに出てくる先生は、ちゃんと一人一人の生徒に向き合っていました。これが本当の教育のあり方だと思いました。でも、既存の塾は一人一人に向き合う時間がないのが現実。だから、一人一人の生徒にきちんと向き合える家庭教師を増やしたいと思ったんです。

 また、アメリカでは塾よりも家庭教師の方が圧倒的に多いということを知ったのも理由のひとつです。確かに、アメリカは日本よりも治安が悪く、通塾しにくいといった事情もあると思いますが、それを踏まえても日本には家庭教師が少なすぎると感じました。

 

-小笠原

 なるほど、でも大学2年のこの時期から自分でサービスを立ち上げる方はかなり珍しいですよね。抵抗はなかったのですか?

-濵田さん

 あまりなかったですね。サイト自体は作るのにそんなに時間はかかりませんでしたし。

 おそらく、1年の冬から参加していたインターンの影響も大きいと思います。インターン先の先輩に早稲田出身で学生時代にサービスを立ち上げた方がいらっしゃって、お昼の時にいつも「お前も学生のうちにサービスを立ち上げろ」と言われていたので。ある意味洗脳ですよね。(笑)だから抵抗はなかったですね。

 

-小笠原

 バイト先での様々な違和感と、インターン先での先輩の後押しが原動力となったのですね。でもなぜまた「早慶生限定」の家庭教師サービスにされたのですか?

-濵田さん

 早慶生だと、ハロー効果*によって、生徒さんも保護者の方も安心するのではないかと考えたからです。また、塾で教えていて、生徒さんが「この先生の大学に行きたい!」といったようにひとつの目標、目安にしやすいのも早慶だと思ったからです。そして、サービスを立ち上げるにあたって、話題になりやすいとも考えました。

 ただ、教え方自体は早慶の先生も他大学の先生もあまり変わらないと思っているので、サービスが普及してきたら他大の方もどんどん巻き込んでいきます。現在もサービスを立ち上げてから1か月ほどですが、1日1人くらいのペースで先生が登録してくださっています。

ハロー効果*:あるひとつの目立つ特徴が他の側面に対する評価にも影響を与えること

 

給料は下げなくても、家庭教師の価格は下げられる!?

 

-小笠原

 それでは、サービスを立ち上げるにあたって一番大切にしているのは「早慶生限定」ではないということでしょうか?

-濵田さん

 そうですね、むしろ価格設定を最重要視しています。既存の家庭教師派遣サービスは、中間マージン(仲介業者が取る利益のこと)をとっています。また、その塾のテキストを買わなければいけない場合も多いです。その結果、塾とあまり変わらない高額な価格設定となってしまっています。この中間マージン分を、きちんと講師の方にお給料として提供したいので、個人契約の家庭教師サービスを展開しています。

 個人契約の場合、最初の登録料として500円だけはいただいていますが、その後の手数料は一切いただいておりません。登録後、講師のプロフィール一覧をご覧いただけるので、そこから先生を選んでいただき、面談をし、ご家庭と先生の間で直接価格設定をしてもらいます。既存の塾では、1コマとるだけで年間25万円ほどかかりますが、弊社のサービスでは1コマの金額を2000~3000円にした場合、年間12~13万円程度で済みます。だから、講師の方にとっても、ご家庭にとっても利益が出る、win-winの関係になっています。

 

-小笠原

 他に家庭教師であることのメリットは何だとお考えですか?

-濵田さん

 まず、塾では固定シフト制になっており、授業の振り替えもシステムが複雑という問題があります。だから、生徒さんの予定に柔軟に対応できないという問題があります。一方、家庭教師なら生徒さんの予定に柔軟に対応できますし、授業時間の延長もしやすいです。塾で教えていた時も、よくテスト前にコマを振り替えてほしいと言われたので。

 また、講師のやる気にも違いが出てくると思います。塾だと、担当教科の成績さえ伸びればよいと考えてしまう先生が多いです。一方、家庭教師は家庭との距離が近い分、家庭や生徒さんの意思をくみ取りやすくなります。そのため、生徒さんを合格させることが最終目標となる場合が多いです。だから、担当科目だけでなく、総合的な成績の向上を意識するようになると考えています。

 

次のページ→大学生が考える“優秀な先生”とは?

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